#04
一人ひとりの成長が組織の成長につながる。
その思いを体現するチーム作りをめざして。
自動車システム本部S.K.
2000年にソフトウェア会社に入社。2002年から精密機器のお客さま向けにシステム導入する日立のプロジェクトに、パートナー企業として参画する。2010年、日立製作所に入社。医薬業界向けのシステム導入のチームリーダーなどを経験したあと、自動車業界でのプロジェクトを担当。現在はマネージャー職として、後進の育成にも注力している。
STORY01
2000年に新卒入社したソフトウェア会社では、SE(システムエンジニア)として通信系ソフトウェア開発やネットワーク・セキュリティエンジニアなどを経験しました。その後、マネージャー職として精密機器メーカーのシステム導入などを担当。6名ほどのチームでしたが、人財育成にやりがいを感じていました。
若いメンバーが成長していく姿を見るのはうれしい一方、半年間にメンバーが3名も退職する経験もしました。キャリアアップのための前向きな転職だったので快く送り出しましたが、そのことが自分自身のキャリアを考える一つのきっかけとなりました。
そうして入社10年目となった2010年に、2006年から日立とともに進めていた大規模なシステム導入のプロジェクトが完了。4年に渡るプロジェクトを完遂し、次のキャリアについて考え始めた時期に、複数の企業からオファーをいただくことができました。
もっと大規模なプロジェクトや新たな分野への挑戦で自身が成長したい思いとともに、マネジメントという観点でも、自身の経験を後進の育成に生かしながら組織全体が成長できる環境で働きたいと考えていました。
複数社の候補から日立を選んだのは、日立であれば、「幅広い業界の仕事が経験でき」、「人財育成にも力を入れている」ため、自分だけでなく後進メンバーとともに成長し続けられると感じたからです。4年間、一緒に働いた日立の人たちから、熱く勧誘されたことも後押しになりました。
STORY02
入社後、医薬業界向けにシステム導入を行う大規模プロジェクトに参画し、アプリケーション領域のチームリーダーに。万が一システムがダウンすれば、生命に関わるプロジェクトであったため、「絶対に止まらないシステムを作らなければならない」と、その責任は重大でした。しかし同時に、社会へ貢献できる仕事だという手ごたえも大いにありました。
その後、流通業の医療卸業界向けのプロジェクトを経験し、2017年からは自動車システム本部で自動車業界向けのアカウントSEとして活動中です。日立に転職してから、10年超の歳月が流れる中で、医療、流通、自動車と幅広い業界の経験を積めたことは、自分自身の成長につながっていると感じています。
一つの業界を極めることも大事ですが、別の業界を知ることで生まれる新たな視点は、自分独自の武器になるものです。たとえば、医薬業界のシステム導入案件で得た品質管理のノウハウは、流通や食品をはじめとしたさまざまな分野で応用することができます。
幅広い経験を踏まえて、業界をクロスしたアイデアを提案できる力がついたことは、日立で働いてきた成果として誇れる部分です。
一方で、知らない業界を担当するときは不安もありますが、業界知識を得る研修が充実している点と、周囲に経験豊富な人が多い点には助けられています。一般的に、日立は堅い会社というイメージもあるかもしれませんが、入ってみて感じるのは互いに支えあう社風です。困っている人がいればチームでカバーする、トラブルが起きてもチームの誰かが助けてくれる、という文化が根付いています。転職して新しいスタートを切りたい人に絶好の環境だと思いますね。
8:30 | 出社・メールやチャットなどのチェック |
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9:00 | チームの作戦会議 |
11:00 | プロジェクト定例 |
12:00 | 昼食 |
14:00 | 部下との1on1ミーティング |
移動 | |
16:00 | 顧客打ち合わせ |
19:00 | 顧客と懇親会 |
STORY03
医薬業界を担当していた当時、お客さまからの要望に対して「いただいた要件よりも、このようなシステムに変えたほうが目的を実現できると思います」と、まっすぐ課題に向き合いながら提案を詰めていく先輩がいました。
それは、今までの実績と自社製品へのプライドがあるからこそ言える意見です。前職では、お客さまに言われた要件を実現することが仕事だと思っていましたが、知見やノウハウを生かして提案することの重要性を学ぶことができたのは、貴重な経験となりました。
今では、グローバル展開する自動車関連企業のアカウントSEとして、ときには300名を超えるメンバーを率いる大規模プロジェクトを担当する一方、マネージャー職として若手社員を育成する役割も担っています。
大切にしているのは、短所を指摘するのではなく、長所を伸ばすマネジメントです。個々の潜在能力を見極め、引き出せるようにサポートし、仕事の楽しさを感じてもらうと同時に一人ひとりが成長していく。そうして組織全体が成長していき、より社会に貢献できるチームになっていくことが理想です。
安定している企業だからこそ、長期ビジョンを持ってキャリアを築く社員が多いことは、人財育成をする立場では大きなやりがいです。そうした意味では、入社動機の一つであった「メンバーと組織の成長」という点については、当初の想定以上に実現できていると感じています。
常にチャレンジングな業務を担当できる環境に感謝しながら、引き続き、若い世代の皆さんが成長できる環境を整えていくことに注力していきたいです。
応募者へのメッセージ
日立では、日本を代表する企業の大規模プロジェクトに関わることが多く、企業が日立に寄せる期待も大きいと感じています。もちろん私一人ができることには限界があります。しかし、日立にはさまざまな能力を持った方々がいて、多様な知見を持った関連会社やパートナー企業とも協力できます。自分たちの技術や経験、スキルを使ってお客さまや社会の課題解決に取り組んでいくことには大きなやりがいがありますし、自分自身も成長できます。
そして日立は、自分自身が成長することで、組織や社会が成長していくことを実感できる会社です。幅広いプロジェクトを通してお客さまの成長をサポートすると同時に、自分自身も成長したい方に向いていると思います。大きな課題に取り組む中では難しい局面もありますが、チームの力で乗り越えていくことにやりがいを感じる方と一緒に働きたいですね。
自動車メーカー向けコネクティッド領域SE(ITソリューション・サービス領域)
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