呼吸器外科

外来診療日程

• 休診のご案内を「お知らせ」に掲載しています

• 担当医別診療日程

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主とする対応疾患

• 肺腫瘍（肺がん、良性肺腫瘍、転移性肺腫瘍など）
• 縦隔腫瘍（胸腺腫、奇形腫、胸腺・心膜嚢胞、縦隔内甲状腺腫など）
• 胸膜腫瘍（悪性胸膜中皮腫、孤立性線維性腫瘍など）
• その他の胸部腫瘍（気管・気管支腫瘍、胸壁腫瘍など）
• 気胸（原発性・続発性自然気胸、その他の気胸）
• 内科的治療抵抗性の胸部感染症（肺膿瘍、肺真菌症、胸膜炎・膿胸など）
• その他の胸部手術を要する疾患・病態（喀血、胸部外傷、肺分画症など）

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科の特徴

• 当科は呼吸器外科専門医合同委員会の専門研修施設の認定を受けており、高度で専門的な呼吸器外科診療を提供してまいります。
• また当院は茨城県地域がんセンターおよび地域がん診療連携拠点病院の指定を受けております。肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍においては、呼吸器内科・放射線診断科・放射線治療科と連携・協同して患者さんの意向を踏まえた最適な治療を提供できるよう取り組んでいます。
• 胸部X線・低線量CT検診などによって発見された早期肺癌（あるいは疑い）の患者さんには体に負担の少ない低侵襲手術（胸腔鏡下手術や、切除範囲を小さくした縮小手術）を行っています。さらに2019年7月からダヴィンチXiによるロボット手術を保険診療として導入しております。
• 局所進行肺癌に対しては、術前あるいは術後に抗がん剤、放射線治療を組み合わせた集学的治療を積極的に取り入れております。

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診療実績

	2015	2016	2017	2018	2019	2020	2021	2022
原発性 肺悪性腫瘍	71 (19)	92 (23)	93 (30)	118 (38)	104 (39)	99 (36)	99 (58)	76 (63)
転移性 肺腫瘍	10 (3)	11 (5)	19 (6)	7 (5)	9 (2)	6 (3)	11 (6)	16 (12)
縦隔腫瘍	5 (0)	9 (3)	11 (5)	8 (4)	14 (4)	12 (1)	10 (5)	8 (6)
気胸	32 (31)	24 (23)	27 (26)	33 (31)	34 (33)	26 (22)	35 (33)	23 (22)
その他	37 (20)	26 (14)	27 (13)	31 (17)	25 (15)	32 (16)	19 (16)	12 (9)
計	155 (73)	162 (68)	177 (80)	197 (95)	186 (93)	175 (78)	174 (118)	142 (118)

*(　)内は胸腔鏡下手術数

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外来および救急診療体制

• 外来日は火曜日と木曜日です。予約票をお持ちでない方は、紹介状をお持ちください。
• 月曜日・水曜日・金曜日は手術日となっています。術後や治療中の患者さんで体調の変化などあり受診を希望される場合にはお電話でご連絡ください。救急総合診療科など他の診療科で診療いただくこともあります。
• その他緊急の体調、夜間・休日は当直医あるいは救急救命センターで初期診療が行われます。必要であれば当科オンコール医師に連絡が入る体制になっています。

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臨床研究および登録事業

呼吸器外科診療における質と安全性を向上することを目的に臨床研究や登録事業に取り組んでいます。
臨床研究には当科が主体となり施行するものと共同研究に参加しているものがあり、すべて院内の倫理委員会承認を得て実施しています。

• NCD登録事業について

• 呼吸器外科QOL調査研究についての重要なお知らせ（PDF形式、492kバイト）

• 呼吸器外科手術における患者申請健康関連QOL評価（PDF形式、287kバイト）
• 肺癌手術における患者申請健康関連QOL評価（PDF形式、131kバイト）
• 全国肺癌登録合同委員会：全国肺癌登録調査：2010年肺癌症例に対する登録研究（PDF形式、282kバイト）
• 間質性肺炎合併肺癌切除患者における術後急性増悪予測リスクスコアバリデーションスタディ－多施設共同非介入前向き研究－（PDF形式、157kバイト）
• EGFR-TKI投与後のT790M遺伝子発現状況の茨城県内多施設調査研究（PDF形式、141kバイト）
• 第9次全国肺癌登録事業：悪性胸膜中皮腫の前方視的データベース研究（PDF形式、198kバイト）
• 第8次全国肺癌登録事業：胸腺上皮性腫瘍の前方視的データベース研究（PDF形式、182kバイト）
• EGFR uncommon mutationを有する非小細胞肺癌診療に関する茨城県内多施設調査研究（PDF形式、166kバイト）
• ALK融合遺伝子変異陽性肺癌診療に関する茨城県内多施設調査研究（PDF形式、179kバイト）

• 原発性肺悪性腫瘍手術における予防的抗菌薬投与法が術後抗生物質再投与率に及ぼす影響の検討（単施設後方視研究）（PDF形式、140kバイト）
• 原発性自然気胸術後の再発および体調に関する調査（単施設横断調査研究）（PDF形式、135kバイト）
• 「肺癌手術における患者申請健康関連QOL評価」(UMIN000017594) に参加された方へ（PDF形式、113kバイト）
• アファチニブを第一選択薬としその後オシメルチニブ投与例、及びオシメルチニブを第一選択薬とした症例の予後に関する茨城県内多施設共同調査研究（PDF形式、156kバイト）
• 原発性肺悪性腫瘍手術における予防的スルバクタム/アンピシリン術前術中投与法の有効性に関する検討（単施設後方視研究）（PDF形式、135kバイト）
• 2021年に外科治療を施行された肺癌症例のデータベース研究 : 肺癌登録合同委員会 第11次事業（PDF形式、192kバイト）
• 肺癌手術患者のサルコペニアが患者報告アウトカムスコアや腫瘍学的アウトカムに及ぼす影響に関する検討（PDF形式、122kバイト）
• 肺癌術後肺瘻の発生状況調査とフィブリノゲン製剤胸腔内注入療法の効果と安全性についての単施設後方視研究（PDF形式、131kバイト）

• 本邦における肺切除後脳梗塞に関する周術期、手術因子の解析（多施設共同研究）
• 高齢者肺癌に対する外科治療の安全性と有効性を評価するための多施設共同前向き調査研究(観察研究)
• 胸膜中皮腫患者のQuality　of　Lifeに関する調査(調査協力)

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スタッフ紹介

鈴木　久史（主任医長）
1996年筑波大学医学専門学群卒。筑波大学附属病院、日立製作所日立総合病院、筑波記念病院、桐生厚生総合病院、ブリティッシュコロンビア大学(研究員)、JAとりで総合医療センター、茨城県立中央病院を経て2021年11月より当院勤務。
日本外科学会指導医、呼吸器外科専門医合同委員会・呼吸器外科専門医、日本呼吸器内視鏡学会・気管支鏡指導医、日本呼吸器学会指導医。

川端　俊太郎（主任医長）
2008年防衛医科大学医学科卒。筑波大学附属病院、茨城県立中央病院、土浦協同病院を経て2019年4月より当院勤務。
日本外科学会外科専門医、呼吸器外科専門合同委員会・呼吸器外科専門医、日本呼吸器内視鏡学会・気管支鏡専門医、日本呼吸器学会専門医、日本がん治療認定医機構認定医。

河村　知幸　（医員）
2013年筑波大学医学群卒。筑波大学附属病院を経て2023年4月より当院勤務。 日本外科学会外科専門医、呼吸器外科専門合同委員会・呼吸器外科専門医、日本呼吸器内視鏡学会・気管支鏡専門医、日本がん治療認定医機構認定医。

皆木　健治（医員）
2019年筑波大学医学群卒。筑波大学附属病院を経て2024年4月より当院勤務。

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