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HiRDB Adapter for XMLの機能と特長



HiRDB Adapter for XMLの機能と特長についてご説明します。

XMLとデータベースの連携
大量のXML文書をデータベースに一括格納
アプリケーションはC++またはJavaTMで開発
アプリケーションを開発しない簡易マッピング
定義ファイルによるXMLとデータベースの対応づけ
扱えるデータ種が豊富
データ要素の加工が容易


XMLとデータベースの連携

HiRDB Adapter for XMLは、XML文書のタグをデータベースのフィールドに対応づけるための機能を提供しています。XMLを扱うアプリケーションを開発する場合に、このデータベースマッピング機能を利用すると、データベースの入出力データに既存のデータを活用したXML文書を扱えるようになります。また、XML文書のデータベースへの格納または更新、およびデータベースからXML文書の削除または復元が実現できます。
HiRDB Adapter for XMLを使って格納したデータは、ほかの方法で格納したデータと同じように、SQLなどでアクセスできます。

データベースマッピング機能

XML文書とデータベースのフィールドに対応づけるための機能をデータベースマッピング機能と呼びます。この機能を実現するためにHiRDB Adapter for XMLは次の機能を提供しています。

  • XML文書のタグをデータベースのフィールドに対応づけるための定義仕様と、対応づけるときにデータを変換するための標準提供コールバックを提供します。
  • ユーザアプリケーションを開発するためのC++およびJava APIを提供しています。また、コールバックをユーザ独自に開発するためのC++ APIを提供します。
  • 簡易デバッグや定義ファイル雛型生成のためのコマンドを提供します。

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大量のXML文書をデータベースに一括格納

HiRDB Adapter for XML - Enterprise Editionでは、XML文書を、HiRDBのデータベース作成ユティリティで扱えるバイナリ形式のファイルに出力できます。これによって、大容量のデータをバッチ処理で高速にデータベースに格納できます。 なお、このアプリケーションはC++で開発します。

XML文書の一括格納
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アプリケーションはC++またはJavaTMで開発

アプリケーションはC++言語またはJava言語で開発できます。
HiRDB Adapter for XMLは、アプリケーションの高速処理を可能にするC++クラスライブラリと、Web環境でのアプリケーション開発に有効なJavaクラスライブラリを豊富に提供しています。

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アプリケーションを開発しない簡易マッピング

比較的簡単なシステムの場合、アプリケーションを開発しないかわりにコマンドを使用してXML文書を格納したり復元したりすることもできます。

簡易マッピング
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定義ファイルによるXMLとデータベースの対応づけ

既存資産の活用(システムの変更は最小限)


マッピング時の処理の詳細(XML文書のどの要素をデータベースにどのように格納するかなど)は、ユーザが定義ファイルと呼ばれるXML形式のファイルに記述します。HiRDB Adapter for XMLは、定義ファイルを使用してXMLとデータベースを対応づけるので、既存のデータベースに手を加える必要がありません。したがって、システムの変更を最小限に留めて、既存の資産を活用できます。

XML文書やデータベースの変化に柔軟に対応


定義ファイルはアプリケーションと独立させて作成します。定義ファイルを使い、XMLとデータベースの対応づけをアプリケーションから独立させることによって、扱うデータの内容と構造の変化にも柔軟に対応するアプリケーションを開発できます。


マッピング機能と定義ファイルの位置づけ
XMLからデータベースへのマッピングパターン

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扱えるデータ種が豊富

マッピング機能では、数値や文字列などに加えて、XML文書そのものをデータベースに格納したり、XML文書内から参照(リンク)している画像データなどをデータベースに格納したりすることが容易に実現できます。

画像ファイルをデータベースに格納する例

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データ要素の加工が容易

HiRDB Adapter for XMLでは、XML文書をデータベースに格納するときにデータ型の変換が容易にできます。これをコールバックといいます。使用頻度の高いコールバックはHiRDB Adapter for XMLで標準提供しています。このほかに、HiRDB Adapter for XMLでは、ユーザが独自のコールバックを開発することもできます。なお、このコールバックはC++で開発します。

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