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適用例



XML文書を扱う業務システムのアプリケーションの例を挙げ、HiRDB Adapter for XMLの適用事例をご紹介します。

書籍情報登録システム
電子データ交換システム
XML文書のバッチ登録システム

書籍情報登録システム

ここでは、書籍情報である題名、発行年月日、出版社などのほかに、書籍の紙面などの画像データをXML文書とし、このXML文書をデータベースに格納するシステムのアプリケーション例(バッチ処理形態)をとり上げます。この機能の実現のために、HiRDB Adapter for XMLのデータベースマッピング機能を利用します。

この例では、画像をファイルとして作成し、XML文書中では、ファイルのパスを記述する形態(これを、画像ファイルへのリンクと呼びます)としています。

アプリケーションでは、データベースへの接続処理を行い、定義ファイルとXML文書をAPIに渡すだけで INSERT文が生成され、XML文書中のデータがデータベースに追加されます。

書籍情報登録システム
登録した電子データは,SQLを利用した業務アプリケーションを使って検索できます。
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電子データ交換システム

ここでは、電子データ交換のフォーマットとしてXMLを利用するシステムのアプリケーション例をとり上げます。Web環境を利用したオンラインシステムでの利用を想定しています。

このシステムの場合、Web環境の構成製品としては、Webサーバのほかに、CORBAオブジェクトを制御する「TPBroker」やHTMLを扱う「Web Page Generator」などが必要です。また、XMLを扱えるWebブラウザが必要です。

Webブラウザとやり取りするデータはHTMLで記述し、入力したデータはXML形式でサーバに送信します。この電子データは、サーバのデータベーステーブルに格納され、サーバで管理されます。

サーバのアプリケーションは、CORBA環境で動作します。アプリケーションでは、データベースへの接続を保持します。XMLデータを受信して、HiRDB Adapter for XMLのAPIに渡します。HiRDB Adapter for XMLではXMLデータを解析して、XML文書中のデータがデータベースに追加されます。

電子データ交換システム
登録した電子データは、SQLを利用した業務アプリケーションを使って検索できます(検索用アプリケーションAとクライアントA)。また、サーバ側に検索用アプリケーションを配置することもできます(検索用アプリケーションBとクライアントB)。この場合、HiRDB Adapter for XMLのデータベースマッピング機能を利用してXML文書を復元し、検索結果のデータをXML形式でクライアントに送信します。クライアント側では、XMLに対応したWebブラウザでデータを参照できます。
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XML文書のバッチ登録システム

ここでは、HiRDB Adapter for XMLのXML文書格納用コマンドxbr_pdloadを使用してXML文書をデータベースにバッチ登録するシステムの例をご紹介します。xbr_pdloadは、XML文書を、HiRDBのpdloadで扱えるバイナリ形式のファイルへ出力するコマンドです。pdloadとは、HiRDBのデータベース作成ユティリティです。

このシステムは、コマンドを使用するため、アプリケーションを開発しないで実現できます。大量のXML文書を高速に一括登録できるため、XMLを扱うシステムの初期データ登録などに適しています。

XML文書のバッチ登録システム
バイナリ形式のファイルに格納されたデータは、HiRDBのpdloadコマンドによってデータベースへ一括登録できます。また、ジャーナルを取得するSQLと比べた場合、数倍から十数倍の速さで登録できます。なお、xbr_pdloadコマンドはHiRDB Adapter for XML - Enterprise Editionでだけ使用できます。
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