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Hitachi

日立指静脈認証装置 S-1 2022年3月生産終了

簡単かつ高セキュリティを実現する指静脈認証装置にモバイル向け製品がラインアップしました。

特徴

持ち運びを考慮した薄型・軽量設計

モバイル用途での持ち運びを考慮し、近赤外光の照射方式として光源を指の側面に配置する側方入射型の方式を採用することで、 装置の薄型化(厚さ17mm)、軽量化(重さ35g)を実現しました。

モバイル用途を想定した機能提供

・スタンドアロン環境でも利用可能

利用者の生体情報を認証装置内に格納するため、PCがネットワークにつながっていないスタンドアロン環境でも、Windows®ログオンやスクリーンロック解除、シングルサインオン製品と連携した業務システムへのログオン認証に指静脈認証が利用できます。

・装置の紛失・盗難発生時に失効処理が可能

サーバ管理ソフトウェアの導入により、万が一、装置の紛失・盗難が発生した場合には、サーバ上で対象となる装置を失効処理することが可能で、装置の不正利用によるなりすましを防止します。

スタンドアロンからサーバ管理まで幅広いニーズに対応

スタンドアロン環境利用による小規模な環境から手軽に導入するこ とができるほか、生体情報をサーバ上で一元管理できる大規模利用 対応など、システム規模の拡張に合わせ幅広いニーズに対応します。

写真:日立指静脈認証装置 S-1

適用例

PCがネットワークにつながっていないスタンドアロン環境でも、Windows®ログオンやスクリーンロック解除等に利用できます。

適用シーン:公共交通機関での移動時、ホテルやサテライトオフィス、在宅勤務、喫茶店などのホットスポット

主な仕様

●ハードウェア

品名 日立指静脈認証装置 S-1
形名 PC-KCS50
インターフェース*1 USB 2.0*2
外形寸法 約52(W) × 64(D) × 17(H) mm (ケーブルを除く)
質量 約35g  (ケーブルを除く)
認証データ 装置内に保存(最大6指まで登録可能)
認証精度*3 本人拒否率(FRR) :0.1%
他人受入率(FAR):0.0001%
登録未対応率(FTE):0.03%未満
表示機能 状態表示LED搭載(緑、赤、橙(緑+赤) 3色)
動作環境 温度:5℃〜40℃、湿度:20%〜80% (結露なきこと)
電圧・電流 DC5V、500mA以下 (USBバスパワード)
主な付属品 USBケーブル (80cm)、取扱説明書
*1
本装置はUSB ハブ経由では使用せず、なるべくPC本体のUSB ポートに接続してご使用ください。
USBハブを使用する場合は、セルフパワーのハブをご使用ください。
移動時などUSBポートから外した場合は、前回使用のUSB ポートに接続してご使用ください。   
前回と異なるポートに接続すると、本装置が動作せず認証できない場合があります。
本装置が正常に動作しない場合は、USBポートから一度外した後、再度接続してください。
*2
USB3.0ポートでは、一部のパソコンで動作しない場合があります。
USB3.0ポートに接続しても、USB2.0で動作します。USB1.1ポートは非サポートです。
パソコンのUSB2.0ポートにUSB1.1のハブを経由して使用しないでください。
*3
1:1認証での測定値。バイオメトリクスの評価精度に関する国際規格ISO/IEC19795-1 に基づいた測定方法で算出した精度。
FAR=False Acceptance Rate、FRR=False Rejection Rate、FTE=Failure To Enroll Rate

●ソフトウェア(別売)

品名 S-1スタンドアロンソフトウェア*4*7
形名 C-N1717-01
機能 Windows®ログオン機能、スクリーンセーバロック解除機能、
ログ取得機能、静脈データ管理機能(スタンドアロン)
対応OS*5 32bit
日本語版
Windows® 7 Ultimate/Enterprise/Professional/ HomePremium/Starter (SP1)
Windows® 8.1/Pro/Enterprise Update*6
64bit
日本語版
Windows® 7 Ultimate Enterprise/Professional /Home Premium (SP1)
Windows® 8.1/Pro/Enterprise Update*6
  • * Windows® XP/Windows® Server 2008/Windows® Server 2008 R2への対応は終了しました。
*4
指静脈認証によりアプリケーションへログオンするパスワード代替入力機能が必要な場合は、別売のシングルサインオンソフトウェア「SRGateクライアントエージェント」が必要です。また指静脈データをサーバで一元管理するためのサーバ管理ソフトウェア「指静脈認証管理システム」も用意しています。詳しくは弊社営業までお問い合わせください。
*5
対応OSはS-1スタンドアロンソフトのバージョンによって異なることがあります。詳しくは弊社営業までお問い合わせ下さい。
*6
2014年4月にリリースされたUpdateに対応しています。
*7
S-1スタンドアロンソフトウェアを対象に、サポートサービスを提供しています。S-1ソフトウェアサポートサービス[型名 SD-CN1717-010](パッチ提供、ソフトウェア保守サポート)詳しくは弊社営業までお問い合わせください。

外観

写真:日立指静脈認証装置 S-1

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