株式会社日立製作所（本社:東京都千代田区、取締役社長:庄山 悦彦、以下 日立）と、米国ベリタスソフトウェア コーポレーション（本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、会長兼CEO:ゲイリー ブルーム、以下 米ベリタスソフトウェア）およびその日本法人であるベリタスソフトウェア株式会社（本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上村 美喜男）は、このたび、米ベリタスソフトウェアが開発し、日立が販売しているバックアップ管理製品「JP1/VERITAS NetBackup」と、日立スケーラブルデータベース「HiRDB」を連携する２製品「JP1/VERITAS NetBackup v4.5 Agent for HiRDB License」「JP1/VERITAS NetBackup BS v4.5 Agent for HiRDB License」を新たに共同開発し、日立が1月23日から販売開始します。

　インターネットの利用拡大とともに、ビジネスを支えるシステムには24時間365日止まることのない信頼性と運用性が求められています。また、一方でミッションクリティカルな業務が企業に定着するにつれ、データ量は増大し、そのデータを守るためのバックアップが重要となっています。このような中、堅牢なデータベースシステムとバックアップソリューションへのニーズは日々高まっています。

　このニーズに対応するため、日立とベリタスソフトウェアは、2002年3月にベリタスソフトウェアのバックアップ管理製品「VERITAS NetBackup」「VERITAS Backup Exec」の販売、サポート、マーケティングについて提携し、これらを統合システム運用管理「JP1」のラインアップに加え、業界をリードするマルチプラットフォームに対応した高品質、高信頼なバックアップソリューションを提供しています。
　また日立は、メインフレームで培った技術をコアに、オープンプラットフォームで「信頼性」「運用性」「スケーラビリティ」を重視したスケーラブルデータベース「HiRDB」を開発・販売し、1994年の発売以来、ミッションクリティカル分野を中心に大規模システムから中小規模システムまで豊富な実績を重ね、現在までに1,300社を超える企業に導入されています。
　今回の新製品共同開発は、昨年3月の販売、サポート、マーケティング提携の一環としておこなわれるものです。

　今回共同開発した新製品「JP1/VERITAS NetBackup v4.5 Agent for HiRDB License」と「JP1/VERITAS NetBackup BS v4.5 Agent for HiRDB License」は、HiRDBのデータバックアップとリストアを、JP1/VERITAS NetBackupと連携して行う製品です。この製品を使用することにより、「JP1」の運用管理機能と連携したバックアップ管理が行えるようになるほか、直感的なユーザインタフェースやJP1スケジューリング機能の利用により、データベースのバックアップ／リストア運用時のシステム管理者の負担を大幅に軽減できます。