工場内にLED照明を約3,000本も導入。さらに排水を再利用して環境負荷を減らしています。
2011年に設立された日立电梯 (成都) 有限公司は、エレベーターの製造および据付、物流配送、部品供給、人財育成などを担う中国西部における拠点工場です。当工場が取り組んでいる環境活動は、大きく分けて「エネルギー利用効率の改善」と「製造工程で使う水の再利用」があります。まず、生産現場はもちろん、事務所、食堂、構内道路のすべてにLED照明を導入しており、その数は合計で約3,000本にも及びます。また、空調はエアコン管理システムを通じて効率的な運転を行い、工場全体の省エネにつなげています。さらに、塗装工程で発生する生産排水と生活排水は、物理化学処理やバイオ処理を施し、フィルターと活性炭でろ過、消毒したうえで工場内の緑地への散水や道路清掃の洗浄水として再利用しています。