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【事例】住友化学株式会社

化学品情報を一元管理し、全社規模のトレーサビリティを確立

「SAP®EHS Management」を基盤として化学品総合管理システムを構築。
一元管理によるスピーディな情報活用を実現

イメージ写真

住友化学株式会社(以下、住友化学)は、化学品総合管理システム「SuCCESS(サクセス)」を構築。
その基盤として採用されたのは、SAPの環境ソリューション
「SAP®Environment, Health, and Safety Management(以下、SAP EHS Management)」です。
システム構築を支援したのは、SAPソリューションで実績豊富な日立です。
日立は、化学品および環境・安全情報の自社管理で培ってきたノウハウを駆使し、社内に組織している環境コンサルタントも投入して、日本の化学業界で初めての試みであるSAP EHS Managementの導入を支援。
住友化学は、蓄積してきた膨大な化学品情報を一元管理し、全社規模のトレーサビリティを確立しました。

導入前の課題

  • 化学品情報の量と質は充実していたが、部署単位や利用目的ごとに個別にデータベースを構築してきたため、一元的な情報活用ができない
  • 製品の安全性や法規制情報に関する問い合わせがあると、社内で、物質と法律の両方に詳しい人を探して、情報を確認しなければならなかった

導入後の効果

  • これまで蓄積してきた膨大な化学品情報の一元管理を実現
  • 開発・製造・販売・使用・廃棄といったライフサイクルの各段階を想定したリスク管理をこれまで以上に効果的・効率的に実施することが可能
  • 社員の意識改革も進み、化学品情報を活用するノウハウの共有・伝承も進展

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[お客さまプロフィール] 住友化学株式会社

住友化学ロゴ







[東京本社] 東京都中央区新川2-27-1 東京住友ツインビル東館
[大阪本社] 大阪市中央区北浜4-5-33 住友ビル
[創業] 1913年9月22日
[資本金] 896億9,900万円
[従業員数] 26,902名(2009年3月末現在、連結)

基礎化学、石油化学、精密化学、情報電子化学、農業化学、医薬品の6事業分野にわたり、幅広い製品をグローバルに提供する総合化学メーカー。事業を通じて広く社会に貢献することを理念としており、アフリカでのマラリア防圧作戦に参加して、防虫剤練り込み蚊帳「オリセットネット」の供給にも取り組んでいる。

特記事項

  • 2009年8月「はいたっく」掲載
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 事例は特定のお客さまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • SuCCESS:Sumitomo Chemical Comprehensive Environmental, Health & Safety Management System MSDS:Material Safety Data Sheet ERP:Enterprise Resource Planning GHS:Globally Harmonized System of Classification, Labelling of Chemicals CAS:Chemical Abstracts Service
  • SAP、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名は、SAP SEのドイツおよびその他の国における商標または登録商標です。
  • その他記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • この記事は日経コンピュータ2009年7月8日号に掲載されたものです。
  • * 本サイトで紹介しておりますソリューションについてのお問い合わせは株式会社日立製作所 営業統括本部 産業・流通営業統括本部が承っております。掲載団体への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
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