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日立総合病院

2024年2月13日

当院には緩和ケア病棟があります。
2023年の10月から、「緩和ケア病棟オリーブ」という愛称がつきました。オリーブの花言葉の「知恵」と「平和」から、医療者は「知恵」を絞り患者さんのからだとこころのつらさを和らげること、そして、患者さん、ご家族にとって「平和」で穏やかな時間が過ごせるように、という願いを込めオリーブとしました。

オリーブ

緩和ケア病棟は、がんを治すことを目標にした治療(手術、薬物療法、放射線治療など)ではなく、がんの進行に伴う、からだやこころのつらさを和らげる治療やケアを行うところです。 そして緩和ケアはがんと診断された時からはじまり、患者さんを支える家族もまたケアの対象としています。当院の緩和ケア病棟は、「患者さんがその人らしく穏やかな日々を過ごせるように、からだやこころのつらさを和らげることをめざします」という理念を掲げ、医師、看護師、薬剤師、MSW、リハビリ、心理士などの多職種と協働して、患者さん家族に寄りそい、温かい看護と医療で日々患者さんを支えています。病棟には広々とした談話室とキッチン、(自慢の) 屋上庭園があります。庭園の散歩や好きな音楽をかけたり、患者さんご家族の方が、居心地よく過ごしてもらえるように努めています。誕生日や記念日のお祝いや、夏祭り、クリスマス会など季節のイベントも行っています。昨年のクリスマスは渡辺院長のピアノで合唱をしたり、 看護師のハンドベル演奏を行いました。

病棟クリスマス会

2024年1月22日

がん体験談フォーラムのご案内

茨城がん体験談スピーカーバンクが開催する「第8回がん体験談フォーラム」をご案内させていただきます。フォーラムは2部制になっており、第1部はがん体験談、第2部は医師・茨城県庁職員・がん体験者がそれぞれの立場で「茨城のがん対策」を語ります。第2部のシンポジストには茨城県のピアサポート事業立ち上げに奔走し現在も尽力している八木さんと、現在学校や職場などでがん体験を伝えがん教育に貢献しているスピーカーバンクの志賀さんが登壇します。専門職だけでなく、がん体験者の立場から茨城県のがん施策の展望が聞ける貴重な機会ですのでアクセスしてはいかがでしょうか。
感染症対策のため今回もYoutubeによる限定配信となります。ご希望の方は下記メールで申込みをお願い致します。

第8回がん体験談フォーラム

 日 時  令和6年3月5日(火)から配信(Youtubeによる限定配信)
 参加費  無 料
 内 容  第1部「がん体験談」を語る(発表者は茨城がん体験談スピーカーバンク・スピーカー)
       ①体験談 「私のがんの話」        塙 喜一氏
       ②体験談 「患者からみた茨城のがん対策」 八木 淳子氏

      第2部「茨城のがん対策」を語る
        茨城県総合がん対策推進計画 -第五次計画―について
        パネルディスカッション
           永井 秀雄氏  茨城県立中央病院名誉院長 練馬光が丘病院副管理者
           伊東 正憲氏  茨城県保健医療部健康推進課 がん・生活習慣病対策推進室室長
           志賀 俊彦氏  茨城がん体験談スピーカーバンク・代表
           八木 淳子氏  茨城がん体験談スピーカーバンク・副代表

 主 催  茨城がん体験談スピーカーバンク ホームページ http://iba-gan.jp
 申込み  事前申込制 メール info@iba-gan.jp
 問合せ  第8回がん体験談フォーラム事務局 メール info@iba-gan.jp

ポスター

2024年1月19日

4回目のブログとなりました、北茨城市のyamachampsanです。 2022年8月で乳がんの手術から5年が経過し、その間の定期健診でも特に異常が認められなかったため、ホルモン治療も終了しました。
今後は1年ごとの検診となりました。
その際、先生から1つのご提案をいただきました。
母を膵臓がんで亡くし、自分も乳がんになった人に対しては、今後の乳がんの再発と卵巣がんの危険性が高くなるため、その可能性を検出するための遺伝子検査があるとのことでした。
遺伝子検査といっても血液を採っての検査、ということで検査自体は簡単なものの、分析が大変そうなことは想像できます。従って、検査費用も少しお高めであることをお聞きしましたが、遺伝子は年齢を重ねても変化するものではないため、心配しているよりも確認しておいた方が良い、と判断し検査を受けることにしました。結果を先生からお聞きするまでは約5週間、結果は「陰性」であったため、一安心しました。
乳がんでのホルモン療法は終了したものの、現在は子宮腺筋症というもので、また別のホルモン剤を飲み、生理を止めて様子をみているところです。
私の場合は、ホルモン剤を飲んでいる方が体調も良く、あまり体調の心配をせず仕事に趣味に元気に飛び回ることができています。しかし、このホルモン剤は6ヶ月間しか飲むことができない薬、とのことで、2024年4月頃にはまた次の手を考えないとならないかもしれません。
薬を飲んでいても元気に生活できるのが何よりです。
おかげで、2023年も趣味(B’zの追っかけ)に打ち込むことができました。
パワースポット巡りも少々、神々しい光景に出会ったときの感動と言ったら、良いことがないはずない!という感じです。

御岩神社

また、11月には岡山県津山市に旅行に行きました。津山城というお城があり、もみじ祭りでライトアップをしていました(写真参照:岡山県津山城にて)。

津山城

やっと、厳重な予防をすればどこにでも出かけられる環境が整いました。
感染に十分注意しながら、またいろいろなところに行き、いろいろな楽しみを見つけたいと思います!!

2023年12月27日

2024年度 国立がん研究センター 「患者・市民パネル(がん対策応援団)募集」のご案内

国立がん研究センターから「患者・市民パネル募集」の案内が届きましたのでお知らせいたします。
「患者・市民パネル」は国立がん研究センターが発信するがん情報サービスに、患者さんや一般市民の皆様の視点を取り入れるため2008年度から募集を行っています。
主な活動内容は患者・市民の立場から意見交換会などの会議へ出席していただき、取り組みなどに対する意見をいただくこと、がん対策に関わる活動(講演会の案内など)を広報していただくこと、パンフレットやウェブページの情報の見やすさ、わかりやすさのチェックなどです。
多様な視点からご意見をいただくため、居住地域やがんの種類、立場に偏りのないメンバー構成で、原則100名、任期2年間で半数ずつ改選しているそうです。
詳細につきましては、下記 国立がん研究センター がん情報サービスのホームページへアクセスし確認をお願いいたします。応募締め切りは1月12日(金)です。


国立がん研究センター がん情報サービス 2024年度 国立がん研究センター「患者・市民パネル」募集
https://ganjoho.jp/public/news/2023/panel_2024.html

立がん研究センター「患者・市民パネル」

2023年12月19日

みなさまこんにちは。
ピアサポーターの“もん・もん”です。

ピアサポートが再開してから少しずつでも相談者の方々が来て下さっていること嬉しく思います。ありがとうございます。

私の6年前ですが、術前抗がん剤の治療が決まってから治療が始まるまでの時期、第2の気持ちの不安定期だったように思います。そのときにピアサポートを利用させていただきました。いろいろ不安なことがある中で、がんの経験者であるピアサポーターの方とお話しし、具体的な体験談を伺っていくうちにだんだんと自分のことも話せるようになって安心感につながっていき心強くもありました。
と今は言えますが、その当時すんなりと行動に移せたわけではありません。一歩踏み出すまで時間を要しました。

私の場合ですが、「誰かに話を聞きたいな。でも、何を聞いたらいいのかもわからない…」「自分のこともきいてほしいなぁ。」「“ピアサポート”ってあるけど、そこって誰でもいけるのかなぁ?」と分からないことばかりでした。会計窓口に並んでいる時に『がん相談支援センター』『ピアサポート』の表示が目には入るけど、中々あの自動ドアの中へ入る勇気はなく足が向きませんでした。
そんな中、トイレ内にリーフレットが掲示されていて、周りの目を気にすることなくじっくりと目を通し写メることも出来ました。
問合せ先、開催日時、場所が書かれていたので、まずは『がん相談支援センター』に電話をして自分の状況を話すと『ピアサポート』につないでいただけたのです。
ほんの少しの一歩だけどホッとしたのを覚えています。

ピアサポートのピアは、「仲間」と言う意味です。ピアサポーターもがん体験者ですので「仲間」として相談者さんのお話を伺ったり、体験談を通してお気持ちを分かち合えたらと思っています。
お待ちしております。

 [ピアサポート事業]
  日 時:毎週木曜日 13:00~15:30
  場 所:本館棟1階 ①番 医療サポートセンター 相談室3
  問合先:日立総合病院 がん相談支援センター 
  電 話:0294-23-8730(直通) *月~金曜日の病院開院日 9:00~16:00

私のリフレッシュは、自然や音楽に触れることです。それと友人とのおしゃべりがとても大事!美味しい物付きならなお、幸せです。夏にはマイナスイオンをたっぷり浴びました。ミュージカルやライブにも行きやすくなった今日この頃、たくさんのメッセージをもらって励みになったり、共感できたり、時には涙も流せたり…
心の栄養になっています。
病気が分かった時は、こういうことはもう出来なくなってしまうのではないか?とマイナス思考しかありませんでした。それが、今こうして好きなことが出来ていることに幸せを感じています。“自分時間”や“自分のお楽しみ”があるとそこに向かって頑張る気持ちも出てきます。ただそれは当たり前なことではないので“いま”を大切に日々過ごしていきたいと思っています。

写真

2023年11月30日

みなさん、こんにちは。ピアサポーターのブランです。
早いもので2023年も残りわずか。今年の暑い暑い夏が長かったせいで秋が短く、全く今年が終わる感じがしません。そして暖冬だそうですね。やはり温暖化のせいでしょうか…「地球沸騰化」などという言葉も聞かれ、気候変動は大きな災害や農作物へのさまざまな影響など、今までは考えもしなかった事態が起きているようです。私たち個人に出来ることといえば、コツコツ小さなことを見直していくことくらいなのでしょうか。(我が家は省エネタイプの冷蔵庫に買い換えました!)

さてさて。このサイトをご覧になっている皆さんは、現在、日立総合病院を受診中でしょうか?それともこれから受診される予定でしょうか?ご家族の付き添いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

日立総合病院(通称「日病」)には、診察や治療の待ち時間、息抜きになるような場所やサービスがたくさん用意されています。今回のリレーブログでは、私が選んだ《日病・ホッと一息スポット》をご紹介します。

①患者図書室「モンキーポッド」
このブログではすでにご紹介済みの患者図書室です。
病気や治療に関するたくさんの書籍やガイドブックがあり、自由に閲覧することができます。パソコンやビデオも利用可能です。また、司書さん厳選の大人も楽しめる絵本もありますよ。日立の押し花サークルの作品も展示されており、ホッと一息出来ること間違いなし!
ちなみにモンキーポッドとは、「この木なんの木気になる木~♪」のCMでおなじみの木(日立の樹)の名前です。
※開館 月水金→9:00~14:30 火木→9:00~12:00

モンキーポッド

②なごみの広場
正面玄関からエレベーターで2階にのぼり、採血の待合室の反対側にある休憩コーナー。日病の創設に尽力した高尾直三郎氏や病院の歴史に関する展示があります。座り心地のよいベンチやとカウンターテーブルがあるので、ゆったりと静かに、落ち着いた時間を過ごすことができます。木材や畳素材など和風で統一されていて、まさに「和み」!ここにも絵本があり自由に読むことができます。手に取ればばホッと一息、気持ちが温かくなりますよ。おすすめのスポットです。

なごみの広場

③れすとらん幹
3階第2駐車場や鳩ケ丘駐車場方面にある食堂棟の2階にあります。コンセプトは「おいしいと健康を地元の食材で!」。地産地消をベースに野菜たっぷりで塩分控えめなメニューが揃っています。デザートやドリンクメニューも豊富。お腹も満たされ心身ともにホッと出来そうです。
ちなみにピアサポのグルメ担当のんちゃんおすすめメニューはナポリタンだそうですよ。
※営業時間 10:00~15:00 (病院が休診日はお休み)

れすとらん幹

④ファミリーマートとイートインコーナー
以前鳩ケ丘駐車場側にあったファミリーマートが、昨年11月に2号棟1階にリニューアルオープンしました。おにぎりやお弁当からドリンク類、たくさんのコンビニスイーツ、入院に必要な日用品まで品ぞろえが豊富!店内は明るい雰囲気で、広いイートインスペースもあるので、気軽に待ち時間に軽食をとりながら待ち時間を過ごすこともできます。
※営業時間 6:30~20:30

⑤スターバックスコーヒー
1階の受付奥にあるおなじみのスタバです。明るい窓側にカウンター席もあり、おひとり様でもゆっくりホッと一息することができます。私は半年に1回の検査結果を聞きに行く際には、おいしいケーキやドリンクを自分へのご褒美として楽しんでいました。かわいいグッズやお菓子をお土産にするのもいいですね!時間によっては病院スタッフも列に並んでいたり、診察室とは違うお顔を見ることができたりもするとかしないとか?!
※営業時間 7:30~19:00(病院が休診日はお休み)

⑥ピアサポート相談コーナー
最後にご紹介するのは、毎週木曜日の午後に私たちピアサポーターが滞在しているコーナーです。本館棟1階①番の曇りガラスの自動ドアの奥にあります。季節のイラストが描かれた看板(黒板)が目印です。部屋の中は明るく大きなテーブルを挟んでお座りいただけます。電話での予約制ではありますが、飛び込みも大歓迎です。ぜひお気軽に利用してくださいね!ピアサポーターが二人一組でお待ちしております!
※活動日 毎週木曜日 13:00~15:30

ピアサポート相談コーナー

〇番外編 助川城跡公園
日病を出て山側を行くと、ひっそりと静かな場所にある公園です。幕末に異国船からの海防のために築かれた助川海防城の跡地が整備されています。お天気のいい日には、日立の街並みの向こうに太平洋を一望できます。海と山に挟まれた日立市ならではのすばらしい景色を堪能出来るおすすめスポットです!

助川城跡公園

いかがでしたか?みなさんすでにお気に入りの場所や、気になる場所がありましたか?
病院に行くのはちょっとなぁ…という時、また、あー嫌だな…辛いなぁ…という時、ありませんか?そんな時に、ぜひ気持ちを落ち着かせたり、いつもの自分を取り戻したり、リフレッシュできる場所としてぜひ利用してみて下さいね!
(私も次の人間ドックが終わったら、れすとらん幹でケーキセットをいただく予定です♪)

2023年10月31日

土曜日に開催している2つのピアサポートのご案内

がん体験者が運営している「ピアサポートいばらき」から土曜に開催しているピアサポートの案内が届きましたのでお知らせいたします。対面のほかWebでも開催していますので、平日は都合がつかない方や外出が難しい方も、この機会にアクセスしてみてはいかがでしょうか。
利用は各時間1名、先着順で予約を受付しています。
お申し込み・お問い合わせは下記へお願いいたします。

 〔問合せ先〕
   ピアサポートいばらき
   E-mail:peeriba@yahoo.co.jp  FAX:029-852-7097(八木さん)
   URL:https://peer-iba.jimdosite.com

リーフレット

2023年10月10日

皆さまこんにちは。
4回目の登場となりましたピアサポーターのナチュリラと申します。

月日が経つのは早いもので、3回目はちょうど1年半前に担当させていただきました。
その間にピアサポート窓口も再開し、少しずつですがまたお顔を見てお話をさせていただく機会が戻ってきたことが嬉しく思います。
あれから1年半が経過しましたが、私の生活はそこまで大きな変化はありませんでした。
週3回の仕事は続けながら、高年齢になる家族の受診付き添いや家事フォロー、友人たちとの時間も大切にすることができています。

ここ1年間での出来事としては、10年間のホルモン剤(タモキシフェン)の服用を終了し、無治療1年後にPETなどの検査をして卒業できるか?という矢先に肋骨の痛みで、整形外科や乳腺外科を受診し、レントゲンや超音波検査、骨シンチ検査、PET検査などフルで検査していただきました。結果はグレー?
はっきりせず、その当時咳喘息がひどく咳が出ていることが多かったので、もしかしたらそこからの痛み、骨の損傷があったのかもしれません。
念のためということでタモキシフェンの服用がそこからまた再開になりました。
そして今年7月、再度PET検査をし前回の画像より炎症反応が消えていたので良くなったとの判断にてタモキシフェンを隔日服用で、また1年後の検査となりました。
だるさやホットフラッシュなど、ホルモン剤の副作用もまた出たりしていますが少しずつ付き合いながら2日に1回服用を続けている状況です。

今回は前回途中になっていたお話を続きから書かせていただきたいと思います。

前回は治療中の家族の支えについてお話しました。
発症してから長い道のりでしたが、感謝の言葉だけでは伝えきれないほど、周りに助けてもらってきた歳月でもありました。
自分自身ががん患者になり、がん患者をもつ家族という立場になったことで気づいたことがあります。それは何気なく口にする『頑張れ!』や『大丈夫よ!』という言葉を使う難しさです。個人的には大丈夫という言葉は大好きで、前向きになれ、安心につながる言葉だと感じるのですが…
私たち家族はがん患者の父に対して頑張れとは言いませんでしたが、『大丈夫よ!』は何度も使い、父はおだやかに治療を受けていました。
その人その人の状況で受け取り方もさまざま。1つの言葉が“辛さ”にも“優しさ”にも変わるのだと感じました。
そして言葉はなくても、普段通り接するということは何よりの優しさなのかもしれません。
6年前にバリアフリー講座でスピーチさせていただいたのですが、もうここには6年後の私がいて、この6年の中でいろんな変化もありました。
毎回半年に1回の定期診察に付き添ってくれていた夫も、ここ数年は全く行ってくれなくなりました(笑)
あの当時は診察室にも一緒に入ってくれて、クリアするたびに診察室を出てから「良かったね~」と握手をしてくれたものでした。今では、帰宅して『今日どうだったの?』という感じで、私の元気そうな姿から心配はしていないのでしょう(笑)
その頃はクリアして“また生きられるんだぁ”と心の底からホッとしたのを覚えています。
もちろん今もですが。

今年の夏はコロナが落ち着いたのもあり、家族3人で京都~大阪~横浜へ旅してきました。
体力もこの12年でだいぶつきました。スパルタ夫のおかげで京都では20キロ以上もレンタサイクル(もちろんアシスト付き)で走って神社仏閣巡りをしてきました。学生時代に修学旅行で行った場所を巡って、大人になってからの景色も良いものでした。
自分ががん患者だった事を忘れるくらい、頑張りました(笑)
もちろん私が辛いときは、無理せず体調に合わせて動いてくれるのでそこは感謝です。
とはいえ、ほとんど夫ペースではありますが…(泣)息子はそんな母のそばでいつも笑ってくれる強い味方です。
そんな息子も病気がわかった時、2歳だった子が来年高校生!びっくりです。
これからも一緒に旅行へ行って楽しめたらと思います。

再発に対してはやはり不安はつきものです。今回の肋骨の痛みも、骨転移?と不安がよぎり、ご飯も美味しくないし、大好きなお笑いを観ても笑えませんでした。
それだけ健康で悩みがないという状態は、“当たり前のようで当たり前ではない”ということ。体調が良いということは、毎日が充実するということなのでしょう。
いつも元気でいられるのが一番ですが、副作用などでそうはいかない時もあるので、その時々で自分と向き合い、甘やかしながら前を向いていけたらよいと思う今日この頃です。

これからも同じピアサポーターの“のんちゃん”や“がん友達の同志たち”と一緒にまた山登り、里山歩きを楽しもうと思います。
山はキツイこともありますが、登った後の爽快感、達成感が最高です。
また行きたくなるのが本当に不思議です。山が私を呼んでいるのです(笑)

一喜一憂しながらも、医療の日進月歩を信じ、希望をもって今を大切に過ごそうと思います。
経験を活かせるような、支えとなれるような、ピアサポーターになれればと思っていますので、治療の悩みなど一人で抱えている方、家族がまさに告知されてどう接したらいいのかわからない方、その他なんでも大丈夫です。気持ちを話すことはとても大切です。毎週木曜日お話に来てみてください。お待ちしております。

写真

2023年8月9日

仕事に関する相談窓口のご案内

当院ではがん治療を受けている方を対象に、毎月第2水曜日13:00~16:00、社会保険労務士・ハローワーク日立の職員・日立総合病院のがん専門相談員(社会福祉士)の3名で仕事に関する相談をお受けしています。
がんになっても仕事と治療が両立できるよう傷病手当や年金など社会保障制度の活用をはじめ、離職した方には失業給付の説明や職業訓練制度の紹介、仕事探しの支援もしています。具体的な相談がなくても仕事のことについて話がしたいという方もお受入れしておりますので、どうぞお気軽にお越しください。
予約なしでも利用できますが、予約が入っている場合は先約を優先しますのでお待ちいただくことをご了承願います。

【仕事に関する相談事業のご案内】
  日 時  毎月第2水曜日 13:00~16:00
  場 所  本館棟1階 ①番医療サポートセンタ 相談室3
  対象者  がん治療を受けている方(日立総合病院以外で治療している方の相談にも応じています。)
  対応者  3名
       ・社会保険労務士:社会保険制度全般(傷病手当・年金など)
       ・ハローワーク :失業給付・求職支援(求人票提示)・職業訓練など
       ・がん専門相談員:仕事と治療の両立支援
        (職場に提出する診断書や復職支援プランの相談にも応じます)
  予 約  予約センター 直通電話:0294-23-8341 受付:診療日の9:30~15:00
       「仕事に関する相談の予約をしたい」とお伝えください。
  問い合せ先  がん相談支援センター 担当:天池(アマイケ) 
         直通電話:0294-23-8730(受付:診療日の9:00~16:30)

窓口とスタッフ

2023年8月8日

ブログも4巡目になりました。コニままです。
前回も前々回も、コロナのことで書き始めていましたが、ようやくピアサポートも再開されました。
治療始めたばかりの人はピアサポート知らないのでは、と思ったりしていましたが、病院の方の声かけもあり少しずつドアをノックして入って来てくれています。うつむき加減で涙ぐんでいた人が、「こんなにがんのこと話したの初めて」と言って笑顔になっていく様に、再開されて良かったなあ、とうれしくなりました。私たち、ピアサポーターもこの時を待ち望んでいました。
今年は、さくらロードレースも再開され満開の桜の下を沢山のがんの仲間たちと歩くことができました。スマホでつながってはいましたが、やっと会うことができた仲間たちはみな笑顔でした。
今はまだお休み中ですが、日立病院には「さ・く・ら」という血液の患者会があります。「元気になって桜を見に行こう」と名付けられたようです。仲間と桜を見に行くことが大きな目標になっているのです。
桜は春の喜びと、私たちに与えてくれるエネルギーがあるのでしょう。桜って、すごいですね。
17年前、私は2月に大腸がんの手術をして桜の時期はまだお花見を楽しめる状態ではなく、翌年の4月は転移のための肝臓の手術で、来年はお花見にいけるかなあと病室の窓から遠くの桜を眺めていました。
その年の秋には、またまた肝臓に転移、S状結腸がんで人工肛門になり、翌年の春はストーマの心配をしながらのお花見でした。
その後、ハワイ旅行中に腸閉塞で手術、肺にも転移し手術をしましたが、今ではそのような時があったのも忘れるくらい元気でありがたい日々です。桜の季節には春の喜びとともに、いつもその時々のことが頭をよぎり、よみがえってきます。

ブログを書き始めると、がんと診断された時や転移、再発の治療中の時のことなどいろんなことが頭を巡ります。がんになって、たくさんの人と出会い助けられもしました。2回目の入院の時、4人部屋の病室の3人が子どもも同い年だったこともあり、体調の良い時に部屋の真ん中に椅子を持ち寄っておしゃべりをしていました。回診で入ってきた医師が「なんだか楽しそうだねえ」と言って笑っていました。おしゃべりをしていて保険の話題になったことがありました。がんになる少し前に保険を見直し一回だけですが高額の保険を下りるという人が、「どうしても欲しい車があるの」「買ったら乗せてね」。いつもおしゃれな人は「たくさんは下りないけどデパートに行って服を買いたいなあ」と、そんな話も楽しい時間でした。ある時その中の1人に「3人とも再発、転移の仲間で良かった」と言われた時には驚くとともに複雑な気持ちになりました。楽しくおしゃべりしていても抱えているものの重さと不安は同じで分かり合える仲間になり、それぞれの生き方、考え方を教わりました。
ピアサポートや患者会でも多くの人と知り合い、楽しい時を過ごすこともあります。年齢も、住む所も、趣味も何もかも違いますが、ただ一つのがんと言う共通点で、太い絆が結ばれています。
これからは、さまざまな活動も再開されるでしょうから、積極的に参加して仲間を見つけてください。気持ちが分かり合える人がいるのは心強いです。

身体が落ち着いたころ、ライアーという楽器に出会いました。約100年前にスイスで音楽療法のためにできた楽器(竪琴)で、ひざの上に置いて指で奏でます。やさしい音で、音と音が重なり合いハーモニーが生まれると弾いていても心地よく、私にとって大切な時間と仲間たちが出来ました。コロナ前には日立総合病院の緩和ケア病棟でクリスマスコンサートをしました。ようやく少しずつ地域でのコンサートができるようになり、練習にも力が入っています。
元気だった時には出会うことのなかった人たちや楽器の仲間たちのお陰で、今の私は充実した日々を過ごしています。このブログを読んで、ピアサポートの所に行ってみようかな、どんな人がいるのかなと思って来てくださるとうれしいです。

写真は「ライアー」と、「ツタンカーメン」という名のさやえんどう。ツタンカーメンという名が、ロマンを感じます。

「ライアー」と「ツタンカーメン」

2023年7月4日

皆様こんにちは、ロスタイムです。

ピアサポート窓口が再開して半年余り。まだ新型コロナの不安が残る中で、感染対策に最大限留意しながら再開を決めてくださった病院関係者の皆様に感謝です。何度も来てくださる相談者さんもあって、サポーターとしても嬉しく思っています。

マスクの着用が個人の判断になってからは、だいぶ風通しが良くなったというか、気分的に楽になったように感じています。
先日久しぶりに水戸市内で狂言の舞台を観ました。個人の判断ではあっても観客のほとんど全員がマスク着用。比較的年齢層が高かったこともありますが、やはり人が集まる場所では対策をしていこうと考えているのだと思います。
狂言が始まる前に簡単な解説をしてくれ、その中で「おかしかったら大いに笑ってくださいね。演者の励みになります。狂言というのはそうして楽しむものです」というお話がありました。
それを聞いて、2021年6月に舞台を観に行った時のことを思い出しました。その頃は、出演者に感染者が出たりすると即公演中止になり、開演に漕ぎつけられる舞台は運が良いと言われるくらいの状態でした。満席の入りでしたが、検温・マスク着用は必須で、うっかり隣席の同行者に話しかけようものならば、会場の係員が血相を変えて飛んで来て、「会話はご遠慮ください」と書かれたプラカードを目の前につき出されるというありさまでした。出演者への応援は拍手のみでお願いします、と繰り返しアナウンスがあり、舞台に興じて思わず声が出たり笑ったりしたら、慌てて口を押えなくてはならないような、そんな雰囲気がありました。人が集まって何かを楽しんだりすることは悪であるというような空気。やはりどこか異様だったなぁ、と思います。人類が経験する未知のウィルスにどう対処したものか、誰もが計りかねていました。
今回の狂言は罪悪感なしに笑うことができて、そのことがとても心地よく感じました。笑えるのっていいですね。笑うと免疫力がアップするとか、脳がリラックスするとかいろいろ言われていますが、難しい理論はわかりません。でもにこりともしない人よりよく笑う人が好きです。
狂言の帰り道、レストランに入りました。隣のテーブルには1歳くらいの赤ちゃんがベビーチェアに座り、パパとママ、そして祖父母らしき人に囲まれていました。その赤ちゃんが突然キャッキャッと笑い出しました。「え?何がおかしいの?」「何見てるの?」パパやママは不思議そうですが、赤ちゃんは嬉しそうに笑っています。つられておじいちゃんおばあちゃんが笑い出し、周りが笑ったことで余計に嬉しくなったのか赤ちゃんの笑い声は止まりません。とうとうみんな笑い出し、こちらまで楽しくなってしまいました。笑い声は人を幸せな気分にさせるようです。
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」というウィリアム・ジェームズの言葉に心から共感してしまった出来事でした。

がんを経験してから、一日一笑を心がけています。一笑に限らず十笑でも百笑でも!同じ生きるなら楽しい方がいい。
だから常に笑えることを意識しています。そんな笑える小ネタを一つ。
知り合いのおじいちゃんが、この方は大の野球ファンなのですが、WBCをとても熱心に観戦していました。そこで注目したのがアメリカ国籍ながら侍ジャパンのメンバーになったラーズ・ヌートバ-選手。「ヌードバーは守備がいいよな」とか「ヌードバーのペッパーなんちゃらをみんな真似してるな」とか、おじいちゃんはなぜか「ヌードバー」と覚えてしまったようなのです。いくら茨城人でもここは濁音にしないでほしかった。私は‘‘衣服を身につけないお姉さんが出て来る酒場?’’をイメージしてしまって(不純ですね)おかしくておかしくて。ヌートバ―選手の顔を見るたびに思わず思い出し笑いです。ヌートバ―選手、ごめんなさい。カージナルスでのご活躍を応援しています!

新型コロナウィルス感染症の位置づけが変わっても、今後また新たな変異株が出現しないとも限りません。大きな波が押し寄せる可能性もあるでしょう。それでもあまりにも多くの規制がかかると、人は委縮してしまいます。できる対策を取りながら、笑うことを忘れないでいたいなと思うこの頃です。

舞台

2023年5月18日

患者図書室(モンキーポッド)のご案内

患者図書室をご存知ですか。

当院では、患者さん中心の安全で質の高い医療を提供し、患者さんと病院のお互いが信頼し、協力し合うことにより最善の医療を提供することをめざしています。患者さんやご家族が、病気について詳しく知りたいという気持ちに寄り沿い、そのような場と情報提供を行うため、医療情報を中心とした患者図書室を院内に設置しています。

場所は、本館棟2階の入退院支援室および採血室待合室の隣にあり、病院診療日の9時から12時まで利用可能です。

今回は「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年版」をご紹介いたします。
納得のいく医療を受けるためには、患者さんが治療や診療方法について正しく理解したうえで、医師と相談し、ご自身に合った治療を選択することが大切です。

本書では、乳がんの患者さんやそのご家族が、いま知りたいことについて、正しい情報をわかりやすく得られるよう、最新の情報をもとに、患者さんからの計65の質問に対する回答と解説を掲載しています。お時間のあるときにぜひお立ち寄りください。当院のがん相談支援センターのスタッフやピアサポーターにお声掛けいただいても閲覧は可能ですよ。

図書室司書 大沼由紀子

図書室

2023年5月8日

初めてブログを投稿させていただきます。
nonと申します。
私はこれまで、7回の乳癌と子宮癌を乗り越えて来ました。
20年の月日が流れ、姉の勧めもありピアサポーターになりそこで、今までの人生観を変えるほどの先輩ピアサポーターに出会ったのです。
その方の『ようこそいらっしゃいました』の言葉で、自分が守って来たものが崩れました。
誰にも話さないで孤独感を抱きながら独りで立ち向かってきた病気の辛さを、経験者に(仲間に)共感してもらえる…そんな場所があったんです。心の中に長年立ち込めていた霧が晴れた気分でした。

病気と戦うのは自分独りですが、その後ろには仲間もいます。
癌になってもひとりじゃない。

癌闘病の辛さや不安を話せる場所があります。
どうぞピアサポートにいらしてください。
ご家族の方も大歓迎です!
お待ちしています(^^)

さくら

2023年3月21日

ブログをご覧になっている皆様方、お久しぶりです。ピアサポーターの『のんちゃん』です。
2010年に乳がんが見つかり、手術や抗がん剤などの治療を経まして、辛い時や落ち込んでいる時は周りのがんの経験者さんに精神的にたくさん助けてもらい、13年が経とうとしています。
罹患当時2歳だった娘も15歳になりまして、子育ても少し落ち着き、以前より私自身が自分の好きなことをする時間が増えました。
病気が見つかった時はこんなに長く生きられるなんて思いませんでしたが、私は元気で毎日『生き生き生きて』います。

現在、コロナウイルスの影響から毎月第3土曜日に開催されていた病院での乳がんの患者会は休止中ですが、開催している時に知り合った仲間たちとは連絡を取り合い、たまに会って楽しんだりしています。

そんな私の前回の投稿は2021年の1月、、、。あれから2年の時を経て、今私がハマっていることを紹介したいと思います。

それは、登山です!!
登山と言ってもまだ近隣の低山をハイキング程度でしか登っていないのですが、、、。(がっつり登山をされている方には笑われてしまうかも)
初めてハイキングに連れて行ってもらったのは2年前、小津山自然公園。患者会で知り合った登山先輩のお友達に連れて行ってもらいました。普段から運動などしない私はほんの5分も登ったところで息が上がり、ぜぇぜぇしていました。
紅葉の時期だったので、周りの木々がとても綺麗でした。頂上に着いた時、とても眺めが良く、自分の住んでいるところからこんなに近くで素晴らしい景色が見られる場所があるなんて!と感動しました。

登山1

そして昨年、初めて日立市の助川山に登りました。
小木津山に引き続き、近隣の住民の方々は犬を散歩しながら登っていたり、明らかに軽〜い運動程度に登っていて、相変わらず運動不足の私は、失礼ながら私よりもずっと年上の方々に追い抜かれていく始末。形から入る私は、格好ばかりきめ込んでいたので恥ずかしかったです(笑)

助川山は本当に素敵なところで、頂上からの眺めは最高でした。
日立市だけではなく、北は高萩、遠く東海の辺りまで見渡せました。周りの自然も豊かで、野鳥の姿もたくさん見られました。
眼下に広がる景色を見ていると、自分の悩みなんて豆粒のようだと自然と感じてきます。
それに、登山をしていると、すれ違う皆さんニコニコ挨拶してくれたり、話し掛けてくれるのも嬉しくてテンションも上がります。ウェアやギアもかわいいデザインのものがあったり、それをお店に見に行くのも楽しみだったりします。

登山2

それから何度か助川山に登り、先日、高萩市の土岳山に登りました。私たちが行った日は残念ながら見えませんでしたが、運が良ければ頂上から富士山も見ることができるそうです。土岳山は途中岩場があり、ロープを掴んで登る場所があったり、急な勾配が続いたり、今まで経験してきた山よりとてもハードでした。

登山3

まだ低山しか経験したことがありませんが、途中しんどい中、無理かなぁ、辛いなぁ登るのやめようかな?って思うんです。
でも、頂上に登って周りの綺麗な景色を見渡すたびに、ああ、私頑張った!!登ったんだぁ!って次の元気に繋がるんですよね。
私、がんになっても山を登れるんだ!!生き生き生きてるっ!!
一緒に登ってくれているのは、皆さん乳がん仲間です。
同じ病気を経験しているからこそ、お互い声を掛け合い、無理せずに、辛くなったら休み休み気兼ねなく登れます。仲間がいるから、私は登れるんだなって感じています。

もちろん、登山はちゃんと山を降りるまで気を抜けないので、下山中も細心の注意を払います。体力に自信がない時は無理せず引き返すことも考えています。

県北地区はすばらしい自然に囲まれています。病院からもすぐ近くの助川山、本当にすばらしい眺めです。時間が許せば毎日にでも登りたい位素敵な山でした。皆さんも一度登ってみてくださいね♪自然からたくさんパワーもらえますよ。
次の目標は筑波山を、そしていつか仲間と一緒に富士山も登りたいな。
がんになって、1人で悩んだこともあるけれど、今は一緒に楽しい時間を過ごせる仲間がいることに幸せを感じています。皆さんも自分や家族ががんになってしまって悩んでいる、不安がある、何かしら気持ちを吐き出したい!!そんな時はぜひピアサポートを利用してみてくださいね。たくさんのピアサポーターがお待ちしてます。

2023年2月21日

がん体験談フォーラムのご案内

茨城がん体験談スピーカーバンクが開催する「第7回がん体験談フォーラム」をご案内させていただきます。フォーラムは2部制になっており、第1部は当事者のがん体験談、第2部はご家族の介護体験談です。第2部の発表者は、当院のがんピアサポート事業の立ち上げにご尽力いただいたピアサポーター(通称:フェニックス)の旦那様です。奥様のがん闘病中に夫婦関係がうまくいかなったことがあり、旦那様はなんとか関係を改善したいと国内外を問わず本を探したそうです。その中で、「ブレストキャンサー・ハズバンド(乳がん患者の夫)」という本に出会い、書かれている内容の通りに一つ一つ実践していくと徐々に夫婦仲が好転したと伺っています。今回はこの時の体験談をもとに、奥様とともに歩んだ思いを話してくださる予定です。
乳がんの配偶者やパートナーがいる方は関わりの参考になると思いますので、ご都合がつきましたらお聞きになってはいかがでしょうか。
感染症対策のため今回もYoutubeによる限定配信となります。ご希望の方は3月5日(日)までに下記メールで申込みをお願いいたします。

第7回がん体験談フォーラム

日 時  令和5年3月6日(月)から配信(Youtubeによる限定配信)
参加費  無 料
内 容  第1部「がん体験談」を語る(発表者は茨城がん体験談スピーカーバンク・スピーカー)
     ①体験談 「がんになった時のために」        小宮 諒氏
     ②体験談 「すい臓がん 毎日を自分らしく生きる」  中里 美和氏

     第2部「がん介護体験談」を語る
        「妻と共に ~ブレストキャンサー・ハズバンド~」   高橋 利幸氏

     主 催  茨城がん体験談スピーカーバンク ホームページ http://iba-gan.jp
     申込み  事前申込制 メール info@iba-gan.jp
     問合せ  第7回がん体験談フォーラム事務局 メール info@iba-gan.jp

チラシ

2023年2月6日

今回は「私とピアサポート」について少しお話したいと思います。
みなさま、お元気でお過ごしですか? まーやでございます。

私とピアサポートとの出会いは、末期がんの父に寄り添っていた頃です。『がん相談支援センター』と書かれたドアに目が止まりました。「もしかしたら私の悩みを聞いてくれるかも・・・」と思ったのが最初です。日に日に弱っていく父を前に、どう向き合ったらいいか、どうサポートしたらいいか、どういう娘でいたらいいのか悩んでいました。私自身、父の「がん」を受け入れられずにいました。思い切ってその『がん相談支援センター』に相談に伺いました。泣きながらしゃべり続けたことを記憶しています。たくさん話を聞いてもらった私にソーシャルワーカーさんは“ピアサポート”を紹介してくださいました。その後、父が他界し精神的に不安定になっていた私は“ピアサポート”へ行ってみました。サポーターの方々に悩みを打ち明けることで受入れられなかったことも少しずつ理解することが出来ました。心の安定を取り戻しつつあった頃、今度は自分ががんにかかっていたことが判りました。「がんのつらさ」を理解できない家族には私の苦しみはわからないと私は何度もピアサポートに通いました。同じがんのつらさを共有できるピアサポートの場は私にとって唯一の心の拠り所となりました。たくさんの励ましやアドバイスをいただいて「がんになっても一人じゃない」と実感できたのです。ピア(仲間)に出会えて、ネガティブに傾いていた心が少しずつポジティブに自分の病気にきちんと向き合い前向きに強くなることが出来ました。・・・そして、気がつけば私もピアサポーターになっていました。

ピアサポートを訪れてくださる方のお話はさまざまです。家族のこと、仕事のこと、生活のこと、将来のこと、心のことなどなど。なかなか話し出せずにぽろぽろ涙する方もいらっしゃいます。不安やつらさでいっぱいなのです。私もそうでした。「どうして私だけがこんなに苦しまなきゃならないの?」とひとりで悩みました。きっと他のピアサポーターの方々もそうであったと思います。つらい治療や体験を経てここまで来ているのだと思います。だからつらい気持ちを理解して寄り添うことができるのだと思います。
県内で開いているピアサポート窓口は少ないです。少しずつ再開へ向かうと思われますが、今後の感染状況によっては難しいところでもあります。
私がお手伝いさせていただいている県立中央病院では相談に訪れる方が増える傾向にあります。告知を受けたばかりで気持ちが落ち着かない、とにかく誰かに話したい、家にいるとよくないことばかり考えてしまう、通院のついでに寄ってみた、がん体験者の話が聞きたい・・・と訪ねてくださいます。

がんとのつき合いは長いものになります。得体の知れない不安や孤独に押しつぶされそうになります。そんな時はひとりで悩まないで我慢せずにピアを訪れてみてください。そしてつらい気持ちを吐き出して欲しいと思います。つらくて泣いたっていいんです。罹患したがんは違っても、つらい気持ちや不安など共有できるところはあります。一緒に前を向けたら、一歩ずつ少しずつ前進できたらいいなと思います。お願い、ひとりで悩まないで。ピア待っています。どうぞ気軽にいらしてください。

看板

2022年12月28日

患者・市民パネル募集のご案内

国立がん研究センターから「患者・市民パネル募集」の案内が届きましたのでお知らせいたします。 「患者・市民パネル」は国立がん研究センターが発信するがん情報サービスに患者さんや一般市民の皆様の視点を取り入れるため2008年度から募集を行っています。多様な視点からご意見をいただくため、居住地域やがんの種類、立場に偏りのないメンバー構成で、原則100名、任期2年間で半数ずつ改選しているそうです。

詳細につきましては、下記 国立がん研究センター がん情報サービスのホームページへアクセスし、ご確認をお願いいたします。応募締め切りは1月11日(水)です。

https://ganjoho.jp/public/news/2022/panel_2023.html

患者・市民パネルチラシ

2022年11月17日

茨城県ピアサポーター養成研修会 受講者募集のご案内

茨城県ピアサポーター養成研修会 受講者募集についてご案内いたします。
茨城県では県内がん診療連携拠点病院10ヶ所で、がん体験者によるピアサポート事業を実施しています(感染対策により休止中の医療機関あり)。
ピアサポート事業はピアサポーター自身のがん体験をもとに来室者のお話を伺いますが、活動前にピアサポート事業の基礎知識や相手の話を聴く姿勢、情報支援のあり方などについて当研修会で学んでいただいています。
ピアサポート活動にご関心のある方は下記で詳細確認をお願いいたします。
*申込締切りは11月25日(金)です。

〔令和4年度茨城県がんピアサポーター養成研修会 受講者募集のご案内〕
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/sogo/yobo/cancergrop/cancer-h26/piasupport.html

お待ちしています

2022年11月14日

土曜日に開催している2つのピアサポートのご案内

がん体験者が運営している「ピアサポートいばらき」から土曜に開催している2つのピアサポートの案内が届きましたのでお知らせいたします。仕事などで平日は都合がつかず利用することができなかったという方も多いと思いますので、この機会に利用を検討してはいかがでしょうか。
お申し込み・お問い合わせは下記へお願いいたします。

  〔連絡先〕
   ピアサポートいばらき
   E-mail:peeriba@yahoo.co.jp  FAX:029-852-7097(八木さん)
   URL:https://peer-iba.jimdosite.com

WEBピアサポート・まったりピアサロン

2022年11月7日

ピアサポート事業再開のおしらせ

2020年7月からピアサポート事業を休止していましたが、11月3日から再開致しました。約2年半ぶりのため行き届かない点があるかもしれませんが、ピアサポーター・担当スタッフ一同、初心に立ち返り、みなさまをお迎えしたいと思っています。
感染対策に関しては十分な配慮をしていますので、どうぞご安心ください。ご希望の方は予約センターへご予約のうえご利用をお願い致します。

ピアサポート事業とは

2022年10月31日

皆様ご無沙汰しております。自称イシス女神のoshizu sanです。
私の執筆は今回が3度目となります。久しぶりなので少し緊張しております。皆様方はこのコロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルスが流行し、猛威を振るい始めてから約3年が経とうとしております。私は孫たちの成長にも立ち会えずにただ年月を重ねております。何となく寂しい気持ちにもなりますが、4回目のワクチン接種も受け、幸いにも感染せず今日まで元気で過ごしてこれたことに感謝しております。
第2回目の執筆時に施設入居中の母のことを少しお話ししましたが、現在も元気に99歳という白寿を迎えております。「祝白寿」を施設のスタッフの方々のご好意で祝ってあげることができました。施設のスタッフの方々のお心遣いに深謝する次第です。施設の都合により母と面会や会話も出来ない時期もありましたが、現在は洗濯物を届けたり、持出すタイミングで顔を見ることだけは出来るようになりました。新型コロナウイルス感染が一日でも早く終結し、元のように自由に話が出来るようになれば良いなと思います。
さてさて個人の感想はさておいて、私たちが活動している「がんサロンみち草」ですが、今年7月から活動を再開いたしました。当「がんサロンみち草」は㈱日立製作所ひたちなか総合病院やアイビークリニックのバックアップを受け看護師とスタッフの方々の派遣をいただくなど、さまざまなご支援を受けながら運営しております。おかげ様にて再開した7月から毎回1~2名の新規の相談者が来ており「悩みを相談できる場がなかった」とか「話すことによって自分の気持ちを少しでも開放する場所が見つかって良かった」などの言葉を伺った時はうれしく、そして再開を不安視しておりましたが、一歩踏み出して良かったのかもしれません。
私自身はどうかというと、母の介護をしているので、感染に対して完全に不安がないわけではありません。今回政府の方針でマスク着用の規則も変更され、行動制限も大幅に緩和され全国旅行割などが実施されております。海外からの入国や観光客も増加傾向で、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行も懸念されており不安ばかりが増していきます。
でも先を向いて踏み出さねばなどとの思いは相談に来られる方たちも同じような思いで一筋の光を見いだせればとサロンを訪れるのではないかと思います。相談に訪れた方から「来て良かった」との言葉が聞けた時には心から良かったと思います。
一人で悩まず、心の居場所を見つけに一度来てみませんか。私たちのサロンは下記で開催しています。
【がんサロン みち草】
 日 時  毎月第一水曜日 午後1時~3時
 場 所  ふぁみりこらぼ(住所:ひたちなか市石川町11番1号)
 問合せ先 道行(みちゆき)さん 電話:090-8963-7419

まだまだ新型コロナが終結しておりませんので、皆様方も健康には十分ご留意下さい。お会いできますことを楽しみにしております。

それでは「母と私のコラボ展」をご鑑賞ください。心和まれれば幸いです。

母と私のコラボ展

2022年10月27日

茨城がんフォーラム2022

茨城県が毎年開催している「茨城がんフォーラム」をご案内致します。
今回は女優の古村比呂さんの講演をはじめ、医師の講和、県内医療従事者のポスター研究発表を行います。参加費は無料で一般の方の参加も可能ですが、事前申込が必要です。ご希望の方は、下記ウェブサイトへアクセスのうえ詳細確認をお願いいたします。
当日は茨城県内のがん相談員も会場にブースを設け、がん相談支援センターのPR事業を行っています。オレンジ色のハッピとのぼりが目印です。よろしければお立ち寄りください。

 日  時  10月30日(日)11:00~17:00
 主  催  茨城県
 参加費用  無料
 開催形態  会場開催 ホテルレイクビュー水戸(水戸市宮町1-6-1)
      動画公開 期間:2022年11月下旬から12月下旬を予定。
*新型コロナウイルス感染状況により会場開催が中止になる場合があります。
 会場開催が中止になった場合は、動画公開のみとなります。
URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/sogo/yobo/cancergrop/forum2022.html

茨城がんフォーラムポスター

2022年9月20日

3回目のブログとなりました、北茨城市のyamachampsanです。
前回2回目のブログの際に、手術後に始めた習い事、アルトサックスの腕前をどこかで披露する、というお話をしました。最後に少しだけご報告します。
今年は、乳がん手術後4年となり、定期健診も1年に1度になりました。
母を膵臓がんで亡くしてからは5年が経ちますが、全く気持ちが切り替えられずに、日々寂しい寂しいと嘆いてます。
「楽しい」とか「元気」とか「明るい」とか、そういう言葉はどこかに忘れたような日々は続いていますが、そうしていても1日1日は過ぎて行ってしまうもの。もっと前向きにならなくては、といつも自分を奮い立たせていますが、なかなか難しいです。
そんな中、アルトサックスを始めて4年目。今年3月20日にはとうとう発表会の日がやってきました。発表会前1ヶ月は、毎日定時で仕事を切り上げ、練習をしました。でも、音が外れたり、出なかったり最終的な出来は、お世辞にお世辞を重ねても「良かったよ」と言えるレベルではありませんでした。でも、その1ヶ月のおかげでだいぶ音は良くなり、今は発表会時よりは少し腕前も上がった!(と思っているのは自分だけかもしれません)のです。
この調子で、人前で吹ける機会が増えるように頑張ります。
また、私の大好きなロックバンドのライブも3年ぶりに観客席の少ないアリーナ公演から開始しました。全員、マスク着用と声援禁止、タオルを振り回すことも禁止、という禁止事項はたくさんありますが、でも、ライブを開催する、そこに参加できるというだけでファンは幸せです。これからも、こういう状況は長く続くかもしれませんが、出来ないことを考えるより、出来ることをやる、それしかないんだな、と実感しています。
コロナと共存し、楽しみを見つけ、自分の人生そして、自分を取り巻くみんなの人生が少しでも輝けるように、過ごしていかなければならないんだな、というのが現状、思い至った結論です。

アルトサックス、ライブ

2022年8月29日

こんにちは。もん・もんです。
コロナがまだまだ落ち着かずピアサポート相談窓口が再開することが難しい中、診断を受けて治療への不安な気持ち、相談したいけどどうしたら良いか?悩まれている方々は多数おられることと思います。
今回は私が診断を受けてからお世話になった「茨城県で実施しているがん患者サポート事業」のお話をさせていただきます。

私は人間ドックで乳がんが見つかりました。何の自覚症状も無かったので要精密検査の通知が届いた時は驚きました。検査を重ねていく度に「え、もしかして? やっぱりがんなのかな」という思いはあったにしても実際告知を受けた時はショックでした。その時のことは覚えていない部分もありますが、看護師さんから「いばらきのがんサポートブック」と「いばらきみんなのがん相談室」の冊子をいただいていました。

その時は私の身近でがんになった人がいなかったので誰にも相談できず、何をどうしたらよいのか?何から考えていったら良いのか?全く分からず不安ばかりが募っていきました。
それでも何かしら動かなければ何も見えないままだし…
そこで頂いた冊子に目を通し、まずは「みんなのがん相談室」に電話をしました。名前も連絡先も伝えずに相談できる(匿名)こと。そして「だれに話せばいいかわからないこと。だれにも話したくないこと。何から話したらいいかわからないこと。」を聞いてもらえる。と言うことで安心感を持って選択しました。とはいっても緊張はしましたが、電話の向こうからの優しい言葉かけにホッとして多少のドキドキはあったけど気を張らずにお話しすることができました。

次は「がん相談支援室」に相談させていただきました。お話をしている中で「ピアサポート相談窓口」があること知り、予約していただきました。その際、担当の方が同じがん腫のサポーターで調整してくださいました。
同じがんを体験した人なので具体的なお話を聞くことができ、また自分の思いを口にすることで気づくこともあり気持ちがとても楽になりました。

ピアサポートの相談時に、患者会や患者サロンがあることを教えていただきました。
初めから大人数の所に参加する勇気もなく、最初に「乳がん仲間の小さなおしゃべり会 momo♪」に参加しました。カフェの一角で開催していて、少人数でお店の雰囲気も良く、お茶しながらのおしゃべりはリラックスして話が出来ました。
何度か参加した頃、また仕事ができるかどうか?考え始めていて相談していたら、
日立の「乳がん患者会 おしゃべり会」を教えていただきました。
年齢層、経験も幅広く、私の職種と同じ方もおられると聞き参加するようになりました。同じ病気だからこそ些細な疑問も気兼ねなく聞くことができ、不安なことも共有することで軽減されています。

がん患者のサポート事業、ひとつひとつ別の物ですが、私にとってはひとつのことから次々と繋がっていって、たくさんのサポートを受けさせていただきました。そのおかげで今の自分がいることに本当に感謝です。

今はまだ対面のサポート事業は厳しいですが、電話やWebの対応は行っておりますので、
ちょっぴり勇気を出してもらえたら。と思います。少しでも気持ちが楽な状態で治療ができたら一歩ずつ前を向くことができるかもしれません。
ピアサポート相談窓口が再開できた際は、おしゃべりしましょう。サポーター一同お待ちしてます。

イメージ

2022年7月27日

こんにちは。ピアサポーターのブランです。
2020年9月以来ピアサポート窓口は残念ながらクローズのままですので、ご縁があってご覧になっている方が、このリレーブログで少しでも気持ちが軽くなってくれたらいいな、とピアサポーター一同願っております。

先日、ニュース番組で「破滅のスクロール」(ドゥームスクローリングdoomscrolling)という言葉を初めて耳にしました。なんともおどろおどろしい響きの言葉です・・・

今、世界的に2020年からの新型コロナウイルスの感染拡大、ロシアのウクライナ侵攻など、経験したことのない不安な状況となっています。スマホやパソコンで気軽にさまざまな情報を得ることができるので、モヤモヤと不安な心の状態まま情報を探し始めると、答えを見つけたい、心の隙間を埋めたい、と検索(画面をスクロール)し続けてしまう状態をさすそうです。

人は本能的に悲観的なものに敏感な特性があるので、いつのまにかネガティブな情報ばかりを追いすぎて、さらに精神的に不安定な状態を引き起こす悪循環となってしまうのだそうです。ネットの情報との付き合い方には気を付けましょう!というニュースでした。

「あれ??
私、この感覚に身に覚えがある!!!」

そうです!今から10年前、乳がんと診断された時、また診断されてから治療法が決まるまで、さらに治療が始まりさまざまな副作用が起きた時、治療が終了して無治療期間になった時…私はまさにこの「破滅のスクロール」状態にどっぷりとハマっていました!(私は、2012年40代前半でトリプルネガティブタイプの乳がんがわかり、手術と放射線治療、抗がん剤治療を受けました。先日10年目を迎え、主治医の経過観察を卒業することができました。)

当時からインターネット上には、たくさんのがんに関する情報や闘病記ブログなどがあふれていました。自分と似た状況に共感するものや、役に立つ情報もたくさんありましたが、どうしても目についてしまうのは、読むことでさらに不安が煽られるような情報や、センセーショナルな内容のもの・・・1日に何度も読み返したり、さらに次から次へと検索し続けたり、悪循環に陥り日常生活に支障をきたすレベルの鬱状態に近い時もあったと思います。(当時子どもは年長と小5、表向きは笑顔を保っていましたが・・・)

治療が進むうちに、情報との付き合い方に気を付けるようになり、次第に気持ちが落ちつく時間が増えました。でもちょっとしたことがきっかけでまた不安が押し寄せてくることはしばしばありました。それは10年経った今も同じです。不安を消すことはそう簡単ではありません。誰だって不安になるのは仕方がない!そう思っています。

そんな時は「自分は今、不安のネガティブサイクルにいるな」とできるだけ客観的に自覚するよう心掛けるといいそうです。何となく気持ちが落ち着いてきたら、私の場合はおいしいものを食べ、ヨガや散歩し、ゆっくり呼吸に意識します。大好きな映画やドラマに没頭したり、また家族や友人に不安を聞いてもらうこともあります。(もちろん「推し活」も有効だと思います!)

それで不安が消えるわけではありませんが、不安に支配される状態からは少しだけ離れることができる気がします。(とはいえ、これがなかなか難しいのですが…まだまだ修行中です)

コロナ禍の今、ついインターネットと向き合う時間が長くなりがちです。もしも今、不安な状態で画面に向かっている方、情報過多で不安が増えてしまっている方がいらしたら、ちょっとだけ画面から離れて、まず目を閉じてゆっくり深呼吸、好きなものを思い浮かべて気持ちを緩めてみてください。自然と口角が上がりませんか?

ピアサポートの「ピア(peer)」は「仲間・対等」という意味です。年齢も病歴もさまざまですが、私たちは全員がん経験者です。お話を伺いながら体験を共有したり、気持ちの整理のお手伝いができるかもしれません。ピアサポート窓口が再開できましたら、ぜひぜひおしゃべりに来てくださいね!

※状況によっては、ぜひ主治医の先生にご相談することをお勧めいたします。

追伸。前回紹介した私の推しの藤井風君。昨年末には紅白歌合戦に出演したり、オリンピック公式映画の主題歌を歌ったり、すっかりポップスターの仲間入り...。デビュー前から応援していた「古参」としてはうれしいような、ちょっと淋しいような...。それでも引き続き推していきます!

●がんに関する正確な情報を得ることが出来るサイトをご紹介します。
 国立がんセンター がん情報サービス
URL https://hospdb.ganjoho.jp/

ダブルレインボー

2022年6月20日

国立がんセンター東病院 第3回 がん患者さんのための総合支援セミナーのご案内のための総合支援セミナーのごあんない

国立がんセンター東病院から、がん治療を始めて間もない方を対象にした総合支援セミナーの案内が届きましたのでご案内いたします。
抗がん剤治療とのつきあい方をはじめ、自分らしい生活を続けるための食事や運動、こころの持ちようなど、これからがん治療を継続するための幅広い内容について第一線で活躍している講師陣からお話が聞ける機会です。
今回はWEBによるライブ配信のほかオンデマンド配信も予定しているそうですが、事前登録制となっていますので、ご希望の方は下記URLから申込みをお願いいたします。
 URL https://ws.formzu.net/dist/S56255947/

このリーフレットは本館棟1階 がん相談支援センター前のリーフレットスタンドに置いてあります。ご自由にお持ち帰りください。

リーフレット

2022年5月30日

茨城県・日立市が実施しているがん患者サポート事業のご案内

茨城県や日立市ではがん患者さんの療養を支援する下記事業を実施しています。
「がん患者サポート事業」はがん治療で脱毛した際に使用するウィッグ(全頭用)、乳がん手術後に使用する乳房補整具や、介護保険の対象にならない39歳以下の方を対象とした福祉用具の助成が対象となります。
「妊よう性温存療法助成事業」は昨年度から始まった事業で、「妊よう性」とは妊娠するための力のことを言います。「妊よう性温存療法」とは抗がん剤や放射線治療などのがん治療により、子どもを持つ機能が低下したり、失われる方を対象に、がん治療の前に胚(受精卵)、卵巣、卵巣組織、精子を採取し長期間凍結保存することで、将来子どもを持つ可能性を残すことです。費用が高額のため治療を迷われていた方には朗報ですが、助成を受けるには条件があります。申請をご希望の方は直接窓口のサイトで詳細をご確認のうえ、活用をお願いいたします。

日立市がん患者サポート事業(対象:日立市民)

申請先  日立市役所 健康づくり推進課(日立市保健センター内)
     住所:〒317-0065 日立市助川町1-15-15  電話:0294-21-3300(代表)
開所日時:月~金曜日 8:30~17:15(市役所閉庁日を除く)
対象者  以下の条件を満たす方
    (1)申請日時点において日立市に住民票がある方(福祉用具は39歳以下の方)
    (2)がんの治療を受けた方又は現に受けている方で、助成対象品目を購入又はレンタルした方
    (3)購入又はレンタルした日の翌日から1年以内の助成対象品目の領収証(原本)を提出できる方
URL   https://www.city.hitachi.lg.jp/shimin/002/001/gannkannjasapo-to.html

いばらきがん患者トータルサポート事業(対象:茨城県民)

申請先  (公社)茨城県看護協会「いばらき みんなのがん相談室」(茨城県保健衛生会館内)
     住所:〒310-0034 水戸市緑町3-5-35  電話:029-222-1219
開所日時:月~金曜日 9:00~16:00(茨城県看護協会閉所日を除く)
対象者  以下の条件を満たす方
     (1)申請日時点において茨城県内に住民票がある方(福祉用具は18~39歳の方)
     (2)がんの治療を受けた方又は現に受けている方で、助成対象品目を購入又はレンタルした方
     (3)購入又はレンタルした日の翌日から1年以内の助成対象品目の領収証(原本)を提出できる方

  URL  https://www.ina.or.jp/counseling

茨城県小児・AYA世代のがん患者 妊よう性温存療法助成事業(対象:茨城県民)

申請先 (公社)茨城県看護協会「いばらき みんなのがん相談室」(茨城県保健衛生会館内)
    住所:〒310-0034 水戸市緑町3-5-35  電話:029-222-1219
    開所日時:月~金曜日 9:00~16:00(茨城県看護協会閉所日を除く)
対象者 以下の条件をすべて満たす方
    (1)申請日時点において茨城県内に住民票を有し、妊よう性温存療法における凍結保存時の
       年齢が満祉43歳未満の方
    (2)次のいずれかの治療を受けられる方
     (ア)ガイドライン(*)で定められる高・中間・低リスク治療
       (治療内容はがん治療医にご確認ください)
     (イ)乳がんに対するホルモン療法などの長期間の治療にとって卵巣予備能力低下が想定される治療
     (ウ)再生不良性貧血などの造血幹細胞移植が実施される非がん疾患の治療
     (エ)全身性エリテマトーデスなどのアルキル化剤が投与される非がん疾患の治療
     *「小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン2017年版」
    (3)指定医療機関(都道府県の指定を受けた妊孕性温存療法実施機関)において
       令和3年4月1日以降に妊孕性温存治療を受けた方
    (4)担当医師により、妊よう性温存治療に伴う栄養について評価を行い、生命予後に与える影響が
       許容されると認められた方
    (5)妊よう性温存治療に関わる国の研究に協力(同意)できる方
    (6)助成対象費用に対し、不妊で悩む方への特定治療支援事業に基づく助成を受けていない方

URL   https://www.ina.or.jp/counseling

相談

2022年4月27日

このブログをいつも楽しみに待ってくださっている方、初めて覗いてみた方、こうしてブログを書かせていただけて感謝の気持ちでいっぱいです。3回目の登場のナチュリラと申します。
コロナワクチン接種も3回目を終え、副反応で発熱や倦怠感はありましたが感染することなく、相変わらず適当(いい意味で)に笑って生きています。

前回、推し活についてのお話をさせていただきました。
その当時、姉から誕生日プレゼントは何がいいかと聞かれ、推しのDVD!と答えて、「みんなハマっているから、波に乗ってるな!」と言っていた姉も、実はあの後すぐにARMYになりました(笑)
今ではオンラインライブを観たり、情報交換ができるARMY仲間となり、息子の同級生のママ友が実はARMYだったとビックリなことが判明したりして、ライブビューイングに行ったりと刺激的な毎日は変わっていません(笑)“生きる活力”は引き続き私に力を与えてくれています。

ピアサポートの活動が休止してから1年6ヶ月が経ちました。
その間、診断を受けた方がどのくらいいて、話を聞いてほしいのにその場がなかなか見つからず悩んでいる方が、どれだけいらっしゃるのか…考えただけで胸が痛いです。
そして、30代~40代の比較的若い世代の方の患者さんが年々増加していることも懸念されており、そしてその世代の女性は治療と仕事、育児などの両立についても悩まれる方も多いということが心苦しいです。
私は以前、2017年1月にピンクリボンひたちさん主催のバリアフリー講座「がんと上手に向き合おう」にがん体験者としてお話をさせていただきました。そのときの原稿をもとに今回はお伝えしてみたいと思います。

私の乳がんが判明したのは2010年12月。自分でしこりを見つけ、クリニックを受診、クリスマスイブに悪性腫瘍という告知をされました。頭が真っ白になり、あまりその時のことは覚えていませんが「死んじゃったらどうしよう。」そんな言葉を夫に言った気がします。
その時息子は2歳4ヶ月でした。
日立総合病院で精密検査を受け、そこからが私のがんとの闘いが始まりました。
“がん=死”というイメージしかなかった私でしたが、一度どん底まで落ちたら這い上がるしかない!と覚悟を決め、治療に望みました。
私の乳がんは大きさやリンパ節にも腫れがあったため、初期のものではなく進行性の乳がんということでした。胸の部分と脇の下のリンパ節にも転移が疑われるということで、摘出手術の前に抗がん剤をすることになり2種類の抗がん剤を3週に1回、4回ずつで合計8回行いました。

治療真っ最中に東日本大震災にも見舞われましたが、震災後の病院の復旧は早く、余震が続く中も抗がん剤点滴の周期が乱れることなく治療することができ、本当にありがたかったです。副作用も出ました。吐き気、脱毛、しびれ、寒気など。副作用は人ぞれぞれですが、今はだいぶ副作用に対しても事前に予防できる薬があるようなので、治療しやすい環境になっていると感じています。
しかし、副作用の中でも“脱毛”は特に女性には辛いもので、乳がん患者のおしゃべり会(現在コロナで休止中)でも脱毛が気になるという話題はたくさん上がります。

治療中に“脱毛がある”と先生から聞いていた私は事前にウィッグ(かつら)を用意し、髪の毛を短く切っておいたことで抜け落ちた時のショックを少しでも減らすことができました。
当時2歳だった息子は、私の髪の毛をいじるのが大好きで、特に寝る前は触って安心するようでした。ほとんど抜けてしまったある日の夜、「ママ髪の毛なくてごめんね…また生えるからね。」と言うと、息子はこう言いました。
「ママ、その髪型すてきだよ」
2歳の子供が小さいながらも私のことを気遣い、思って言ってくれた優しい言葉に涙が溢れてしまいました。

抗がん剤が私の腫瘍には合っていたのか、1回目の抗がん剤治療が終わり、2回目を受ける頃には大きさがだいぶ小さくなっていました。8回目の治療が無事に終わり、7月の手術の時期が近づき、先生から術式の説明がありました。
全摘でも温存(部分摘出)でもどちらでも大丈夫。ただ、温存の場合は乳腺が残るので再発防止のために補助療法の放射線治療をするとのことでした。
放射線治療をすることで再発リスク、生存率は全摘と変わらないということでしたが、即決できるわけもなく、家族に相談するも結局最後は自分で結論を出さなければならず、手術当日の朝まで悩み続け、なんとか温存という選択をしました。
今でも自分で出した結論に後悔はありません。
今年で11年が経ちますが再発がなかったからこそ言える言葉なのかもしれません。
放射線治療も土日以外の平日毎日30回通いました。「乳腺やリンパ節に残っているかもしれない細胞レベルの腫瘍もやっつけてくれているんだ!」とその頃は将来に希望を持ち、前向きな気持ちになっている自分がいました。
その後は分子標的治療薬の点滴を3週に1回ペースで18回受け、その後ホルモンの注射と内服薬を服用しました。私のがんのタイプは女性ホルモンを餌にして大きくなってしまう性質と若年で発病ということもあったので、内服5年経過後も10年間の内服期間を勧められ、昨年服用期間を終えました。内服中、副作用で苦しむ方もおり、中止になったりする方もいらっしゃいますが、私は重いものは特になかったこともあり、続けることができました。
いわゆるフルコースと呼ばれる治療を終えた頃、以前勤めていた職場より、パートのお誘いをいただき、主治医の先生からも仕事することはとてもいいと勧められていたのでチャレンジしてみることにし、週3回1日5時間程度の仕事に通い始めました。

しかしその後、何もなかったわけではなく、がん治療とは違う辛い体験をしたこともありました。
一度、“死”という恐怖を経験してしまった私は治療が落ち着いてきたものの、不安がよぎると息が苦しくなり、いつの日か勤務中もそのような症状が出てしまい早退したり、ひどい時は自宅から救急車で運ばれたこともありました。過呼吸のようなものと言われ何もせず帰ったことも。
その頃の私は、いつ不安に襲われるのか、怖くて本当に辛くて、一日を終わらせるだけで精一杯の毎日でした。「私は怖い、これでいいんだ」という言葉を常々言い聞かせていました。
主治医の先生から軽い安定剤をもらいなんとか生活できていましたが、そんな矢先、
父の肺がんが見つかり、さらに体調が崩れてしまいました。家族のサポートに加え、自分の体調不良もあり仕事を休職させていただくことになりました。
父のがんの告知による先の不安やがん仲間の死など、自分もこうなったら…と苦しくなって怖くて仕方なくて、家族には心配かけたくないし…外科の外来で泣きながら先生や看護師さんにお話を聞いてもらったこともありました。
そんな状況から主治医より心療内科の受診を勧められ、“パニック障害”という診断を受けることに。
薬に身体が慣れるまでは不調続きでしたが、効いていた頃には心身のバランスも良くなり、「もっと早くかかっていたら…」と心の底から思いました。
苦しいときは苦しい!助けてほしいときは助けて!というべきでした。

肺がんが見つかった父も一年の闘病生活の中で病と真摯に向き合い、弱音も吐かず希望をもって治療に望んでいましたが、自分のことは自分がよくわかっていたようで病魔には勝てませんでした。悔いのない人生だったと話していましたが、最期の涙は忘れることはできません。

その後の私は無気力な毎日が続いていましたが、時間と共に少しずつ元気を取り戻し、職場にも復帰することができました。当時、体調や父の看病という問題を考慮してくださった職場の上司と仲間たちは戻ったとき、笑顔で迎えてくれました。今まで以上に私をフォローしてくださり、みなさんとても優しくて恵まれた環境で仕事ができ、今年で10年になります。私のことを一番に考えてくれる後輩や体調をいつも気にかけてくださる上司が私にはいます。
発病して今日まで長い道のりでしたが、それは感謝の言葉だけでは伝えきれないほど、周りに助けてもらってきた歳月でもありました。
私の母は、大変な持病を抱えながらいつも私たちを最優先に支えてきてくれました。
千葉に住んでいる姉は仕事を休み、毎週のようにかけつけてくれて、息子の相手や私の診察の付き添いをしてくれました。治療中の悩みもいつも聞いてくれて、今でも心強い味方です。
夫は当時、半年に一回の検査結果の日は仕事をいつも休んで付き合ってくれて、抗がん剤の日は必ず終わるまで何時間も待っていてくれました。仕事で疲れている日も、育児や家事なども手伝ってくれました。

その当時と今の生活を比べてみると、当時息子は2歳だったのもあり私の治療中のことなど、ほぼ覚えていないそうです(それはそれでよかったのかなと思うこともあります)が、優しい心は今でも持っていてくれていて誰にでも優しくできる子に育ってくれています。そんな息子も中学2年生になりました。
幼い息子の育児に追われていたのも、治療にいい影響になっていた気がします。
夫はその当時から変わらず“普通”に接してくれています。私自身、病気だったことも忘れるくらい(笑)あの時から変わらず洗濯やお皿洗いなど、やってくれているのでこれからもずっとお願いしたいと思います。

仕事と育児と家事。抱えながら頑張っている方はたくさんいらっしゃると思います。
病気をしてみて、私なりに気づいたことや実践していることは
・決して無理はしない
・自分に甘くなる
・悩みをため込まない
・話せる仲間や相手を持つ(同じ病気を経験している人は最強)
・調子がおかしいと思ったらすぐ病院へ連絡、行く勇気を持つ
・何事に対してもほどよく適当に
・助けを求める勇気を持つ
・自分は頑張っているんだと褒めてあげる
・笑い薬は本当にあるのでたくさん笑う
・推しを持つ←最重要項目(笑)

とても長くなってしまいましたが、最後までお伝えできなかったバリアフリー講座で話したことがまだ残っているので、次回は今回の続きをお話できたらと思っています。

まだまだコロナ禍は続きます。下を向かず、どうか前を向いて乗り越えましょう。
ピアサポート活動もどのような形かで活動できないものか皆さんと一緒に考えてみたいと思っています。そしておしゃべり会も早く再開できることを願っています。

それでは今回も最後にうちの愛犬、胡桃ちゃんの写真で締めたいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

愛犬、胡桃ちゃん1

愛犬、胡桃ちゃん2

2022年3月22日

皆様お久しぶりです。3回目になりました。
うさぎのうさ子です。

新型コロナウイルス感染者数が去年10月頃から一桁で推移していましたが、今年1月入り感染者が急増してきています。
また、まん延防止等重点措置を適用に、不要不急…外出時マスク着用。
このような状況の中でピアサポート窓口がなかなか開かれず残念です。

2011年1月、担当医から乳癌の診断を受け手術、そして抗がん剤治療しホルモン療法5年間、これからどうなるのか不安だらけだったことを思い出します。
そして11年経ち、定期的検査を卒業して自分で検診受けることに。
今までは検査して担当医師から検査結果を聞き1年間過ぎていました。
毎年検診の予定がなくなり、嬉しい反面不安もあります。
担当医から「もし異常があった場合は連絡して下さい」と言われてホッとしました。
でも、頭の隅にいつも再発したらと思うことがあります。

11年前に手術、そして抗がん剤治療しながら仕事に復帰し、体調を見ながら仕事をしました。
副作用が出ましたが家に居るより辛さが違いました。
家にいると落ち込みがちでしたが、仕事をしているといろいろなことを考える時間が少なく、時が過ぎて行きました。
ホルモン療法の副作用はなく、5年間で薬を飲み終わりました。あっという間に10年過ぎました。
私生活も毎日仕事をして家に帰ると時々週に2回は孫2人が来てお風呂一緒に入ってご飯を食べて。
土日はたまにお泊まりに来る孫がもう1人増えるので3人になることが楽しみです。
孫たちがちょこちょこ来てくれたことで1年間のがん治療を頑張ることができ、充実した毎日を送れているのかなぁって感じます。

この11年間に子供たちと孫たちとディズニーランドやディズニーシーに泊りがけで行ったり、日帰りで那須に出かけたことが思い出です。この2年間は新型コロナウイルスで旅行に出かけることが出来ないことが残念です。

旅行のイラスト

オミクロン株は感染力が強く、孫達はワクチン接種をまだできてないので人混みの中には連れて行けない。毎日感染者が急に増えて来ているので、もし自分が感染したら家族や仕事場の人に迷惑かけてしまうのではと思います。身近な人が濃厚接触者の疑い、でも陰性だったとか、いつ感染してもおかしくないところまできています。2回ワクチン接種している人の重症化は低いようですが感染しないようにしたいです。

皆さんも手洗いマスクをして気をつけましょう。
近いうちに皆さんと会えることを楽しみにしています。
ピアサポート窓口が開かれる日が早く来て欲しいです。

2022年2月14日

がん体験談フォーラムのご案内

「第6回がん体験談フォーラム」をご案内させていただきます。
フォーラムは2部制で、がん体験談に加え、茨城県のがん教育の現状報告が行われます。
「茨城がん体験談スピーカーバンク」には約30名の方が登録しており、学校や講演会などさまざまな場に出向いて体験談を話し、がん教育に貢献しています。私は以前スピーカーの体験談を拝聴したことがありますが、告知後の混乱や治療選択までの過程、ご家族や職場とのかかわり、医療への願いなどが盛り込まれていて、とても感銘を受けました。「なぜこんなにも心に響く話ができるでしょうか?」と尋ねたところ、「講演前に仲間たちの前で何度も練習し、聴く人にきちんと伝わっているかを確認している」と伺い、意識の高さに驚きました。本来は直接体験談を聞きたいところですが、コロナ禍のためオンラインで開催するそうです。がんを体験した方はもちろん、医療従事者・教育関係者も参考になる内容だと思います。関心のある方はぜひアクセスしてみてください。

第6回がん体験談フォーラム

日 時  令和4年3月7日(月)から配信(Youtubeによる限定配信) 
参加費  無 料
内 容  第1部「がん体験談」を語る(発表者は茨城がん体験談スピーカーバンク・スピーカー)
       ①体験談 「茨城に“マギーズ”を」     さかいひろこ氏
       ②体験談 「膵臓がんになってしまった!」  鈴木正隆氏

     第2部 茨城県のがん教育
       基調報告「茨城県におけるがん教育の現状」
            茨城県教育庁学校教育部保健体育科指導主事 吉野恵美子氏
       パネラー
       ①菊池 耕氏  (龍ヶ崎市立城西中学校校長)
       ②吉野 恵美子氏(茨城県教育庁学校教育部保健体育科指導主事)
       ③大内 奈津美氏(水戸市立大場小学校教諭)
       ④志賀 俊彦氏 (茨城がん体験談スピーカーバンク代表)

主 催  茨城がん体験談スピーカーバンク ホームページ http://iba-gan.jp
申込み  事前申込制 メール info@iba-gan.jp
問合せ  第6回がん体験談フォーラム事務局 メール info@iba-gan.jp

ポスター

2022年2月3日

コニママです。3度目のブログが回ってきました。
以前も書きましたが、私は、がんになり15年経ちました。
直腸がん⇒転移性肝臓がん⇒肝臓がんの再発⇒結腸癌⇒腸閉塞の手術⇒転移性肺がん
お腹は、傷だらけ。今は、腸の手術は腹腔鏡が主流でしょうが、15年前はお腹を大きく切る開腹手術でした。腸の時は縦に、肝臓の時は肋骨に沿って人と言う字のような横に切った傷跡。どちらも術後は辛いけど、横に切ると体の支えがなくなったような感じで、前かがみになって歩いていました。廊下を歩いていると、「背中曲がってるよー」と、看護師さんに言われました。入院中は腹帯があるからいいのですが、退院後、外出時は腹帯もできず、すぐに下着売り場に行って、お店の人に聞いてみました。店員さんは、胃が出ている人のための下着を教えてくれました。胸からお腹にかけてのぴったりとした下着を身に着けると支えられているようで、しっかりと歩けました。でも、日数が経つとその下着がなくても平気になりました。

最初のがんが分かった時、早期がんと思っていたので、ここまで転移するとは思っていませんでした。5年間の経過観察で、がんの世界と別れられると思っていました。
しばらくたって、がんの経験者と話す機会がありました。家から遠い病院での治療、長い入院生活のことなど、17年前のことをつい最近のことのように話してくれました。大変だったけど今は元気になられて良かったと思うと同時に、そんな17年も前の昔の話を聞かされても、という素直な気持ちもありました。
でも、今の私も、がんとなり15年たちました。この15年は、私の人生の中で思いがけない、とても大きないくつもの波を乗り越えながら過ごしてきたことに気がつきました。体験者の方の気持ちが手に取るようにわかると同時に失礼だったと気づきました。年月を経てみないと分からないことでした。
思いがけないがんとの宣告。がんという言葉を人前では言えない、言いたくない、普通に装いながらも心の中はがんのことでいっぱいでした。自分のことで精いっぱいで、その時家族や周りの人のことを思う余裕はありませんでした。
何らかの言葉をかけてもらっていたのでしょうが、思い出せません。
ただ、「お気持ちわかります」、と経験のない人に言われた時には、この人と関わりたくないと強く思いました。今から思えば、その人なりに寄り添ってくれた言葉だったのでしょう。
私は、がんのことをよく話したのは家族と、がんになってからの仲間でした。意見を求めているわけでもなく、ただ話を聞いてくれれば安心したように思います。
術後、辛くてまだ声も出せない時でも、家族の会話が聞こえるだけで充分でした。今は、家族が面会もできず、辛いだろうなと思います。
携帯を通じでのやり取りでしょうか。
家族から言われた思いがけない嬉しい言葉を思い出しました。
3度目の大きな手術をして退院の日はクリスマスイブの前日でした。
病室に来た看護師さんの「クリスマスプレゼントはなんですか?」 と言う問いに、迎えに来た家族が「退院が何よりのプレゼントです」と言う言葉に驚くと同時に家族の想いを知りました。涙が出そうになりました。

また、手術をしてストーマ(人工肛門)になった時のことです。
手術直後は、ストーマが膨らんでいて大きかったのです。ちょうどその頃、お腹を隠せるチュニックが流行り始めていました。
お腹を隠せる服あって良かった、と言ったら、私のために流行していると言われ嬉しく頑張れる、ストーマでもおしゃれしようと思いました。
今は、さまざまなものを通してがんの情報が流れています。
15年前は今のようではないけれど、それでも自分に合うものはないか探していました。術後の体調の変化を相談する相手もなく不安が募っていました。そんな時、パソコンを見ていて、同じ部位のがんのグループを見つけました。このグループに出会えた時は驚きと嬉しさで一杯でした。体験者が立ち上げたグループで、自分と同じような悩みを持つ人たちとの交流が始まりました。その頃、私は50代半ば。私よりずっと若い人たちばかりでした。同じ悩み、仲間がいるというのは何にも代えがたい心強いものでした。転移、再発しても仲間の支えは大きく手術の日には、「がんばれー」と全国から沢山の励ましのメールが来ました。少し動けるようになると点滴の台を押しながら中庭に行き、返信できたときにはとてもうれしく、みんなも喜んでくれました。ヨーロッパにいる国際結婚をした日本の人とも、仲良くなりました。海外での治療の様子、ママ友との会話の大変さ、2011年の大地震の時は、すぐに安否を気遣うメールも届きました。がんになって世界が広がっちゃった、とメールを開けるのが楽しくワクワクしていました。
元気になってくると、連絡も遠のきますが今となっては、忘れられない仲間たちです。
今は、ピアサポートの仲間たちや病院で知り合った人たちとの交流が続いています。年齢が違っていても、同じ体験をしてきた人たちとのおしゃべりは、心和むものがあります。

近場での外出しかできないこの2年、近所の野山をよく歩きました。
北海道で生まれ育った私は、子供心にも春の喜びがとても大きかったのですが、雪のない日立に来て子育ても終わった今、秋の楽しさを知りました。
秋は、野ばら、ツルウメモドキ、青ツズラフジ、ヘクソカズラなどの実はリースに、落ちている栗で、おこわも作りました。いろいろなものを見つけ、持ち帰るときは、とても幸せな気分に浸っています。私にとって宝の山が、そのあたりにあるのです。
ヘクソカズラは、屁糞葛と書きます。可愛い植物なのに可哀そうな名前がついていて、そんなことを知るのも楽しみの一つです。元気に、これからも歩き回りたいと思っています。
下記の2枚の写真は、秋の実と野原で咲いている花を生けた写真です。

生け花・リース