2019年度「日立-DST南アフリカ技術者育成スカラシップ・プログラム」
2019年9月~11月
2019年11月7日、2019年度「日立-DST*南アフリカ技術者育成スカラシップ・プログラム」に参加した6人の研修生が、約1カ月半にわたる日本での研修を終え、この日研修報告会をひらきました。報告会では、渇水や漏水、設備の老朽化といった自国の課題や、日本の技術を活かした課題解決の提案発表のほか、帰国後に各所属自治体にて日本での経験を広く共有するとともに、今後はリーダーとして自国に貢献していくという抱負も語りました。
在日南アフリカ共和国大使館や社内関係者約15人が報告会に出席し、今後は二国間の架け橋となり、南アフリカにおける水分野のさらなる発展に貢献するよう激励しました。
本プログラムは、南アフリカの若手技術者育成を目的に、2009年より日立製作所と南アフリカの科学技術省が共同で実施しています。同国の技術者を毎年日本に招聘し、これまで43人の技術者が研修に参加しています。研修期間中は、日本の水処理管理や日立グループの最新技術・製品について理解を深めるため、さまざまな自治体の浄水場や下水処理場等の視察、日立グループの工場・関連施設での技術研修を行っています。
尚、本プログラムは経済産業省の補助事業である一般財団法人 海外産業人材育成協会 (AOTS) の研修制度を利用しています。
*DST: Department of Science and Technology (科学技術省)
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