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Hitachi
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オンライン業務とバッチジョブの並列実行により、24時間365日連続運転を支援、システム運用終了時間の短縮を可能にします。

製品概要

任意の時点でデータベースのレプリカを作成し、オンライン業務とバッチ業務で使用するデータベースを分けることでオンラインシステムによる取り引き業務を24時間稼働させたまま、データベースのバックアップ業務やデータベース再編成データベースを元にしたバッチ業務を実行することができます。
これは、単純にレプリカを作成するハードウェア単独機能とは異なり、OSやオンラインプログラムと連携できるメインフレーマの強みで、日立だけのアドバンテージです。

WDCP/ES Staticizer 11-00では、次の機能を追加します。

  • 静止化の適用を「LPAR単位」とし、静止化したLPARからの入出力はすべてレプリカ先装置(副DB)に実行される機能をサポートしました。

日立ディスクアレイシステムとの連携

日立ディスクアレイシステムと連携し、ユーザのストレージ管理に合わせ、同一のディスク制御装置配下、或いは別のディスク制御装置配下のディスクにレプリカを作成することができます。
さらに日立ディスクアレイシステムとの連携に加え、ディスク二重書き機能(WDCP)を適用したディスクボリュームと組み合わせることにより高信頼性を要求される様々なオンラインシステムに適用することができます。

業務時間の短縮

24時間連続稼働を必要としないシステムにおいても、任意の時点でデータベースのレプリカを作成しオンライン業務実行中にレプリカを使用するバッチ業務を並列実行させることで、業務時間を短縮することができます。 また、前日のレプリカを活用することにより、当日オンライン業務中に前日のバッチ業務を並列実行するなど、様々な運用形態を実現できます。

業務時間の短縮

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WDCP/ES Staticizer:Double Disk Volume Control Program/Extended System Staticizer

用語解説

ディスク二重書き機能(WDCP)
ディスクボリュームをOSレベルで二重書きし、ディスク障害が発生しても障害の発生したディスクボリュームだけシステムから切り離して継続して運用することができます。この機能はディスクアレイ装置(RAID)と比べ、チャネルとディスク制御装置が異なる2つのディスクボリュームで二重化されるので、チャネル障害やディスク制御装置全体障害にも耐えられ、システムのMTBFを向上することができます。