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XML解説



HiRDB Adapter for XMLをご理解いただくために、XMLの概要について解説します。


XMLの概要

XML(Extensible Markup Language)は、インターネットなどを通じて文書やデータを交換したり配布したりするときに利用される、データを記述するための言語です。W3Cによって、標準化が進められています。

XMLは、個々のデータと、データに付けられるタグから構成されています。タグには、データの意味を表す名前が付けられます。

次に、書籍に関するデータを記述したXML文書の例を示します。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<book_list>
<book isbn="x-xx-xxxxxx-x">
 <title>ABCDEF</title>
 <author>日立 太郎</author>
 <press>AAAA出版</press>
 <price>600</price>
</book>
<book isbn="y-yyy-yyyyy-y">
 <title>XYZ</title>
 <author>日立 花子</author>
 <press>BBBB書店</press>
 <price>800</price>
</book>
</book_list>

XML文書は基本的に、その開始を示す開始タグと、終了を示す終了タグから構成されます。XMLでは、タグを入れ子にして記述することで、データの階層構造を表現します。例に示したXML文書中の「<title>」「</title>」のように、固有の意味を持たせた独自のタグを定義できます。

XMLと同じようにタグを使ってデータを記述する言語として、HTMLがあります。HTMLが、データをブラウザで閲覧することに重点を置いているのに対し、XMLはデータ構造を表現することに重点を置いています。

また、XMLと類似の言語としては、SGMLが挙げられます。SGMLに比べ、XMLは文法を理解しやすく、XMLを利用するためのアプリケーションを開発しやすいといえます。

XMLでは、テキストだけでなく画像などのマルチメディアデータなども扱えます。このようなデータを利用するために、XMLでは、リンクと呼ばれる、他のファイルへの参照を指示する仕組みが用意されています。リンクを利用して、XML文書で様々な形式のデータと有機的に連携することができます。

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