日立の工場やオフィスでは、環境に配慮した取り組みを展開しています。
そうした活動を評価し、目標を達成した事業所を日立では「エコファクトリー&オフィスセレクト」と認定しています。
ここでは、日立の工場やオフィスで行われる取り組みをご紹介します。
温室効果ガスを削減し、気候変動の緩和に貢献するために、エネルギーの利用量を減らす取り組みをしています。
日立は、生産設備の高効率機器への更新を計画的に進めています。さらに、エネルギーマネジメントシステムでエネルギーの使用量を「見える化」。エネルギー使用の無駄を発見し削減するなど、課題の抽出、対策に活用しています。
代表的な事業所: 日立コンピュータプロダクツ (アメリカ)
太陽光などの再生可能エネルギーを活用し発電した電力を、照明や空調などに使用している事業所もあります。2018年度は、日立全体で、7,067MWh/年の再生可能エネルギーを自家発電で使用しました。
代表的な事業所:日立製作所 サービス&プラットフォームビジネスユニット 制御プラットフォーム統括本部 大みか事業所
工場でも、オフィスでも、省エネルギー効果が高いLED照明の導入を進めています。日々使うものだからこそ、エネルギー使用量を抑えることができます。
工場から排出するものを少なくすることで、地球環境への影響を減らします。
資源を無駄なく使うことで、廃棄物を少なく抑える。そして適正に処理して、分別できるものは分別し、再利用する。資源の有効利用に努めています。
かけがえのない資源、水。モノづくりで使う水をより少なくする取り組みを進めています。
特に水問題が深刻な海外における生産量が増加している中で、
できる限り水の使用量を少なくするように取り組んでいます。
製造プロセスの中で再生水を利用するようにしたり、工場内での節水活動を行っています。
代表的な事業所:日立電梯 (成都) 有限公司
工場で使われる塗料や洗浄剤などに含まれる揮発性有機化合物 (VOC: Volatile Organic Compounds)は、大気中に放出されると光化学スモッグを引き起こすとされています。日立はVOC含有材料の代替化や作業工程の見直しなどにより、VOCの排出削減を進めています。
自然光を取り入れた明るい空間をつくる。高効率な空調機を設置する。緑化を進めるなど、省エネルギーを意識したオフィスづくりも進んでいます。