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日立総合病院

主とする対応疾患

成人心臓血管外科一般

  • 虚血性心疾患(冠動脈バイパス術など)
  • 心臓弁膜症(人工弁置換術、弁形成術、経カテーテル的大動脈弁置換術など)
  • 胸部・腹部大動脈疾患(大動脈解離、大動脈瘤手術、ステントグラフト内挿術など)
  • 末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症手術、下肢静脈瘤手術など)
  • 不整脈〔心房細動〕(胸腔鏡下左心耳閉鎖術)

科の特徴

心臓血管外科専門医認定機構基幹施設
日本ステントグラフト実施基準管理委員会 胸部ステントグラフト実施施設
日本ステントグラフト実施基準管理委員会 腹部ステントグラフト実施施設
下肢静脈瘤に対する血管内治療実施基準による実施施設
日本外科学会外科専門医制度修練施設

1992年の開設以来、30年以上にわたって冠動脈疾患・心臓弁膜症・大動脈疾患・末梢血管疾患など成人心臓血管疾患の患者さんを診療しています。開腹や開胸を伴うものの長期実績のある従来型の根治手術に加えて、近年は高齢者やハイリスク例を対象にカテーテルや小切開による低侵襲手術も行っています。
2025年3月から心臓血管低侵襲治療センターを開設して、様々な低侵襲手術(経カテーテル的大動脈弁置換術、ステントグラフト内挿術、小開胸弁置換術、胸腔鏡下左心耳閉鎖術、経カテーテル的血管形成術、下肢静脈瘤血管内塞栓術)の普及を図っています。

診療実績

(1)外来
水曜日の午後と金曜の午前・午後です。患者数は1日平均約12名です。

(2)入院
2024年の当科入院患者さんは409例(手術370例、非手術39例)でした。平均在院日数は19.6日で、手術症例の術後在院日数は15.5日でした。

最近3年間(2022~2024年)の手術総数は1001例で、このうち心臓・胸部大動脈手術は487例でした。主な手術として、冠動脈バイパス術などの虚血性心疾患手術83例、弁膜症手術108例、経カテーテル的大動脈弁置換術137例、胸部大動脈手術76例、腹部大動脈瘤手術54例、胸部・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト169例など、最近3年間の急性大動脈解離入院症例のうち緊急あるいは準緊急的な手術の対象となった35例の救命率は83%でした。

地域医療連携

外来診療日が水曜の午後と金曜の午前・午後のみですので、ご紹介いただく場合には(急患は除く)、外来診察曜日と時間帯をご確認いただいての受診をお願いいたします。

スタッフ紹介

渡辺 泰徳(わたなべ やすのり) (院長)
心臓血管外科専門医認定機構修練指導者、日本外科学会指導医、医療安全管理者、インフェクションコントロールドクター(ICD)。

松﨑 寛二(まつざき かんじ) (主任医長 兼 筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センター 准教授)
心臓血管外科専門医認定機構修練指導者、日本外科学会指導医、胸部ステントグラフト指導医、腹部ステントグラフト指導医、浅大腿動脈ステントグラフト実施医、下肢静脈瘤焼灼術実施医。

佐藤 真剛(さとう まさたか) (主任医長)
心臓血管外科専門医認定機構修練指導者、日本外科学会専門医、胸部ステントグラフト指導医、腹部ステントグラフト指導医、浅大腿動脈ステントグラフト実施医、経カテーテル的大動脈弁置換術実施医、下肢静脈瘤焼灼術指導医。

今井 章人(いまい あきと) (主任医長)
心臓血管外科専門医認定機構修練指導者、日本外科学会専門医、胸部ステントグラフト指導医、腹部ステントグラフト指導医、浅大腿動脈ステントグラフト実施医。

安岡 健太(やすおか けんた) (医員)
外科専攻医、心臓血管外科専攻医。

その他特記事項

県北地域で数少ない心臓血管疾患の手術治療を行う施設として、その役割を果たせるように日々診療しています。そして良好な病病・病診連携をとりながら、患者さんひとりひとりにとって最善の治療方法を選択し実践する医療をめざしています。

当院は、日本成人心臓血管外科手術データベース(JACVSD)へ参加しております。

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