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Hitachi

ソフトウェア

Q1. DBPARTNER/ClientのアクセスサーバとしてDBPARTNER/Serverを使用していますが、DABrokerに移行して問題ありませんか?

DABrokerは、DBPARNTER/Serverの後継製品です。DABrokerは、DBPARTNER/Serverからの互換性を保証しております。ただし、以下の事項については、ご注意願います。
次の場合は、DBPARTNER/Serverから移行できません。そのままDBPARTENR/Serverをご利用ください。

  • HI-UX/WE2版DBPARTNER/Serverをご利用の場合
  • HP-UX 10.20版DBPARTNER/Serverをご利用の場合
    (DBPARTNERからの接続可能なDABrokerは、HP-UX 11.0対応版からになります)
  • Solaris 2.5版DBPARTNER/Serverをご利用の場合
    (DABrokerは、Solaris 2.6およびSolaris 7に対応しています)
  • DBPARTNER/ServerのOpenTP1連携機能をご利用の場合
  • Windows NT 3.51版DBPARTNER/Serverをご利用の場合
    (Windows® 2000、Windows® XP、Windows Vista®、Windows Server® 2003、Windows Server® 2008に対応しています)

Q2. Web環境からデータベースアクセスするアプリケーションを開発する場合、どの製品を使えばよいでしょうか?

例えば、DABrokerの関連プログラムを使うことで次のようなシステムが構成できます。

サーバサイドアプリケーションを開発せずに、簡単に構築したい場合
DBPARTNER2 WebおよびWeb Page Generator Enterpriseを組み合わせる方法があります。DBPARTNER2 Webの提供する標準GUIで、インストール後、すぐに、データベースアクセスが可能です。
サーバサイドアプリケーションをJavaで構築したい場合
DABroker for Javaを使ってServletを作成し、JSP(Java Server Pages)から呼び出す方法があります。この場合は、Cosminexusを使うとより簡単に構築できます。
サーバサイドアプリケーションをASP(Active Server Pages)で構築したい場合
DABroker for ODBCを使って、ASPから呼び出す方法があります。
サーバサイドアプリケーションをADO.NETで構築したい場合
DABroker for .NET Frameworkを使って、ADO.NETから呼び出す方法があります。

Q3. DABrokerをバージョンアップしようとしています。前提となるHiRDBのバージョンもあがっているようですが、HiRDBのサーバ側もバージョンアップする必要がありますか?

DABrokerは、HiRDB RuntimeおよびHiRDB Developer's Kitもサポートしています。よって、これらの製品のバージョンのみをアップしていただくだけで結構です。ただし、この場合、これらの製品がサポートしているサーバのバージョンをご確認ください。

Q4. DBMSサーバとアプリケーションサーバ(DABrokerの存在するサーバ)を別のマシンにしようと思います。可能でしょうか?

可能です。

別サーバ(UNIXやWindows上)にあるDBMSを使用する場合
DABrokerの存在するサーバ側に、DBMSのクライアントがあれば、別のマシンにすることができます。ただし、各DBMSのサーバ、クライアント構成の詳細については、各DBMSの仕様に依存しますので、 各DBMSへお問合せください。
メインフレーム(VOS1、VOS3、VOSK)上のDBMSをDatabase Connection Serverを経由して使用する場合
DBMSのクライアントは、必要ありません。
メインフレーム(VOS1、VOS3、VOSK)上のDBMSをRDA Link for Gatewayを経由して使用する場合
DABrokerの存在するサーバ側に、RDA Link for Gatewayが必要です。

Q5. P-2463-2154、P-2463-2254(Windows版)のDABrokerを使用していますが、P-2463-2354、P-2463-2364(Windows版)の DABrokerへ移行する場合の注意事項を教えてください。

P-2463-2354、P-2463-2364は、P-2463-2254のバージョンアップ版で、互換性があります。ただし、前提となるDBMSのバージョンもアップしていますので、ご使用になっているDBMSのバージョンをご確認ください。

Q6. 現在、P-1B63-2151(HP-UX版)のDABrokerを使用していますが、P-1B63-2251(HP-UX版)またはP-1B63-2351(HP-UX版)へ移行する場合の注意事項を教えてください。

P-1B63-2151は、HP-UX 10.20のみで使用可能です。HP-UX 11.0で使用する場合は、P-1B63-2251またはP-1B63-2351をご利用ください。

Q7. 現在、P-1B63-2251(HP-UX版)のDABrokerを使用していますが、P-1B63-2351(HP-UX版)へ移行する場合の注意事項を教えてください。

P-1B63-2351は、P-1B63-2251(HP-UX版)のバージョンアップ版で、互換性があります。
ただし、前提となるDBMSのバージョンもアップしていますので、ご使用になっているDBMSのバージョンをご確認ください。

Q8. 現在、P-9D63-2151(Solaris版)のDABrokerを使用していますが、P-9D63-2251(Solaris版)へ移行する場合の注意事項を教えてください。

P-9D63-2251は、P-9D63-2151のバージョンアップ版で、互換性があります。
ただし、前提となるDBMSのバージョンもアップしていますので、ご使用になっているDBMSのバージョンをご確認ください。

Q9. DABrokerがすでにインストール済みですが、Cosminexus DABrokerをインストールすると、どうなりますか?

DABrokerがすでにインストール済みの場合は、DABrokerをいったんアンインストールしてから、Cosminexus DABrokerをインストールしてください。
DABrokerをアンインストールせずにCosminexus DABrokerをインストールした場合の動作は保証しません。

Q10. DABrokerからOracleをアクセスしようとすると、メッセージが出力されてアクセスできません。なぜでしょうか?

下記のメッセージが出た場合は、DABrokerのOracleアクセスライブラリが、ご使用のOracle環境と合ってないことが原因です。
DABrokerでは、Oracleをアクセスするためのライブラリとして、Oracleアクセスライブラリを提供しています。Oracleアクセスライブラリは、OracleのOCIプログラムです。OCIプログラムは、Oracleのインストール状況によって、その作成方法(make方法)が異なる場合があります。インストール状況によっては、DABrokerが提供しているOracleアクセスライブラリではご利用になれず、ユーザの環境に合わせたOracleアクセスライブラリの再作成が必要です。

<出力メッセージ>
KFDB005MM-E システムコールでエラーが発生しました。
[dlopen(/opt/DABroker/lib/libda07815.sl{*1}) errno=ld.sl.1:
重大なエラー:再配置エラー:ファイル
/opt/DABroker/lib/libda07815.sl:
シンボル (nauk5akerberos) : 参照されたシンボルがありません]

Q11. DABrokerのユーザライセンスの考え方を教えてください。

DABrokerのユーザライセンスは、データベースへの「物理的な」同時接続数です。「物理的な同時接続数」とは、任意の時点でDABrokerを利用してデータベースに接続する最大ユーザ数のことです。

<例>
  • DBPARTNER2 Clientのようなクライアントアプリケーションから利用する場合、同時に接続するクライアント数です。
  • 1ユーザでも、DABroker経由でConnectメソッドを100個同時に呼び出していれば「100ユーザ」と数えます。
  • Web経由で10000ユーザが同時にアクセスしていても、それを受けるサーバアプリケーションからのDABroker経由のConnectメソッド発行数が同時には10個しか呼び出されないのであれば「10ユーザ」と数えます。

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