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日立総合病院

主とする対応疾患

  • 消化器系悪性腫瘍(食道がん、胃がん、大腸がん、小腸がん、肝細胞がん、胆管細胞がん、胆嚢がん、胆管がん、膵がん、十二指腸乳頭部がん、GIST、原発不明がん)
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)
  • 急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、肝硬変、急性膵炎、慢性膵炎
  • 吐下血・血便の救急治療(胃・十二指腸潰瘍、食道静脈瘤、Mallory-Weiss症候群、逆流性食道炎、大腸憩室出血等)
  • 胆石、胆嚢炎、胆管炎、総胆管結石の診断と治療
  • その他の消化器系疾患(胃十二指腸潰瘍、ピロリ菌除菌治療など)

科の特徴

  1. 地域のがん医療の中心
    茨城県地域がんセンター・肝疾患相談支援センターとして、がんを含めた多くの疾患を診療しています。
  2. 消化器がんの包括的な治療
    食道・胃・大腸・膵・胆道がんに対し、化学療法の標準的な方法を実施しています。肝がんにはTACE、RFA、分子標的薬、放射線治療を病態に応じて選択して行っています。
  3. 早期がんに対する内視鏡治療
    食道・胃・大腸の粘膜内病変に対する内視鏡治療を行っています。
  4. 緊急対応の充実
    吐下血・血便には緊急内視鏡で止血を実施し、閉塞性黄疸には迅速な減黄術・ステント挿入を行っています。
  5. 広範囲な消化器疾患への対応
    ピロリ菌除菌や肝炎(B型・C型)治療、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患に対する治療も行っています。
  6. 地域医療機関との連携
    近隣医療機関と密接な情報交換を行い、患者さんの紹介や逆紹介を円滑に進めます。

診療実績

  1. 外来
    消化器内科受診者は1日当たり79名程度です。以前より外来患者数は減ってきていますが、まだまだ混雑しています。かかりつけ医への紹介をさせて頂き、待ち時間の短縮に努めています。
  2. 入院
    東日本大震災により当院の病床数は561床から337床と減少していましたが、徐々に病床数は増加しています。2016年本館棟が完成し、本館棟10階がメイン病棟となりましたが、消化器内科入院患者数が多いときはベッドコントロールにより他病棟に入院となることも多々あります。退院した消化器内科の患者数はのべ1,880人でした。クリニカルパスの導入を行い在院日数は減少傾向にあり平均在院日数は10.3日でした。
  3. 治療実績
    2012年に内視鏡センターが稼動し上部消化管検査、下部消化管検査はともに増加しています。

2024年内視鏡件数まとめ
区分 件数 内訳
上部消化管 2,954件 ESD:12件, 静脈瘤EIS:1件, EVL:31件, 狭窄拡張術:24件, 胃EMR:6件, 胃ESD:64件, APC:5件, 胃瘻造設・交換:24件, 内視鏡止血術:92件, 異物除去:14件, イレウス管挿入補助:64件, EUS-FNA:41件, EUS:57件
小腸 31件 カプセル内視鏡:20件, ダブルバルーン内視鏡:11件
下部消化管 2,284件 大腸ESD:74件, 大腸ポリペクトミー:67件, 大腸EMR:536件, 大腸ステント留置術:18件, 経肛門的イレウス管挿入:4件, 内視鏡的止血術:43件
膵胆管系(ERCP関連) 645件 EPBD:7件, EBD:272件, ENBD:1件, EST:12件, 胆道砕石術: 164件, 胆道メタリックステント:54件
緊急内視鏡 595件 上部:317件, 下部:128件, 胆道系:150件
胃内視鏡検診 126件 日立市検診分
PTEG(栄養ルート・減圧目的) 数件  

その他Helicobacter pylori 感染症対する除菌治療や、肝炎拠点病院としてB型C型慢性肝炎に対して核酸アナログ製剤やDAA製剤による治療も行っております。またクローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患に対する5-ASA製剤や免疫調整薬や生物学的製剤投与も行っております。 食道がん、胃がん、大腸がん、肝細胞がん、胆道がん、膵がん、GIST、NETに最新のガイドラインに沿った治療を行っています。すべてのがん治療において、薬剤師、看護師や管理栄養士、歯科口腔外科等と連携しチーム医療を実践しています。

スタッフ紹介

鴨志田 敏郎(かもしだ としろう)(副院長 兼 主任医長)
日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会指導医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本肝臓学会指導医、日本病理学会専門医、日本消化器がん検診学会がん検診総合認定医、日本ヘリコバクター学会認定医、日本栄養治療学会認定医、日本炎症性腸疾患学会指導医。

平井 信二(ひらい しんじ)(院長付)
日本内科学会総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本消化器病学会指導医、日本消化器がん検診学会指導医、ICD、人間ドック健診指導医。

柿木 信重(かきのき のぶしげ)(主任医長)
日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本肝臓学会専門医。

大河原 敦(おおかわら あつし)(主任医長)
日本内科学会総合内科専門医、日本救急医学会専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会指導医。

大河原 悠(おおかわら はるか)(主任医長)
日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本緩和医療学会専門医。緩和ケア科兼任。

浜野 由花子(はまの ゆかこ)(主任医長)
医学博士。日本内科学会総合内科専門医、日本消化器病学会指導医、日本消化器内視鏡学会指導医、日本肝臓学会専門医、日本超音波医学会超音波専門医。

山口 雄司(やまぐち ゆうじ)(医長)
日本内科学会総合内科専門医、日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本肝臓学会専門医。

山本 麻路(やまもと あさじ)(医員)
日本専門医機構認定内科専門医、日本消化器病学会専門医、日本抗加齢医学会専門医。

石川 雄大(いしかわ ゆうた)(医員)


小島 丈心(おじま たけし)(医員)


鈴木 聡(すずき さとし)(医員)
日本専門医機構認定内科専門医。

斎藤 巧(さいとう たくみ)(医員)


重松 大毅(しげまつ ひろき)(医員)


杉 俊佑(すぎ しゅんすけ)(医員)


田近 太一(たじか たいち)(医員)


その他特記事項

現在外来の新患受け入れについては完全紹介予約制をとっておりますが、急患対応が必要な場合は迅速に対応させていただきます。他院からのご紹介の場合は、ぜひ紹介状と資料を借りてきていただけると幸いです。
また、当科の治療方針以外にも他の病院のセカンドオピニオンをおききになりたい場合、遠慮なく言っていただければ、遅滞なく紹介状を書き、資料をお貸しいたします。