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プラットフォームソフトウェア

XDM/RD E2では、DBPARTNER2 Web と連携してデータベースをWebから利用したりなど、他プログラムやツールと連携してXDM/RD E2上のデータベースを有効に活用することができます。

オープンDBサーバとしての利用

VOS3 Database Connection Server等の関連プログラムプロダクトと連携し、オープン環境からODBCインタフェースやHiRDBクライアント接続機能を使用してXDM/RD E2のデータベースを活用いただけます。XDM/RD E2は、高信頼ハイエンドオープンDBサーバとしても進化を続けています。
E-ビジネスアプリケーションの実行・開発基盤「Cosminexus」と組み合わせることで、XDM/RD E2を高信頼Webシステムとして利用できるとともに、JavaアプリケーションからのDBアクセスが可能になります。

高信頼ハイエンドオープンDBサーバとしての特長

XDM/RD E2をオープン環境で使用する場合の特長をご紹介します。

高信頼ハイエンドオープンDBサーバとしての特長イメージ

HiRDBクライアント接続機能

UNIX/Windows上のHiRDBクライアントから、VOS3上のXDM/RD E2データベースを利用できます。アプリケーションサーバはUNIX/Windows上に配置し、DBサーバはメインフレーム上に配置することで処理を分散でき、システム全体の可用性、信頼性、性能向上を図ることができます。

HiRDB互換SQL機能

アプリケーションサーバでコンパイルされたHiRDBプログラムのSQLを、そのままXDM/RD E2で実行します。単体能力に優れたメインフレームアーキテクチャを最大限に活用するとともに、XDMのデータベースパラレル機能なども、アプリケーションを変更することなく使用できます。

大規模クライアント接続機能

TCPコネクションプーリング、マルチ空間自動負荷分散、S-JISコードDB格納などにより、大規模ユーザ、大規模データベース環境を提供します。DBサーバの分散によるアプリケーション開発の複雑化、信頼性低下、運用コスト増加などを抑制し、トータルでシステム費用を削減できます。

多様な環境からのデータベース利用

Database Connection Serverを経由して、さまざまなクライアントからのDBアクセスを可能としています。

Cosminexus連携
Cosminexusと連携して、WebシステムのバックエンドDBサーバとしてXDM/RD E2を利用することが可能です。電子商取引や企業ポータルといった大規模なWebシステムの構築でも、メインフレームならではの信頼性を持つXDM/RD E2をご利用いただけます。
クライアント製品との連携
DBPARTNER2 Client、DBPARTNER2 Webといったクライアント製品からXDM/RD E2のデータベースを操作できます。DBPARTNER2 Clientを使用すると、GUIによる簡単な操作でデータベースを検索・更新したり、対話的にSQL文を入力して実行したりできます。DBPARTNER2 Webでは、データベースアクセス用の標準HTMLテンプレートをご提供しており、WebからのXDM/RD E2の利用をより簡単に実現することができます。
ODBC接続
ODBC接続をサポートしていますので、PHP、Perl、VB Scriptといったサーバサイドスクリプトを使用してXDM/RD E2のデータベースをWebから簡単に利用することができます。

オープンDBサーバとしてのXDM/RD E2を構成するソフトウェア

オープンDBサーバとしてのXDM/RD E2を構成するソフトウェア
製品名称 機能概要
XDM/RD E2 XDMリレーショナルデータベース
XDM/Library for HiRDB HiRDB API互換インタフェース機能
VOS3 Database Connection Server データベースコネクションサーバ
XDM/BASE E2 XDM基本プログラム
XDM/EA E3 XDM EAオプション
XDM/DCCM3 XDMデータコミュニケーションマネジメントシステム
DCCM3/SF DCCM3サーバ空間機能

データレプリケーション

XDM/RD E2では、ほかのシステムのデータベースとXDM/RD E2のデータベースとの間でデータ連携ができます。
ADM、PDM II、XDM/SDといった既存システムとの間だけでなく、HiRDB、Oracleなどとの間でも、アプリケーションを作成することなくデータ連携ができます。

データレプリケーションイメージ