ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ

生産現場デジタルツイン化ソリューション
「IoTコンパス」

「Hitachi Intelligent Platform」の選択可能なサービスとしても提供されます。
「Hitachi Intelligent Platform」は、こちらを参照ください。

IoTデータからデジタル空間に生産ラインを再現し生産業務全体の最適化を支援

複数の生産現場に散在する、生産設備の稼働状況や品質情報などのOT*1データおよび生産計画や在庫管理などのITデータを、デジタル空間上でひも付け、デジタルデータを容易に利用できるようにすることで、生産業務全体を通じた改善や最適化を支援するソリューション「IoTコンパス」をリリースしました。
本ソリューションは、鋳造やプレス加工、溶接、塗装、組み立てなどさまざまな生産工程に点在する業務およびOT/ITデータ間の「つながり」を独自の生産業務モデルを用いて管理することで、現場視点での分析や最適化に必要なデータの抽出や利用を容易にします。また、生産工程全体を見通した分析やシミュレーションによる最適化を支援します。

生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」の図

*1
OT:Operational Technology
*2
4M:Man(人)、Machine(設備)、Material(材料)、Method(方法)

特長

日立独自の生産業務モデルで工場内に散らばるデータを管理し
データを活用した改善活動や生産最適化を支援

特長1工場中のデータを可視化

工場中に散らばったデータに一元的にアクセス可能となり、工場中を探し回ることなく、データを利用できます。音声や画像、時系列データにも対応し、さまざまな形式のデータを用いた多角的な視点での分析を支援します。また生産実績から設備の点検・保守や作業員交代など関連する変化点情報もひも付け可能です。

生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」の特長

特長2工場中のデータに「横串」を通す

作業実績や使用設備や材料などを軸に、工場内の関連データを一括で抽出できるようになります。ロット単位に管理している材料などのデータと、シリアルナンバー単位に管理している製品データをひも付けることも可能で、製品から材料、材料から製品へのトレースを容易に行うことができます。

生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」の特長

特長3クリックでデータマート生成

業務起点の探索に加え、4M属性での探索機能により、工程間をまたがった改善や生産履歴のデータ探索時間を短縮します。マウスをクリックしていくだけで探索したデータから必要な部分だけ抽出、連結して分析に必要なデータマートを簡単に生成できます。

生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」の特長

活用例

活用例1品質記録・製造情報の連携活用による品質業務効率化

  • 品質記録システム上の記録と製造情報を、製品個々の生産実績を軸に関連付け。
  • クレーム発生時等に、該当製品の製造情報取得と、関連するプロセス変更や手順逸脱などの品質記録の検索を支援、効率化。さらに品質分析事例を活用することで、品質業務の属人化回避。
    (※IoTコンパスの利用で品質業務アプリケーションの開発を容易にします。)

生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」の特長

活用例2製造工程のトレーサビリティ例

  • トレースバック(製品から部品・材料ロットの特定)トレースフォワード(部品・材料ロットから影響する製品範囲の探査)が容易。
  • 迅速&適正なリコール範囲の特定によるメガ・リコールへの発展を抑制。

生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」の特長

サービスメニュー

サービスメニュー詳細
名称 生産現場デジタルツイン化ソリューション「IoTコンパス」
概要 各工程に個別に蓄積されているOT/ITデータを、独自の生産モデルにひも付け集約し、全体最適化視点での分析やシミュレーション・AI実行を、迅速かつ継続的に行えるようにする生産現場のデジタルツイン化ソリューションを提供します。