ページの本文へ

Hitachi
お問い合わせお問い合わせ

Oracle製品には、各製品ごとに異なる監視・管理コンソール(Database Control、Application Controlなど)が提供さております。これらの監視・管理コンソールを利用し個別に管理する場合、複数のコンソールを同時に立ち上げそれぞれの状態を比較しパフォーマンスを維持する事は、非常に困難であり負荷のかかる作業となります。
Grid Controlは、Oracle ITインフラストラクチャ全体の集中的な監視、管理機能を提供するシステム管理ソフトウェアです。インフラストラクチャには、複数のOracle Database、Oracle WebLogic Managed Server、これらのサーバー上にデプロイされるWebアプリケーション、などのターゲットが稼働するホストなどを含めることができます。

Oracle Enterprise Manager Grid Control

Grid Controlは、Oracle ITインフラストラクチャ全体の集中的な監視、管理機能を提供するシステム管理ソフトウェアです。インフラストラクチャには、複数のOracle Database、Oracle WebLogic Managed Server、これらのサーバー上にデプロイされるWebアプリケーション、これらのターゲットが稼働するホストなどを含めることができます。
Grid Controlにより、一つの管理コンソールからOracle ITインフラストラクチャ全体を監視および管理できるようにする単一のウィンドウによるソリューションを提供しております。
また、Oracle Enterprise Manager のオプション製品と組み合わせてご利用いただくことで、Oracle Database の稼働状況のスナップショットを定期的に取得し、そのデータを利用して自動的に稼働診断を行う機能(Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM))や、その診断結果を元にOracle Database に最適なアクションをアドバイスしてくれる機能(SQLチューニングアドバイザ、SQLアクセスアドバイザなど)を利用することも可能となります。

Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)

ADDMは収集されたデータを定期的に分析し、データベースのパフォーマンスを監視 / 診断します。

Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)

SQLチューニングアドバイザ

SQLチューニング・アドバイザは一つ以上のSQLを入力として実行され、自動チューニングオプティマイザを起動します。SQLチューニングは自動チューニングオプティマイザによって実行されSQL実行性能を改善するための様々なアドバイスを提示し推奨します。管理者はそのアドバイスの内容を確認し、システムへ適用するかどうか検討することができます。

SQLチューニングアドバイザ

SQLアクセス・アドバイザ

SQLアクセス・アドバイザはシステム全体の問い合わせ性能を最適化するため、どのような索引またはマテリアライズド・ビューを作成すべきか分析します。管理者はその分析結果を確認し、システムへ適用するかどうか検討することができます。

SQLアクセス・アドバイザ

JP1とOracle Enterprise Managerによる連携

Oracle Enterprise ManagerとJP1を連携させる事により、JP1を運用監視ポータルとして利用する事が可能です。JP1ではOSの稼働情報を含むシステム全体の稼働状況を広く一元監視しており運用監視オペレーターはJP1の画面を見るだけで一元管理が可能です。したがって運用監視オペレーターはシステム全体の監視を行い、データベース管理者はデータベース管理に専念することができます。
Oracle Enterprise Manager のきめ細かいデータベース管理機能とJP1の幅広い一元監視を連携させることでシステム全体の運用を向上させることができます。

JP1とOracle Enterprise Managerによる連携

連携のポイント

Oracle Enterprise ManagerとJP1を連携においては相互に得意な分野があり、その得意分野を生かした監視を行うことで監視運用の効率向上を実現することができます。

連携のポイント

JP1についての詳細は下記「統合システム運用管理 JP1」よりご確認いただけます。