2013年12月10日
AR(拡張現実感)と3D(3次元)データ処理を用いた遠隔地作業支援技術を開発
株式会社日立製作所は、海外におけるプラントなどの現場作業を監督者がいる遠隔地から支援することを目的として、AR(Augmented Reality : 拡張現実感)および3D(3次元)データ処理を用いた遠隔地作業支援技術を開発しました。開発した遠隔地作業支援技術は、3Dデータ処理を用いて、作業者と監督者がリアルタイムで作業の進捗状況を共有し、ARによって作業者の視野に監督者からの指示内容を直接表示することができます。今回の開発技術によって、精度の高い遠隔地作業支援を実現できるとともに、今後、減少が懸念されている熟練技術者の技術・技能の伝承にも貢献できると期待されます。
今後、開発技術の実証研究を重ね、企業の海外展開にともなう遠隔地作業支援に適用していく予定です。
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