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OSS(オープンソース・ソフトウェア)

日立の取り組み

日立は、お客さまのシステムライフサイクル全般にわたり、OSSを安心して活用していただけるよう、さまざまなソリューションをご提供しています。また、OSSコミュニティや標準化活動に参加し、OSSと関連技術の発展と普及に貢献しています。

ソリューション提供

導入から構築、保守にいたるシステムのライフサイクル全般で、OSS活用をサポートするソリューションをご提供します。

導入/評価

  • お客さまのシステム導入目的とご要件から導入に適したOSSと活用方法のご提案と、ライセンスや輸出管理などOSS活用上の課題に対する解決策をご提案するコンサルティングサービスをご提供します。

設計/構築

  • 日立内で検証したOSS活用ユースケースと、そこから得られた評価結果やノウハウをベースに、お客さまのご要望にあわせたシステム設計/構築をサポートします。

運用/保守

  • OSSを活用したシステムを安心して運用していただけるよう、主要OSSのサポートサービスをご提供します。
  • OSSの脆弱性情報やバージョンアップ情報など、OSSが導入されたシステムの運用/保守に必要な情報と対応策をご提示するサービスをご提供します。

コミュニティ貢献・標準化活動

日立ではメインフレームからはじまる長年のプラットフォーム開発と顧客サポートの経験を生かし、1990年代後半からLinuxカーネルの高信頼化に貢献してきました。特にThe Linux Foundation(LF)*では、創立当初からスポンサーとしてコミュニティのサポートや開発貢献、イベントの運営等に取り組み、OSSの普及促進に尽力してきました。 現在はThe Linux FoundationのPlatinum Memberとして、積極的な貢献をしています。近年は、The Linux FoundationのHyperledgerに加盟し(2016年2月)、共同開発に参画しています。 その他、クラウドプラットフォームとしての期待が大きなOpenStackをはじめ、さまざまなコミュニティ・標準化団体に参画し、パッチ投稿やセミナーでの発表等を行っています。

* The Linux Foundation:Linuxを中心としたOSSの開発コミュニティや開発者のサポートを行い、OSSの発展を支えている世界随一の団体(本部はUS)。 "Linux"商標の保護を柱としたOSSの法的支援や、世界のLinux開発者が集うOpen Source Summit(旧LinuxCon)、Embedded LinuxCon等のカンファレンスも運営している。

参画している主な団体

参画している主な団体一覧
分類 団体名称 日立における最近の主な活動
全般
  • 理事企業として活躍中
    • OSS/Linux関連の認定試験開発を通じてOSS技術者の育成に貢献
  • Open Source Summit Japan 2019 のプラチナスポンサーとして参加
ITインフラ
  • Strategic Membershipとして参加
  • イベント等における支援を実施
クラウド
  • OpenStackコンポーネントの機能開発(Cinder、Ironic他)
  • 各種イベントでの講演実施
  • Corporateメンバーとして活躍中
  • OpenStack Days Tokyoイベントを毎年開催
  • 実行委員として活躍中
データベース
  • PostgreSQLの性能、可用性及び周辺ツールの検証
  • 理事企業として活躍中
セキュリティ
  • セキュリティ技術の普及促進・技術者交流
  • 会の立ち上げ、および会長として活躍中
開発
  • Node-REDの利用促進・情報交換
  • 各種イベントでの講演実施
  • 運営メンバとして活躍中
組込み・産業
  • ブロンズメンバーとして参加
  • Open Source License Obligations Checklists projectで活躍中
    • OSS Licenseの義務、権利を整理して、OSSを安全に利用するためのチェックリストを開発するプロジェクト。
    • 日立の論理分解データ(※)の標準化を目指し、上記Projectと連携中。ドラフト版を OSS License Open Data として公開中。
      ※OSSライセンスの理解や遵守確認を容易にするため、OSSライセンスの内容を「行為」と「義務」に分解し、それらの組み合わせによって再整理したデータ。
ライセンス
  • IoT時代におけるOSSの利用と法的リスクに関する検討委員会に参加
  • OSSのライセンス解釈、リスクの共通理解形成を目的に活動中
  • 理事企業として、法務・知財担当者向けに技術用語集を編纂・公開する「技術用語解説分科会」に参加
  • ライセンスの研究を行い、OSSの健全な利用を促進を目的に活動中
一般
  • Rubyの性能検証、IoTへのRuby/mruby適用試行の検討
  • 各種イベントでの講演実施
  • 理事企業及びビッグデータ部会リーダーとして活躍中
  • 各種イベントでの講演実施
  • 理事企業及び部会リーダー(分散コンピューティング部会、開発基盤部会)として活躍中
  • OSSの特許リスク低減を目的とするOINにTechnical Advisory councilメンバーとして参加。
  • OSS利用時の特許訴訟リスク低減に向けた提案活動等を推進。
  • 日立が提案していたNode-RED、ROSを含めた520のOSSパッケージが新たに保護対象となりました。
    ニュースリリースのリンク
[その他]
  • * 2021年2月時点の日立製作所の活動状況一例です。

貢献者のご紹介

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    橋本 尚 (株)日立製作所

    2001年より、The Linux Foundationの前身であるOSDL(Open Source Development Lab.)に理事メンバーとして参加して以来、The Linux Foundationのボードメンバーとして 特に日本、アジア地域におけるOSSコミュニティ全般の活動を支えてきました。 日立製作所に入社以来、UNIXベースの商用オペレーティングシステムの開発、 他UNIXベンダーとの共同開発管理を担当してきました。また、2017年には北東アジアOSS推進フォーラムより「OSS貢献者賞」を受賞、2019年にはThe Linux Foundationより長年ボードとしてコミュニティ活動に貢献してきたことを評価されて表彰されました。現在は、The Linux FoundationのBoard Observerとして、他ベンダーやThe Linux Foundationの各プロジェクトとの連携を担当しています。

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稲垣 毅 (株)日立製作所

産業系のOSSマイグレーション案件をきっかけにOSSを活用する部署に所属して以降,基幹系のOSS利活用のため,研究開発や技術支援から事業を推進しています。 2012年頃からはOSSコンソーシアムのオープンCOBOLソリューション部会のリーダとして,opensource COBOLのコミッタとなり普及を推進してきました。 また,2013年からPostgreSQLエンタープライズ・コンソーシアムに参加し,PostgreSQLの検証活動や広報活動を行うことで, エンタープライズ領域での普及促進に努めており,2015年度は設計運用WGの主査として力を入れて活動を行いました。

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中村 雄一 (株)日立製作所

2001年より、OSSセキュリティの研究開発に携って以降、特に国内でのSELinuxの普及活動をリードし、多数のコードをコミュニティに提供することで貢献。また国内外を含め、多数の講演・執筆活動を行ってきました。こうした活動が認められ、OSSセキュリティのコミュニティメンバーと共に、2015年に情報処理学会より「喜安記念業績賞」を受賞しました。現在は、「OSSセキュリティ技術の会」を中心に、SELinuxだけではなくKeycloak等も視野に入れて、OSSセキュリティ技術の普及と技術者の交流促進を行っています。

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横井 一仁 (株)日立製作所

2015年からNode-RED User Group Japanの運営メンバとして活動し、ノンコーディング開発ツールNode-REDのノウハウを共有するセミナーやカンファレンスを開催しています。GitHub上のNode-RED開発チームにも所属し、Node-REDの日本語対応や品質向上などでも貢献してきました。2017年には日立発のOSSであるNode-RED部品開発ツール「Node generator」をOpenJS FoundationのOSSとして公開し、現在メンテナとして他社と協力して開発しています。また、OpenJS World、Open Source Summit Japan等のグローバルカンファレンスへ積極的に登壇し、利用者のフィードバックを基にしたOSSの機能改善をしています。これまでのOSSコミュニティへの貢献のため、2017年から5年連続で米国IBM社からIBM Champion賞を受賞しました。
  • * 掲載順は順不同です。

その他

特許権利不行使宣言

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