日立グローバルライフソリューションズ栃木事業所は、家庭用電気冷蔵庫やエコキュートを製造しています。事業所では生産工程やトイレなどで地下水を利用していますが、水資源のさらなる有効活用を図るため、さまざまな節水活動に取り組んできました。
これまで、埋設配管の可視化や漏水箇所の早期補修、クーリングタワーの節水巡視、コンプレッサーの冷却方法を水冷から空冷に変更するなどの改善を実施。また、地下水流量を自動計測する「動力監視システム」を導入し、工場建屋ごとの水使用量を「見える化」するなどの改善を推進してきました。毎月の使用水量をイントラに掲示することで従業員の節水意識を高めるなどの活動も継続しています。これらの取り組みの結果、2019年度の地下水使用量は2010年度比で約29%、235,451m³削減しました。この削減量は、日本の平均的な生活用水使用量 約2,900人分*1に相当します。