CPO兼
バリュー・インテグレーション統括本部長
アリス・ポー
日頃より日立グループの調達活動に多大なご支援ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
現在、日立グループでは新たに標準認定制度およびそれを支えるITシステムの立ち上げを行っております。優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献するという企業理念のもと、品質、信頼性を第一としたものづくりを行うべく、製品の企画・開発から設計、製造、出荷、保守サービスに至るすべてのプロセスにおいて品質保証の強化活動を推進しております。
近年、品質コンプライアンスへの高い意識が今まで以上に求められております。しかしながら、弊社の承諾を得ない材料や製造、検査工程の変更等、いわゆる4M変更やサイレントチェンジと言われる事象が発生しております。お取引先、パートナーの皆さまにおかれましては、調達契約内容を遵守いただき、4M等の変更に際しては事前承認を徹底いただくなど、品質コンプライアンスへの取り組み強化を引き続きお願い申し上げます。
弊社日立グループといたしましてもパートナーの皆さまとの円滑な取引によるさらなる品質向上を推進する目的で、事業所別に統一されていない業務の標準化、グループ内の不具合情報の共有化による類似不良の防止を進めてまいります。品質コンプライアンスへの取り組み強化によるサステナブルな調達の実現にご協力をお願い申し上げます。
ハード調達品の認定は、工場審査、信用調査からなる調達先認定と個別の部品認定から構成されております。本制度では調達先認定に関する全社共通ガイドライン策定、認定プロセス標準化を行うとともに、IT基盤構築による調達先認定、部品認定、不良情報の共有を行います。これにより、調達先認定業務の標準化による認定業務品質の向上、不具合情報の日立内共有による同一不具合の再発未然防止推進、日立グループ内調達先認定情報・部品認定情報の共有による調達パートナーさまのご負担軽減を図ってまいります。詳細は、ウェブサイトに掲載していますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
優れた品質、高い信頼性は、調達パートナーの皆さまのご協力なしには実現できません。本制度の趣旨をご理解いただきパートナーの皆さまのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
より信頼される製品を提供し、お客さま、ステーホルダーの皆さまからより信頼される会社となり、より社会に貢献できるよう共に歩んでいきましょう。
CPO兼バリュー・インテグレーション統括本部長
アリス・ポー
日立は「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念のもと、「品質、信頼性を第一」としたモノづくりを行うべく、製品の企画、開発から設計、製造、出荷、保守サービスに至るすべてのプロセスにおいて、「組織、管理」「技術」 「人財」の観点から品質保証の強化活動を推進しております。
この一環として、調達品においても徹底した安全、法令の遵守、品質向上に関する活動に取り組んできました。日立グループ調達パートナーの皆さまにおかれましても以下の事項について、実施していただくことをお願いいたします。
日立は調達パートナーの皆さまとの取引を行うに当たり、日立の品質・安全性への適合評価を行います。この度構築したITシステムはこの評価プログラムのためのワークフローを提供します。皆さまにおかれましては本ITシステムを活用した評価プログラムへのご協力をお願いいたします。