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Hitachi

グローバル主要施策

最新テクノロジーの活用

社会イノベーション事業の拡大とデジタル経営の実現に貢献するため、日立グループ共通の「デジタル経営基盤」を構築し、「成長のための情報提供」と「会社規模やポートフォリオが拡大してもコストが増大しない仕組み」を実現します。

最新ITテクノロジーに常に目を向け、それらを積極的に活用することで、ITインフラの俊敏性・効率性・堅ろう性を高めるとともに、企業変革とグローバル事業拡大に貢献します。
2024日立グループIT中期計画では、5つの分野に着目し、日立グループでの適用検討を推進しています。
また、生成AI※1などの注目すべき最新ITテクノロジーに対して、リスクを踏まえた業務への活用を検討しています。

注力分野

① Sustainability

環境データの集約・可視化の促進やCO2排出量が少ないデバイスやサービスの導入により、日立グループのカーボンニュートラル実現を支えるITサービスを提供します。
クラウド化を推進するとともに、日立全体としての使用電力量削減の可視化を進めています。

② Work-style Transformation

グローバル協業の促進と従業員エンゲージメントの向上を実現するために、次世代の働き方改革とオペレーション改革によるQoL向上をめざします。
2023年度では、問い合わせの自動化、コミュニケーションデータからのエンゲージメント分析などに取り組んでいます。

③ Democratization of DX※2

一般従業員によるデジタルリテラシー向上を促す基盤環境の構築と人財育成を通して、DXの民主化による従業員一人ひとりのエンパワーメントを実現します。
従業員がDXを進めるための基盤・ツールの展開と人財育成を推進しています。

④ Edge & Cloud Computing

「クラウドファースト」と「アセットライト」を前提に、ハイブリッドクラウドやエッジの活用など、先端技術の迅速な適用を進めます。
生産・製造、研究・開発環境からクラウドリソースをセキュアに活用できるIT環境/サービスの提供を推進しています。

⑤ Trust & Resiliency

ゼロトラストをベースとしたサイバー攻撃への自動対処や、セキュリティ運用の自動化により、安心・安全なデータ流通を支えるセキュリティプラットフォームを提供します。

生成AIへの対応

日立は業務の品質と生産性の向上をめざし、最新ITテクノロジーである生成AIの活用を推進しています。生成AIの活用は業務を劇的に変える可能性がある一方で、情報流出・漏えいなどのリスクが想定されます。そのため、日立では生成AIの仕様を理解し、社内規程の下に申請・承認の手続きを経たうえで利用するように周知徹底しています。
さらに、生成AIの専門家とビジネス部門が集結し活用を推進するCoE※3活動に参画し、生成AI活用による社内業務の品質と生産性の向上に貢献していきます。

生成AI活用による効果、生成AI活用に向けた取り組み

※1
AI: Artificial Intelligence
※2
DX: Digital transformation
※3
CoE: Center of Excellence