Cloud Native Computing Foundation
(CNCF)
					日立製作所は、The Linux Foundation(LF)傘下団体であるCloud Native Computing Foundation(CNCF)のメンバーであり、クラウドネイテイブの普及活動やCNCFプロジェクトのOSSの開発に参画しています。また、Governing Boardを輩出し、CNCFの運営にも携わっています。
普及活動においては、CNCF Japan Chapterである「Cloud Native Community Japan」(2023年)の設立と運営に参画し、国内のクラウドネイティブのOSS活動を盛り上げています。開発貢献としては、Kubernetesにさまざまな機能を貢献しているだけではなく、特にKeycloakにおいてはメンテナとして主要な機能の開発に貢献しています。
また、同じくLF傘下団体であるFinOps Foundationにも2024年から参画、クラウド利用価値を最大化するアプローチであるFinOpsの国内での普及活動を行っています。
クラウドネイティブの技術革新を促す日本初の公式コミュニティ「Cloud Native Community Japan」設立に参画
Cloud Native Computing Foundationから新たに認定されたアンバサダーとともに
国内クラウドエンジニアの活躍を支援
 
							CNCFアンバサダーの西島直(左)、田畑義之(右)
活動内容
- 2025年8月25日
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								9/10(水)に開催されるイベント「OSPO が切り拓く学術の未来:UC Santa Cruz と企業の先進的な取組みを学ぶ」にて、日立のエンジニアがパネルディスカッションに登壇します。 
- 2025年8月7日
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								日立の社員がCloud Native Computing FoundationのTAG Security and ComplianceのTech Leadに初期メンバーとして就任 
- 2025年7月2日
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								6/16(月) 〜 17(火)に開催された KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025 にて、日立のエンジニアが講演を行いました。 
- 2025年7月2日
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								6/15(日)に開催された Japan Community Day にて、日立のエンジニアが講演を行いました。 
- 2025年7月2日
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								6/13(金)に開催された KeyCloakCon Japan にて、日立のエンジニアが講演を行いました。 
- 2025年5月16日
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								6/13(金)に開催されるKeyCloakCon にて、日立のエンジニアが講演を行います。 
- 2025年5月16日
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								日本初開催の「KubeCon + CloudNativeCon Japan 2025」にて日立がOSSのビジネス活用やクラウドセキュリティ最新動向を紹介 
- 2025年4月17日
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								4/1(火)〜4(金)に開催された Cloud Native Computing Foundation (CNCF) のフラッグシップイベント「KubeCon + CloudNativeCon Europe 2025」にて、日立のエンジニアが講演を行いました。 
- 2025年4月8日
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								日立社員が執筆に参加した「認証と認可 Keycloak入門 第2版」が出版されます。 
- 2025年3月18日
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								4/1(火)〜4(金)に開催されるCloud Native Computing Foundation (CNCF) のフラッグシップイベント「KubeCon + CloudNativeCon Europe 2025」にて、日立のエンジニアが講演を行います。 
- 2025年3月14日
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								3/11(火)に開催された「企業としてCNCFに参加しよう!」と題した Cloud Native Community Japan のミートアップ にて、日立のエンジニアがパネリストとして登壇しました。 
- 2025年3月5日
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								2/21(金)に開催された「ソフトウェアサプライチェーンセキュリティ」をテーマとした Cloud Native Security Japanのミートアップ にて、日立のエンジニアが講演を行いました。 
- 2025年2月28日
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								日立のHead of OSPOがCloud Native Computing FoundationのGoverning Boardメンバーに就任。Linux Foundation EU支部などでグローバルなOSS活動を強化し、コミュニティ活性化へ貢献します。 
- 2025年2月14日
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								2/7(金)にトヨタ自動車大手町オフィスにて開催された Cloud Native Community Japan - Business Meetup #1 にて、日立のエンジニアが講演しました。 
- 2025年1月8日
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								12/16(月)に Cloud Native Security Japan が、Container Runtime Meetup #6 を開催しました。 
- 2025年1月8日
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								12/4(水)に開催された Cloud Native Security Japan ライトニングトーク祭りにて、日立のエンジニアが講演しました。 
- 2024年12月13日
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								11/28(木)〜29(金)に開催されたCloud Nativeエンジニア向けイベント CloudNative Days Winter 2024 にて日立のエンジニアが講演しました。 
- 2024年11月7日
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								10/29(火)に虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催されたイベント Cloud Native Community Japan - Let's become Kubestronaut にて、日立のエンジニアがライトニングトークで登壇しました。 
- 2024年10月15日
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								11月19日(火) - 21日(木)に開催されるLinux Foundation Member Summit 2024にて、日立のエンジニアが講演します。 
- 2024年10月11日
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								日立社員が執筆するThinkITの連載記事「企業ITの新たな枠組みFinOpsの最新情報を知ろう」の第2回として、「CNCFで開発の進むFinOps関連ツールの動向紹介」が公開されました。 
- 2024年10月11日
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								日立のエンジニア2名が、Cloud Native Computing Foundation の「Kubestronaut」に認定されました。 
- 2024年10月8日
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								10月29日(火)に虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催されるイベント Cloud Native Community Japan - Let's become Kubestronaut にて、日立のエンジニアがライトニングトークで登壇します。 
- 2024年10月4日
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								The Linux Foundationのグローバルイベント「Open Source Summit Japan」に日立が出展します。 
- 2024年8月19日
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								Linux Foundation Japan 初代エバンジェリストに日立グループから2名が選出されました。 
- 2024年7月17日
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								Digital Evolution Headlineに「Cloud Native Security Japan」発足の特集記事が公開されました。 
- 2024年7月2日
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								日立がCNCFのグローバルイベント「KubeDay Japan 2024」にダイアモンドスポンサーとして協賛します。 
- 2024年5月22日
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								5月17日(金)に開催された、Cloud Native Community Japan (CNCJ) 主催のミートアップ「CNCJ: Cloud Native Security Japan Kickoff meetup」にて、日立のエンジニアが講演を行いました。 
- 2024年4月25日
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								4月23日(火)に開催された、Cloud Native Community Japan (CNCJ) 主催のミートアップ「Cloud Native Community Japan KubeCon採択スペシャル」のイベントレポートを掲載しました。 
- 2024年4月22日
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								日立社員が執筆したThinkITの連載記事「パスワードレス時代の幕開け! パスキー情報総まとめ 〜Keycloakでの使用法も紹介〜」の第1回「パスキーでサインインの安全性と利便性の課題を同時に解決」が公開されました。 
- 2024年4月22日
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								5月17日(金)に開催される、Cloud Native Community Japan (CNCJ) 主催のミートアップ「CNCJ: Cloud Native Security Japan Kickoff meetup」で、日立のエンジニアが講演します。 
- 2024年4月5日
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								日立社員が執筆したブログがCNCFのサイトに掲載されました。OSSソリューションセンタの田畑義之が執筆した、Issuing a verifiable credential with Keycloakサービスコンピューティング研究部 西島直が執筆者の一人である、Cloud Native Glossary - the Japanese version is live!の2件です。 
- 2024年4月3日
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								4月23日(火)に、Cloud Native Community Japan (CNCJ) 主催のミートアップ「Cloud Native Community Japan KubeCon採択スペシャル」が開催されます。 
- 2024年3月5日
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								昨年12月に開催された、Cloud Native Days Tokyo 2023において、OSSソリューションセンタの中村雄一が担当したキーノート講演に関するレポート記事が、ThinkITに掲載されました。 
- 2024年1月11日
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								OSSソリューションセンタの中村雄一が執筆したCloud Native Community Japanキックオフミートアップのイベントレポートが、ThinkITに掲載されました。 
- 2023年12月21日
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								2023年12月11日(月) - 12日(火)に開催された「CloudNative Days Tokyo 2023」の参加報告を掲載しました。 
- 2023年12月1日
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								クラウドネイティブの技術革新を促す日本初の公式コミュニティ「Cloud Native Community Japan」設立に参画。Cloud Native Computing Foundationから新たに認定されたアンバサダーとともに国内クラウドエンジニアの活躍を支援していきます。 
CNCFで活動している
主なメンバー
				CNCF Governing Board, Linux Foundation Japanエバンジェリスト
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								 中村 雄一(専門分野:クラウド、セキュリティ)株式会社 日立製作所 2001年より、OSSセキュリティの研究開発に携って以降、特に国内でのSELinuxの普及活動をリードし、多数のコードをコミュニティに提供することで貢献。また国内外を含め、多数の講演・執筆活動を行う。 
 こうした活動が認められ、OSSセキュリティのコミュニティメンバーと共に、2015年に情報処理学会より「喜安記念業績賞」を受賞。現在は、The Linux Foundationのボードメンバーとして、国内コミュニティとCNCFなどの関連団体との橋渡しに注力、Cloud Native Community Japanの設立に発起人として携わる。
 2024年8月にLinux Foundation Japanの初代エバンジェリスト(専門分野 クラウド、セキュリティ)に選出。
 また、2025年2月にはCNCFのGoverning Boardに日本企業からは初めて選挙で選出されました。
CNCF Ambassadors
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								 西島 直株式会社 日立製作所 10年以上にわたり、Linuxカーネル、OpenStack、Kubernetes、HyperledgerなどのOSSを活用したシステムのエンジニアリングに従事する一方、継続的にコミュニティ活動を実施。 
 近年はクラウドネイティブの分野で、CNCFの用語集の日本語化などの活動を推進。
 2023年11月にCNCFアンバサダーに就任。
 また、Cloud Native Community Japanのオーガーナイザーの一人でもある。
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								 田畑 義之株式会社 日立製作所 認証認可のエキスパートとして、金融、公共、社会、産業の重要なシステムにおいてAPI管理やシングルサインオンについての技術コンサルテーションに数多く携わり、その知見を講演や執筆活動などで発信。 
 また、コンサルテーションで得たニーズをもとにKeycloakの開発にも参画し、コミュニティに貢献。
 2023年11月CNCFアンバサダーに就任。
CNCFプロジェクト コントリビュータ
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								 乗松 隆志(Keycloakへのコントリビューション)株式会社 日立製作所 2017年から、主にOAuth 2.0およびOpenID Connect 1.0関係のセキュリティ機能、及び高いセキュリティレベルを要求されるAPIアクセス向けのセキュリティプロファイルであるFinancial-grade API (FAPI) Security Profileについて、Keycloakへのコントリビューションを継続的に実施。 
 また、コントリビューションで得られた知見を国内外のカンファレンスで発表。
 2020年8月からは、KeycloakへのFAPIのサポートを推進することを目的としたKeycloakサブプロジェクトである、FAPI-SIG (Financial-grade API Security : Special Interest Group)にて技術的なリーダーとして活動。
 2021年10月からは、Keycloakのメンテナに就任し、引き続きKeycloakの機能拡充と普及活動を実施。
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								 木村 将希(Kubernetesへのコントリビューション)株式会社 日立製作所 2018年から、Kubernetesの主にストレージ分野へのコントリビューションを行い、CSI機能・ブロックボリューム機能のBeta・Stable昇格や、CrossNamespaceVolumeDataSource機能の提案・alpha昇格などに貢献。信頼性の求められる日本のビジネスでのKubernetesの活用に向けた機能の追加・信頼性の向上を推進。コントリビューションで得られた知見を国内外のカンファレンス・アップストリームトレーニングを通して共有するなど、普及活動も実施。 
Kubestronaut
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								 松田 元輝株式会社 日立製作所 2018年より、日立ストレージのボリュームをKubernetesで利用可能にするCSI Driver "Hitachi Storage Plugin for Container"の開発に従事。2020年には、Cloud Native監視ツールPrometheusを用いて日立ストレージを監視するPrometheus Exporter "Hitachi Storage Plug-in for Prometheus"を企画・開発。 
 2024年9月には、Kubestronautに認定され、現在はArgo CD, KeycloakをはじめとするCloud Native技術を活用し、生成AI基盤のアーキテクチャー設計において活躍。
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								 宮崎 星冬株式会社 日立製作所 チームリーダーとしてコンテナプラットフォームのマネージドサービス開発に従事するとともに、企業顧客のアプリケーションのコンテナ化やCI/CDパイプラインの構築を支援。AWSなどのパブリッククラウド、Ansibleによるインフラストラクチャのコード化、GitOps、Kubernetes、その他のクラウドネイティブ技術に精通。 
 Kubernetesの資格の他に、いくつかのパブリッククラウドの上級認定資格も保有。
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								 江波 信生株式会社 日立製作所 チームリーダーとして、レガシーシステムのハイブリッドクラウド化、API GatewayやAPIの導入、CI/CD Pipelineの導入など、アプリケーション開発からインフラ構築、クラウド技術、DevOpsまで、幅広い技術領域に従事。 
 Google CloudやMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド、OpenShiftなどのクラウドネイティブ技術に精通。
 複数のパブリッククラウドの上級認定資格や、RHCA(Red Hat Certified Architect)も保有している。
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								 森本 亮太株式会社 日立製作所 Kubernetesをはじめとするコンテナオーケストレーションツールを活用し、ワークロード制御に関する研究開発に従事。 
 クラスター上で動作するアプリケーションの開発・デプロイに加え、アプリケーションの特性や最適な制御方式の実験・検証を推進している。
 クラウド環境にとどまらず、オンプレミスにおいてもKubernetesクラスターを自ら構築・運用し、クラスター間連携を含む複数クラスターを用いた実験環境の設計・整備を行っている。
 Kubernetesの資格に加え、パブリッククラウドに関する認定資格も保有。さらに、GrafanaやPrometheusなどのクラウドネイティブ技術を駆使し、研究開発の高度化を図っている。



