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ストレージ運用管理サービスによるCO2排出量の低減

日立製作所 サービス&プラットフォームビジネス
2020年度

IoTデバイスやAI需要など増え続けるデータを効率的に格納・管理するため、多くの企業ではストレージシステムの集約を進めています。一方、集約されたストレージ基盤上で複数の業務システムを利用するには、従来以上に長期安定稼働を実現できる維持・運用が必要となります。また、データ容量の増加に伴うストレージシステムの拡張に対しても、システムを止めることなく、迅速な対応が求められています。

日立はこうしたお客さまのニーズに応えて、日立資産のストレージをお客さまのオフィスの中に設置し、使用分だけを従量料金でお支払いただく新サービス「プライベートクラウド型ストレージサービス(Storage Utility Management Service)」(以下SUMS)を提供しています。プライベートクラウドにすることで、ストレージリソースをより柔軟・迅速・効果的に利用することができる上に、お客さま環境のセキュリティポリシーに沿った運用が可能です。

このサービスは利用状況による従量課金方式のため、初期導入コストを抑制し必要な時に必要な構成(容量)のリソースを利用することが可能です。また、製品開発と運用の専門家によるストレージ運用のノウハウを利用してソースの有効利用ができるというメリットもあります。ストレージを集約・全体最適化することにより、使用機器の消費電力と利用部門・情報システム部門の作業工数削減ができたことでCO2排出量 23%削減を達成するなど、環境負荷の低減にもつながっています。

日立は今後もサービスメニューの拡充を図ることで、お客さまの効率的なデータ活用支援を通じて、環境負荷の低減に貢献していきます。

日立のCO2算定手法(SI-LCA:System Integration-Life Cycle Assessment)使用


SUMS適用による全体最適化
SUMS適用による全体最適化