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日立総合病院

主とする対応疾患

  • 脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など)
  • 脳外傷(硬膜外血腫、硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫など)
  • 脳腫瘍(原発性良性・悪性脳腫瘍、転移性脳腫瘍)
  • 小児脳疾患(先天性疾患など)
  • 機能的疾患(顔面けいれん、三叉神経痛、てんかん、筋痙縮など)
  • 水頭症
  • 無症候性疾患(未破裂脳動脈瘤、頭蓋内・頚部血管狭窄や閉塞、良性脳腫瘍など)

などの脳・神経疾患全般

科の特徴

県北唯一の救命救急センターを併設する日立総合病院の脳神経外科は、脳血管障害や脳外傷などの神経救急医療において重要な役割を果たしています。
超急性期脳梗塞では、tPA静注や血栓回収治療を積極的に行っています。くも膜下出血には開頭手術とカテーテル治療の両方に対応しています。脳卒中では高血圧や糖尿病などの合併症を持つことが多く、集中治療室で各専門診療科と連携した治療とともに、超早期からのリハビリや栄養管理も行います。
地域がん診療拠点病院として、転移性脳腫瘍や原発性脳腫瘍の治療も数多く手がけています。高度な医療機器を用いて、安全で的確な手術を行っています。未破裂脳動脈瘤や良性脳腫瘍については、ガイドラインと患者さんのご意向に基づいて方針を検討します。
筑波大学の専門医師による小児脳神経外来やてんかん外来も開設しています。地域の皆様に最善の診療を提供し、健康寿命の延伸をめざしています。

診療実績

診療実績
診療実績
  2020 2021 2022 2023 2024
総手術件数 221 164 177 201 251
  腫瘍 11 9 13 20 20
  脳腫瘍摘出 11 7 12 18 20
その他 0 2 1 2 0
血管障害 65 51 39 39 48
  動脈瘤 19 18 18 20 10
動静脈奇形 0 0 0 0 2
脳内出血(開頭) 10 9 7 7 13
頚動脈内膜剥離 7 3 8 7 5
バイパス 2 10 3 4 4
その他 27 10 2 1 14
外傷 60 42 57 60 54
  急性硬膜外血腫 0 1 3 0 6
急性硬膜下血腫 7 5 4 3 3
慢性硬膜下血腫 48 36 49 56 41
その他 5 1 1 1 4
水頭症(シャント術) 14 6 14 13 15
血管内手術 57 45 32 50 87
  血栓回収 39 29 18 20 44
動脈瘤、動静脈奇形 13 8 9 17 19
血管狭窄 4 6 4 8 17
その他 1 2 1 5 7
その他 14 11 22 19 27
*
バイパス併用動脈瘤手術などの複数術式手術は主たる術式で計上
*
胃ろう造設は含まない

登録事業および臨床研究

一般社団法人日本脳神経外科学会による症例登録事業に参加しています。入院患者さん全員が対象で、個人が特定できない形式で登録されます。希望されない場合は当科スタッフに連絡をお願いします。
倫理審査委員会の承認のもと臨床研究を行い、個人が特定できない形式で学会・論文で公表します。実施中の研究課題は当院ホームページに掲載しており、詳細はスタッフにお尋ねください。
保険承認に向けた新規薬剤や治療方法の臨床試験も実施しており、対象となりうる患者さんには詳細を説明し、協力をお願いすることがあります。参加されなくても通常の保険診療が行われ、不利益はありません。

スタッフ紹介

小松 洋治(こまつ ようじ) (主任医長)
博士(医学)。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本脳卒中の外科学会技術指導医、日本脳神経外傷学会指導医、日本脳ドック学会認定医。

山崎 友郷(やまざき ともさと) (筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センター 教授 兼 主任医長)
博士(医学)。日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本脳卒中の外科学会技術指導医。

関根 智和(せきね ともかず) (主任医長)
日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳神経血管内治療学会専門医、日本脳卒中学会専門医。

金光 晴香(かなみつ はるか) (医員)


品川 司磨(しながわ かずま) (医員)