(2021年9月15日 公開)
SDGsやパリ協定のようなバックキャスティングによる目標設定が定着しつつある今、社会課題解決とデジタルトランスフォーメーション(DX)との関わりが注目されています。社会課題解決の場で、今、DXにはどんな役割が求められているのでしょうか。また、多様なステークホルダーを巻き込む上で、どのような合意形成をはかるべきでしょうか。
Lumada Innovation Hub Senior Principal/シナモンAI取締役会長の加治慶光さんと、日立製作所 研究開発グループ 社会イノベーション協創統括本部 統括本部長の森正勝が語り合いました。
加治 慶光
Lumada Innovation Hub Senior Principal
・シナモンAI 取締役会長兼CSDO (チーフ・サステナブル・デベロプメント・オフィサー)
・鎌倉市スーパーシティアーキテクト
・元・アクセンチュア株式会社 Chief Marketing Innovator
・元・文部科学省参与
・経済産業省二輪研究会委員長
・観光庁マーケティング本部委員
・グロービス経営大学院教授
富士銀行、広告会社を経てケロッグ経営大学院MBA修了。日本コカ・コーラ、タイム・ワーナー、ソニー・ピクチャーズ、日産自動車、オリンピック・パラリンピック招致委員会など
を経て首相官邸国際広報室へ。その後、アクセンチュアにてブランディング、イノベーション、働き方改革、SDGs、地方拡張等を担当後、現職。
2016年Slush Asia Co-CMOも務め日本のスタートアップムーブメントを盛り上げた。
森 正勝
研究開発グループ
社会イノベーション協創統括本部 統括本部長
1994年京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、日立製作所入社。システム開発研究所にて先端デジタル技術を活用したサービス・ソリューション研究に従事。
2003年から2004年までUniversity of California, San Diego 客員研究員。横浜研究所にて研究戦略立案や生産技術研究を取り纏めた後、2018年に日立ヨーロッパ社CTO 兼欧州R&Dセンター長に就任。
2020年より現職。
博士(情報工学)
丸山 幸伸(ナビゲーター)
研究開発グループ 社会イノベーション協創統括本部
東京社会イノベーション協創センタ 主管デザイン長(Head of Design)
日立製作所に入社後、プロダクトデザインを担当。2001年に日立ヒューマンインタラクションラボ(HHIL)、2010年にビジョンデザイン研究の分野を立ち上げ、2016年に英国オフィス Experience Design Lab.ラボ長。帰国後はロボット・AI、デジタルシティのサービスデザインを経て、日立グローバルライフソリューションズに出向しビジョン駆動型商品開発戦略の導入をリード。デザイン方法論開発、人財教育にも従事。2020年より現職。
日立製作所研究開発グループによるオンラインイベントシリーズ。日立の研究者やデザイナーとの対話を通じて、新しい協創スタイルの輪郭を内外の視点から浮き上がらせることで、みなさまを「問いからはじめるイノベーション」の世界へいざないます。