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Hitachi

モーター電流予兆診断ソリューション

ソリューションの特長

1 より安全な環境で作業ができる

設備の老朽化はもちろん、これまで以上の安全意識の高まりにより、設備点検が重要視されています。
過酷な環境ほどモーターの劣化は早まりますが、そういった環境では危険も多く、作業員の安全確保がさらに困難になります。
本ソリューションでは、電流データを元に分析するため、現場から離れた場所で点検・診断ができます。このため、苛酷な現場で行っていた点検・診断作業を、事務所や電気室などのより安全な環境で実施できるようになります。

[現場:過酷な環境(熱い、狭い、遠い、暗い・・)]→[事務所:遠方から安全に点検・診断作業が可能 電気室:センサーの設置が容易]

2 多数の設備の管理を集約するためコストを低減できる

多数のモーターを使用する設備では、点検が容易ではありません。
現場を回って、多数のモーターを1台1台点検する作業には相応の保守コストがかかります。また、人員不足や人件費の高騰により、保守コストは増加傾向にあります。
本ソリューションでは、多数の設備の監視・分析・診断を集約できます。このため、対象設備が多くても、確実に保守・点検ができ、保守作業の省人化・省力化を実現。保守コストを低減できます。

[・現場を回って点検・数が多く、時間が掛かる・点検できない場所、センサーを設置できない場所がある]→[・集約して診断実績を蓄積、管理できる]

3 状態の可視化によりメンテナンスの優先順位を判断できる

現場に据え付けられたモーターの劣化状態を確認することは困難です。
分解してみないと劣化状態がわかりにくく、分解は容易ではないため、突発的な設備停止を防ぐために保守が過剰になりがちです。また、設備停止に対するリスクの高さから、定期点検によるモーター交換に頼らざるを得ません。
本ソリューションでは、対象設備の劣化状態を可視化できるため、必要と判断した設備を優先的にメンテナンスできます。これまでの使用期間が長い設備から優先的にメンテナンスする運用を、劣化状態に応じたメンテナンスに切り替え、まだ使用できる設備を交換するという状況を避けることができます。また、事前に劣化の兆候を把握できるため、定期点検の適切なタイミングで保守することができ、突発的な設備の停止を防ぐことができます。

[使用期間に順にメンテナンス(TBM):・まだ使える状態のものを交換・劣化の進んだものを後回し]→[異常度順にメンテナンス(CBM):・劣化したものから交換]

4 診断のシステム化により属人化の解消ができる

モーターの点検では、作業員の感覚に頼った点検がいまだに多く、人による判断のばらつきが生じています。作業員は音や外観、運転状態などを確認し、過去の経験と照らし合わせて、異なる挙動をしていないかを確認しています。その作業は熟練した作業員の感覚に頼った運用となり、どうしても属人化が避けられません。また、高度なスキルを持つ人材の高齢化も相まってノウハウの引き継ぎが課題となっています。
本ソリューションでは、モーターメーカーとしての日立の知見を活用した予兆診断アルゴリズムによって、作業員の感覚に頼ったチェックから、システム化された診断基準に統一できます。このため、人による判断のばらつきをなくし、高度なスキルを持つ作業員の不足をカバーできます。

[高度なスキルを持つ作業員が五感に頼って点検(音、視覚、振動、・・・)→対応できる作業員が不足]→[予兆診断アルゴリズムによる点検→作業員不足をカバー]