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統合サービスプラットフォームBladeSymphony

uVALUE 実業×IT

Hitachi

今回は、利用率の低い部門サーバーが多数立ち並び、ムダな投資や管理コストが発生していた、とある会社のシステムを大改造しました。その方法は部門サーバーをBladeSymphonyに集約し、サーバ仮想化を適用すること。今回のリプレースを通じて、社内のITリソースが最適化されたシステム環境が見事に完成しました。さっそく、ビフォーアフターを見ていきましょう。

Before

あまり使われていないサーバーが増え続ける。

部門ごとで新システムの開発の度に新たなサーバーを買い足し、システムを構築していました。しかも、ピーク需要にあわせてシステムを設計するため、定常時にはあまり使われない多数のサーバーが山積みに。遊休リソースを足せば、一体、何台分のサーバーになるんだろう?

ビジネスの変化に即応できない。

開発の度に新たなサーバーを調達しなければならず、調達に半月はかかる。それから開発、検証作業とつづき、本番稼働するまでに数か月かかることも。これでは、せっかくのビジネスチャンスが逃げていく。

管理コストや電力コストもうなぎ上り!

サーバが増えるごとに、管理がますます煩雑に。電源も常時付けっぱなしだから、消費電力もうなぎ上り!ほとんど使われていないというのに、増え続けるサーバが、負の連鎖を招いている。

レガシーシステムを延命せよ!

サーバーが古くなり壊れそうだから、新しいサーバーに切り換えたい。なのにOSが古いから、新サーバーでは動かない。OSを新しくすると、今度はアプリケーションが動かなくなる。アプリケーションを変更するには費用がかかるしなぁ。

After

空きリソースを利用して新システムをすばやく構築。

仮想化されたIT環境では、空いているシステム・リソースを柔軟に使用して短時間で新たな環境を構築することができます。これにより、新しいサーバーを調達する時間をかけずに、ビジネスの変化に迅速に対応できるようになりました。

利用率の低いサーバー群を集約。

1台の物理サーバー上で複数の仮想的なサーバーを構築できる仮想化を適用し、BladeSymphonyにリソース利用率の低いサーバー群を集約しました。これにより、サーバー利用率の向上が図れるとともに、サーバーの管理負担や消費電力も大きく低減することができました。

ピーク時間のずれを伴うシステムも集約。

仮想化環境には、利用率の低いサーバーだけでなく、オンライン処理やバッチ処理のようにピーク時間のずれを伴うシステムも集約することができます。今回のリプレースでは、1シャーシに複数ブレードを搭載できるBladeSymphonyの統合効果とあいまって、社内中のサーバーを1筐体に収めることができました。これにより、社内のITリソースを最適化し、ムダのない引き締まったシステム環境を構築することができたのです。

レガシーシステムをそのまま移行。

仮想化環境では、旧OSとその上に構築されたアプリケーションプログラムを新しいハードウェア上に構築し、レガシー資産をそのまま実行できます。これにより、アプリケーションを修正せずに、高性能なハードウェア上でレガシーシステムを運用することが可能になったのです。

*使用する仮想化ソフトウェアによる

ワンポイント解説

チェンジの決め手は、統合効果を高める「サーバ仮想化」。

サーバ仮想化は、利用率の低いサーバーやピーク時間のずれを伴うシステム、さらにはレガシーシステムなど、さまざまなシステムを集約し、サーバー台数を大幅に減らすことができます。これにより、ハードウェアの投資コストや管理コスト、電力コストなど、TCOを大幅に削減することができるのです。BladeSymphonyでは、独自開発のサーバ仮想化機構「Virtage」をはじめ、仮想化ソフトウェア「VMware® ESX Server」、Windows Server® 2008バンドルの「Hyper-V®」という多彩な仮想化に対応。部門業務システムから基幹システムまで、幅広いシステム規模や用途でお使いいただけます。

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