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企業情報環境への取り組み

省資源・再資源化

高度循環社会をめざすために
お客さまや社会とともに水・資源循環型社会を構築
リーフ

高度循環社会の実現に向けて

日立は、お客様や社会とともに事業を通じて、水・資源循環型社会の構築に貢献していきます。また、同時に日立が使用する水・資源の利用効率を2050年度までに2010年度比で50%改善する目標を定め、より少ない水・資源を用いてより高い経済価値を創出するとともに、環境負荷の低い生産活動を推進していきます。

高度循環社会の実現

水循環型社会の構築に向けた取り組み

水は地域に偏在する資源であり、水の需要と供給のバランスは、同じ地域・国内においても偏差が大きい場合があります。そのため水問題への対応は、地域ごとに異なる水ストレス*1のレベルなどを考慮し、地域ごとの水リスクに応じた施策が重要です。
そのため日立は、グローバルで約200ある主要製造拠点ごとの水問題を把握するため、国際的な水リスク評価ツールである、世界資源研究所 (WRI) が開発した「Aqueduct」、世界自然保護基金 (WWF) とドイツ投資開発会社 (DEG) が開発した「Water Risk Filter」、欧州委員会 (EU) が公開している洪水リスクマップ「Flood Hazard Map of the World」とともに、日立の「環境データ集計システム(Eco-DS)」を活用して水リスク調査を実施しました。
今後、これらの分析・評価結果などを考慮して、さらなる水利用効率の改善に向けた活動をグループ全体で推進するとともに、製造拠点ごとの水リスクに応じた対策を強化していきます。
日立は、世界的な社会課題である水不足に対しても、グローバルで事業活動を通じて水資源の創出に貢献していきます。日立はこれまでも、水にかかわる多くの分野において、日本国内外で排水再生利用システムや海水淡水化システムなど幅広い用途の製品・サービスを提供してきました。また、水インフラを対象とした機械・電気設備やサービスも提供しており、現在までに、日本国内では浄水場約700カ所、下水処理場約900カ所、海外では世界約40カ国・地域で200サイト以上の豊富な納入実績があります。さらに、水総合サービスプロバイダーとして長年培ってきたOT×IT×プロダクトの実績・ノウハウを強みに上下水道事業向け総合デジタルソリューションも提供しています。
今後も、社会インフラの効率的な保守管理を支援し、限りある資源を有効活用することに加えて、人々のQuality of Lifeの向上に寄与する水環境ソリューションを提供し、水循環型社会の構築に貢献していきます。

*1
水ストレス: 水需給が逼迫している状態。指標として「人口一人当たりの最大利用可能水資源量」が用いられ、生活、農業、工業、エネルギーおよび環境に要する最低基準の水資源量を年間一人当たり1,700m3として、これを下回る場合は水ストレス下にあるとみなされる。「Aqueduct」では、地域の取水量が地域の年間水資源量の平均値の80%以上を非常に高リスクと規定

資源循環型社会の構築に向けた取り組み

日立は、資源循環型社会の構築に貢献するため、事業所などにおける資源利用効率を2050年度までに2010年度比で50%改善する取り組みを推進しています。バリューチェーンにおける調達、開発・設計、製造、流通・販売、使用、廃棄の各ステージで、再生材の活用、省資源・長寿命のモノづくり、工場廃棄物の発生抑制と再資源化、リファビッシュ*1やリマニュファクチャリング*2、使用済み製品の再資源化などを推進し、資源問題の解決に貢献しています。
環境行動計画では、3年間の詳細な活動目標として、廃棄物有価物発生量原単位の改善や埋立廃棄物ゼロをKPIに定め、グループ全体でその達成に向けた活動を推進しています。近年、世界的な問題となっているプラスチック廃棄物問題への対応も進めており、事業活動におけるプラスチック廃棄物の有効利用や、ワンウェイ (使い捨て) のプラスチック容器包装材を紙素材に変更するなど、プラスチック廃棄物の排出抑制に向けた取り組みをさらに強化していきます。

*1
リファビッシュ:使用済み製品を整備し新品に準じる状態とすること
*2
リマニュファクチャリング: 使用済み製品を分解、洗浄、部品交換などを経て新品同等の製品とすること