水総合サービスプロバイダーとして、IoTを活用した水道事業の最適化・高効率化ソリューションを提供しています。
2050年に深刻な水不足に直面する人口は世界人口の40%以上*1といわれています。世界的な水需要の高まりに対して、日立は豊富な経験と実績を基に積極的な技術開発に取り組み、地球規模での水環境改善に貢献していきます。
日立は、高効率ポンプやインバータなどの設備・機器のみならず、ポンプによる加圧 (吐出圧) を適切に制御するなど消費エネルギーの全体最適化に寄与する配水コントロールシステムを開発し、提供しています。
日立は、水総合サービスプロバイダーとして、上下水道システム、海水淡水化プラントをはじめ、IoTを活用した水道事業の最適化・高効率化ソリューションを提供。ますます高まる顧客ニーズ、課題をグローバルに捉え、積極的な技術開発に取り組むことで、地球規模での水環境改善に貢献していきます。
下水処理水を海水淡水化の希釈水に使用して海水の塩分濃度を下げ、脱塩工程に必要なポンプ圧力を下げるなどして、約40%*2の省エネルギーを達成しています。
下水処理を行う生物反応タンクへの送風機の風量をリアルタイムに予測・制御することで、送風機の風量約38%、消費電力量約27%を低減します。
水道事業での電力使用量の8〜9割を占める送配水ポンプの吐出圧力適正運転により、消費電力量約4%を低減します。