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Hitachi

【事例】株式会社ニチレイ

SAP S/4HANAのリビルドでアドオンを半分以下に削減
経営の進化に追随できるシステム環境を実現

〔1〕事業変化への柔軟な対応と災害対策を目的に基幹システムの刷新を決断

写真:株式会社ニチレイ ■ 小松 唯史 氏
株式会社ニチレイ
経営企画部
副部長
(情報企画担当)
小松 唯史 氏

*
肩書は、
取材当時のものです

冷凍食品のパイオニアとして知られるニチレイ。2005年4月に持株会社体制に移行し、加工食品事業「ニチレイフーズ」をはじめ、水産・畜産事業「ニチレイフレッシュ」、低温物流事業「ニチレイロジグループ」、バイオサイエンス事業「ニチレイバイオサイエンス」など、多彩な事業を展開する企業グループとして活動しています。

現在は2016〜2018年の中期経営計画のもと、主力事業のさらなる強化による持続的な利益成長と、資本効率の向上に取り組んでいます。その中で、最終年度の2018年を目処にシステムをSAP S/4HANAに切り替える方針を定めました。背景について経営企画部 副部長(情報企画担当)の小松 唯史氏は次のように語ります。

「2001年からSAP ERP(当時はSAP® R/3®)を利用してきましたが、従来の業務を継続することを優先したために既存システムにはアドオンが多く、業務効率や企業価値の向上に取り組む際のハードルになっていました。そこでSAP S/4HANAへの移行を機に、事業変化への柔軟な対応と、維持管理コストの軽減による『低コスト構造』を実現したいと考えました」

また、既存システムはデータセンター1か所で運用していたため、災害時の事業継続には不安が大きかったといいます。そこでインフラ基盤をクラウド化し、合わせてディザスタリカバリ(DR)環境を構築することにしました。

特記事項

  • 本記事は、「はいたっく」2019年1月号に掲載されたものです。
  • 本事例中に記載の内容は初掲載当時のものであり、変更されている可能性もあります。詳細はお問い合わせください。
  • 本事例は、株式会社ニチレイさまでの事例であり、全てのお客さまについて同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
  • 記載されている会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
  • * SAP®、SAP S/4HANA®、および本文書に記載されたその他の SAP 製品、サービス、ならびにそれぞれのロゴは、ドイツおよびその他の国々における SAP SE の商標または登録商標です。
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