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Hitachi

豊富なアプリケーションノウハウに基づく鉄鋼ユーザー向け情報制御システムを提供します。

様々な鉄鋼プロセス(高炉、連続鋳造、熱延、冷延、メッキライン、焼鈍ライン、等)に関して豊富なノウハウに基づいた数値計算モデルやプロセス情報管理システムを提供します。例えば、熱延の場合、数値計算モデル(セットアップ計算モデル、巻き取り温度制御モデル、形状制御モデル)により、設備能力を考慮に入れながら、目標の板厚、板幅、最終温度、形状(板クラウン、平たん度)を実現する最適なスケジューリングを自動計算します。これらの数値計算モデルは、目標値と実績値の差から次鋼板の目標値を補正する自己学習機能を搭載することで、更なるスケジュール計算精度の向上を実現しています。また、プロセスコンピューターシステムは、熱延設備から取り込んだ鋼板温度や圧延の実績データから熱延コイルの冶金特性や機械特性の変化を推定する材料予測システムも提供しており、圧延済みのコイルに対し、各パラメータを変更することで、冶金特性や機械特性の変化をシミュレーションできます。これにより圧延直後の品質レポート、圧延スケジュール構築支援、鋼板品質検査工程の簡素化を実現します。

  • 原料
  • 高炉
  • 連続鋳造
  • 熱延
  • 冷延
  • ライン
  • ヤードシステム
  • 生産管理

システム規模に対応した日立制御サーバーのラインナップにより、スケーラブルなシステム構築が可能です。

汎用OS(Linux、Windows®)で高信頼・リアルタイム機能を実現しています。

  • 24時間連続運転。
  • 使用期間10年の高信頼化設計。
  • 強力なRAS機能(*1)による障害発生時にハード・ソフト両面からサポート。

RAS機能(*1):Reliability Availability Serviceability

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Microsoft® Windows NT®は米国Micorosoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。

材質予測システム

MPPS(Material Property Prediction System)は熱延設備から取り込んだ鋼板温度や圧延の実績データから熱延コイルの冶金特性や機械特性の変化を推定します。また、圧延済みのコイルに対し、各パラメータを変更することで、冶金特性や機械特性の変化をシミュレーションできます。これにより圧延直後の品質レポート、圧延スケジュール構築支援、鋼板品質検査工程の簡素化を実現します。

材質予測システム

HSB : Hot Scale Breaker
SSP : Slab Sizing Press
HC : Heat Cover
FSB : Finisher Scale Breaker
ROT : Run Out Table