慢性腎臓病(CKD)の患者数は現在2,000万人を超え、成人の5人に1人が罹患していると推計される、まさに「新たな国民病」です。この病気は初期の自覚症状がほとんどないため、健康診断などを通じた「早期発見・早期治療」が何よりも重要となります。
当科では、地域のかかりつけ医の先生方と、基幹病院の腎臓専門医が緊密に連携する「2人主治医制」の構築をめざしています。市民の皆様の健康をCKDから守るため、尿異常や腎機能低下がみられた際は、ぜひ初期の段階からお気軽に当科へご紹介・ご相談ください。

腎臓内科 主任医長 山木 謙太郎
当科では、健康診断での尿異常の精密検査から、慢性腎臓病(CKD)の進行予防、末期腎不全に対する各腎代替療法の提供、そして維持透析・各種血液浄化療法まで、腎臓疾患全般にわたり専門的な診療を行っています。
1. 腎臓病の早期発見と進行予防(CKD対策)
1.予防から透析管理まで一貫した「切れ目のない医療」
腎臓病の初期段階である尿異常の精密検査から、慢性腎臓病(CKD)の進行予防、そして末期腎不全に至る
まで、患者さんのステージに応じた一貫した包括的医療を提供しています。地域の医療機関や当院の他診療
科、コメディカルスタッフと密に連携し、患者さん一人ひとりのライフスタイルに寄り添った最適な治療を
めざします。
2.生活の質(QOL)を重視した腎代替療法の選択
末期腎不全に対しては、従来の血液透析(HD)はもちろんのこと、患者さんの社会生活の維持や選択肢の
幅を広げるため、在宅療法である「腹膜透析(PD)」の導入・サポートにも今後特に力を入れて取り組んで
まいります。
3.バスキュラーアクセス(シャント)の迅速な一括管理
透析患者さんにとって命綱であるバスキュラーアクセスに対し、作製術からシャント狭窄・閉塞に対する
血管内治療(VAIVT)まで、当科で迅速かつ一括して対応できる体制を整えている点が大きな特徴です。
地域の急なトラブルにも即座に応えます。
■ 主任医長:山木 謙太郎(やまき けんたろう)
■医員:平野 祥嗣(ひらの よしつぐ)
■医員:中島 雅美(なかじま まさみ)