日立Astemoでは自動車部品および輸送用ならびに産業機械機器・システムの開発、製造、販売、サービスを行っています。従来、廃製品となった車載用カメラ*は粉砕・自動選別の後、第三者によるマテリアルリサイクルおよびサーマルリカバーを実施していました。この度、日立Astemo佐和工場・日立Astemoハイキャスト岩手工場・日和サービスの3工場が連携し、手作業による製品分解の後、アルミニウム・鉄・複合金属物・基板類への選別を行い、アルミニウムは車載用カメラ*のベース部品をつくる材料として再利用するグループ内循環を実現しました。
この取り組みにより、2020年度は20トンのアルミニウム材料を循環利用するとともに、産業廃棄物発生量の削減に貢献することができました。また、一般社団法人産業環境管理協会主催の資源循環技術・システム表彰(2020年度)において「会長賞及びコラボレーション賞」を受賞しました。