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日立総合病院

お知らせ

2022年4月より、茨城県地域周産期母子医療センターが完全再開されました。これに伴い、通常の妊娠、分娩に加えて、ハイリスク妊娠、ハイリスク分娩に対応することが可能になりました。

受け入れ基準
 在胎週数が34週以上で、出生児体重1800グラム以上。

 ※受け入れ基準に合致しない場合は、総合周産期母子医療センター(水戸済生会総合病院または県立こども病院)をご紹介します。

  1. 診療日 :原則、毎週 月曜日から金曜日まで
  2. 診察の申込み: 完全予約制にて受付いたします。当院予約センター宛に電話にてお申し込みください。
    【直通電話番号】0294-23-8341
    【予約センター受付時間】9:00~15:00(月曜日~金曜日)
    ※なお、他の産婦人科医療機関を受診中の方は、診察日当日に必ず紹介状(診療情報提供書)をご持参ください。
  3. 2018年4月より婦人科疾患に対してロボット支援腹腔鏡手術(ダビンチ手術)が保険適応になりました。当科でも今後、子宮筋腫、子宮体癌などで積極的に導入してまいります。

ロボット手術の詳細についてはこちら


妊婦健康診査について
妊婦健診を受診される方は、受診前に必ず自宅で体温を測定し、37℃以上の発熱がある場合には受診せず、電話でご相談ください。また、37.5℃以上の発熱が2日以上続く方、発熱がない場合でも咳、痰など風邪症状がある場合、新型コロナウイルスに感染したかご心配な方は直接受診せず、電話でご相談ください。

当院での妊婦健診の仕方について
外来受診時、ご家族の同席については、ご遠慮していただいておりしたが、同席される方の体調に問題なく、少人数であれば、中待合室までの入室も大丈夫です。

里帰り分娩に関して
このたび、新型コロナウイルス感染症が5類に移行するに伴い、里帰り分娩に関して見直しをしました。里帰りを希望される場合は、特別な理由がない限り、妊娠30週から妊娠32週を目標に予約をとり受診をしてください。
新型コロナウイルス感染症が5類に変わったとしても、まだまだ予断を許しません。受診前の体調管理には十分気をつけて、何か変化がありましたら事前にご連絡ください。

科の特徴

<産科領域>

  • 県北地域唯一の地域周産期母子医療センターとして、正常妊娠・分娩以外のハイリスク妊娠・分娩にも対応しています。
  • 産科外来においては、医師と助産師による妊婦健康診査や産褥健康診査および保健指導を行っています。母児の安全のため小児科・内科など他の診療科やコメディカルなどの関連部署とも連携して対応しています。
  • お産の退院時には、新生児は必ず小児科の診療を受けています。
  • WHO/UNICEFの母乳育児支援ガイドに基づき、母児をサポートしています。
  • 母乳育児支援外来を開設し、母乳育児や乳房トラブルに関して退院後も継続的に支援しています。
  • 母児のサポートに関して詳しくは下記「お産をご希望する方へ」をご覧ください。
  • 母児の安全のため、総合周産期センターやこども病院などへの紹介・転院・搬送をお願いする場合があります。

【分娩の方針】

  • 可能な限り自然分娩を推奨しています。
  • 医学的必要性がある場合には計画分娩、陣痛促進、帝王切開など医療介入を行います。
  • 双胎妊娠、骨盤位妊娠の場合、また既往帝王切開、子宮筋腫核出術など子宮手術の既往がある方は、原則として帝王切開による分娩となります。

【出生前診断外来について】
出生前診断をご希望の方は、妊婦健診時に担当医にお伝えください。
出生前診断外来でカウンセリングの上、ご希望の方に出生前診断の検査を行います。

  • カウンセリング予約:月曜日の午後、火曜日の午後のみ
  • カウンセリング費用:5,000円

どなたでも受けることができます。
可能な限りパートナーの方とご一緒に受診してください。

○当院で可能な出生前診断検査と費用

  • クアトロ検査(妊娠15~17週)20,000円
  • NIPT(妊娠10週以降)132,000円
  • 羊水染色体検査(妊娠15週以降)96,000円

【里帰り分娩について】
妊娠30週から妊娠32週を目標に予約センターに電話を入れてください。受診の際は、現在受診されている医療施設からの紹介状を持参してください。また、当院と契約している市町村の補助券をお持ちの方は持参ください。前医の検査データーがある場合、当院で初期検査を改めて行うことはしませんが、不足がある場合には追加検査をする可能性があります。



<婦人科領域>

  • 県北地域唯一のがん診療連携拠点病院の婦人科として、婦人科悪性腫瘍の診断、治療を積極的に行っています。
  • 当院では侵襲が少ない腹腔鏡を積極的に導入しており、卵巣腫瘍、子宮筋腫ではできるだけ腹腔鏡手術を行っています。
  • 子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫は、症例によっては子宮鏡下で病巣を切除しています。
  • 子宮脱はリングが無効な場合には膣側より子宮全摘術を行っています。
  • 更年期障害はホルモン補充療法、漢方治療など行っています。

お産をご希望する方へ

お産をご希望する方へ

機器・設備

機器・設備

診療実績

主な診療実績は以下の通りです。

  2019年 2020年 2021年 2022年
周産期
総分娩数
290
317
524
563
経膣分娩
235
264
402
434
帝王切開数
55
53
122
129
多胎妊娠
2
3
2
3
流産手術
18
23
30
27
頸管縫縮術
4
2
5
2
異所性妊娠手術(腹腔鏡)
3(3)
7(7)
5(5)
7(7)
婦人科
子宮内膜全面掻爬
15
22
13
22
円錐切除術(レーザー蒸散含む)
18
18
31
31
子宮鏡下手術
12
14
11
16
子宮全摘術(腹腔鏡・ロボット)
49(14)
56(20)
67(24)
77(39)
子宮筋腫核出術(腹腔鏡)
11(10)
8(4)
4(1)
10(3)
卵巣腫瘍摘出術(腹腔鏡)
33(23)
46(33)
60(45)
40(36)
子宮悪性腫瘍手術(ロボット)
20(12)
28(13)
23(10)
38(14)
卵巣悪性腫瘍手術
26
22
25
31

救急診療体制

  • 産婦人科医師、助産師、麻酔科医や小児科医と連携し、24時間常時、緊急帝王切開などに対応しています。
  • 母体、新生児の搬送時の対応手順が整備されており、迅速な対応をしております。

スタッフ紹介

高野 克己 (主任医長)
1995年筑波大学医学専門学群卒。
日本産科婦人科学会指導医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍指導医、日本臨床細胞学会細胞診専門医。

漆川 邦 (主任医長)
1998年筑波大学医学専門学群卒。
日本産科婦人科学会指導医、母体保護法指定医、日本周産期専門医。

渡邉 久美子 (医長)
2014年信州大学医学部医学科卒。
日本産科婦人科学会専門医。

渡邊 明恵 (医長)
2016年群馬大学医学部医学科卒。
日本産科婦人科学会専門医。

江幡 莉都 (医長)
2016年杏林大学医学部医学科卒。
日本産科婦人科学会専門医。

本間 悠(医員)
2012年東京慈恵会医科大学医学部卒。
日本産科婦人科学会専門医。

田村 大樹 (医員)
2018年秋田大学医学部医学科卒。

水野 優花 (医員)
2020年筑波大学医学群卒。

所 理彩 (医員)
2020年宮崎大学医学部卒。

所 恭子(非常勤)
日本産科婦人科学会専門医。