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ひたちなか総合病院

概要

放射線技術科では医師の指示のもと、さまざまな装置を用いて撮影/撮像し画像情報を提供しています。また検査するだけでなくスタッフ全員が診断や治療に役立ち、質の高い画像の提供を心掛けています。その他にも心臓カテーテルや手術室など、医師の診断や治療のサポートを行いスタッフ一同、24時間体制で多くの検査に対応できるよう頑張っています。

検査紹介

一般撮影

(1)一般撮影
 X線を使用し、骨や胸などの疾患を部位ごとに撮影しています。当院では、デジタル装置によるCR装置とFPD装置を導入しスタッフ全員が低線量・低被ばくで患者さんにやさしい撮影を心掛けています。

骨密度測定装置

(2)骨密度測定装置
 X線を使用し、骨に含まれるカルシウムやミネラル成分の量を測定する検査で、骨粗しょう症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。当院の装置はDXA法と呼ばれる「2種類のエネルギーX線吸収測定法」を用いて、腰椎と大腿骨頸部の2か所を測定します。

(3)X線TV装置
 当院は2台の装置を保有しており主に胃や大腸の検査をしています。
もう一台は内視鏡検査にも対応出来る装置で消化器系疾患の診断・治療のサポートを行っています。

(4)マンモグラフィ装置
 乳房の触診でしこりや皮膚のひきつれが見つかった時、確定診断の為に使用するX線装置で低被ばく高品質な画像を提供しています。撮影は女性技師が担当しているので安心して受けられます。

X線CT装置

(5)X線CT装置
 当院では2台のCT装置を保有しています(64列、128列)。広範囲を連続して高速に撮影ができ、検査の短縮化や患者さんの負担も軽減させることができます。更に心臓や大動脈などの血管も撮影可能であり、撮影したデータをコンピュータ処理し3D画像として診断・治療に役立てています。

(6)MRI装置
 MRI検査は、磁気共鳴によって検査をしているので放射線による被ばくはありません。当院は1.5T(テスラ)のMRI装置を使用しており、部位を任意の断面で画像を得ることができます。CT検査で判断できない急性期の脳梗塞症例時にもMRI検査で描出する事が可能です。

血管造影撮影

(7)血管造影撮影
 カテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、心臓や体内のさまざまな血管の撮影・治療をしています。当院にはバイプレーンという一度に2方向からの撮影が可能なFPD装置が稼働しており、24時間対応で急性心筋梗塞や動脈閉塞疾患に対する治療を行っています。また不整脈疾患に対する治療も積極的に行っています。

(8)超音波装置
 エコー検査とも呼ばれる検査で、放射線による被ばくがありません。当院では腹部、乳房、甲状腺、足の静脈などの検査を行っています。

(9)結石破砕装置
 尿路結石を外科手術せず体の外から衝撃波をあて、結石を砕き、体の外に流しだす治療法です。衝撃波により多少身体への負担はありますが、外科手術と比較して比較的簡便に治療が行えます。詳細につきましては泌尿器科HPをご覧ください。

放射線診断科

 地域の医療機関の皆様のご要望に応えるために、連携医療の一環として、各種放射線検査を受け付けております。検査終了後に放射線科専門医がその画像を読影し依頼元の医療機関へお伝えします。詳細につきましては地域医療連携推進センターHPをご覧ください。

放射線治療センター

 放射線治療専門医が外来診療にあたっています。CT装置などを用いて治療計画を行い、リニアックと呼ばれる放射線発生装置で治療を行っています。詳細につきましては当院放射線治療センターHPをご覧ください。