これまでに培ってきたモノづくりの力とデジタル技術で、優れた省エネルギー性能を実現。
家庭部門においては、省エネルギー性にすぐれた家電製品の選定が重要です。特に、家電の中でも24時間365日働き続ける冷蔵庫の消費電力は大きいため、冷蔵庫の省エネルギー化は、家庭のエネルギー消費量削減に大きな効果が期待できます。
日立は、省エネルギー性能や低騒音などの基本性能に加えて、各国・地域の使用環境や顧客ニーズに対応した付加価値の高い製品を開発しています。
コンプレッサーを止めて、運転時に冷却器に付着する霜 (フロスト) の力で冷蔵室・野菜室を冷却。霜の温度が上昇することによる霜取り時間の短縮も行い、消費電力を低減。
真空断熱材以外の断熱部分には、ノンフロン断熱発泡ガス (シクロペンタン) を使用した硬質ウレタン断熱材を発泡剤に採用。冷媒は、代替フロンに比べ地球温暖化への影響が少ないノンフロン冷媒 (R600a) を採用しています。
冷却重視と省エネルギー性重視の2種の冷却流路を運転状況に応じて切り替える独自技術により、効率の良い冷却運転で消費電力を抑制します。