アジャイル開発をトータルサポート
日立の「アジャイル開発コンサルティングサービス」は
専門技術者によるアジャイル開発の導入教育や実践のコーチング、
アジャイル開発の導入に伴う社内規約整備・標準化のコンサルティング、
スクラムチームを構成する要員提供など、
アジャイル開発の導入から定着までをトータルに支援します。
社内規約整備の支援や技術支援で
アジャイル開発導入から定着までをトータルサポート
3つのアプローチでアジャイル開発を支援します。また、リモート対応も可能です。
「認定スクラムマスター(CSM)*」資格保持者をはじめとする日立の経験豊富な技術者が、お客さまのアジャイル開発導入および定着を支援します。
企業内にアジャイル開発を導入するためのノウハウ提供や、標準化に向けた規約策定の支援など、組織へのアジャイル開発導入支援を行います。日立には、「HIPACE*(アジャイル開発版)」に集約されたアジャイル開発のノウハウがあり、さまざまな業種のお客さまにアジャイル開発を導入した経験も豊富です。日立は、お客さまのご要望や組織文化を考慮したアジャイル開発への取り組みを支援します。
スクラムチームに必要な「プロダクトオーナー(以下、PO)補佐」「スクラムマスター」「開発者」を、お客さまのニーズに合わせて要員提供します。
おもな支援内容は、以下の通りです。
スクラムチームへの要員提供や、コーチによるプロジェクト立ち上げ支援、DevOps環境の構築支援などにより、アジャイル開発プロジェクトを早期に立ち上げることができます。付帯作業を軽減することから、お客さまの本来の目的達成に集中することができます。
「認定スクラムマスター(CSM)」資格保持者をはじめとする日立の経験豊富な技術者による育成、開発経験、アジャイル開発の壁となる組織的な枠組みの整備など、本サービスを通じて、お客さまご自身でアジャイル開発を実践できるようになります。
アジャイル開発の技術者を育てるだけでなく、従来のウォーターフォール開発が前提となっている社内規約をアジャイル開発向けに見直すことで、組織としてアジャイル開発を進めやすくなります。
各サービスを単体または組み合わせてご利用いただけます。
名称 | 概要 |
---|---|
コーチング サービス |
「認定スクラムマスター(CSM)」資格保持者をはじめとする日立の経験豊富な技術者が、お客さまのアジャイル開発導入および定着を支援します。 |
メソドロジー コンサルティング サービス |
お客さまのプロジェクト向けに最適なアジャイル開発方法論を提案するほか、ITシステム全般に関わるお客さま社内規約の整備や標準化を支援します。 |
協創メンバー提供 サービス |
スクラムチームとして、お客さまと協創する「PO補佐」「スクラムマスター」「開発者」をニーズに合わせて、要員提供します。 |
日立では、アジリティ(機敏性)をさらに向上させるDevOpsやマイクロサービス導入を支援する各種サービスも用意しており、本サービスと合わせてご利用いただけます。
業種問わず、500を超えるプロジェクトに導入いただいています。
顧客 業種 |
提供 サービス |
サポート概要 |
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金融 | コーチング サービス |
日立のコーチがスポット参画し、アジャイル開発の立ち上げから定着化までを支援。プロダクトオーナーによる継続的な企画の仕方を確立し、ユーザーからのフィードバック取り込みを容易化。 |
製造 | コーチング サービス |
日立のコーチが1名専従し、並走する複数案件に対し、立ち上げから定着化までの支援や品質改善、開発プロセス精査など案件ごとの事情に応じたサポートを実施。開発を伴わない運用チームのアジャイル化も支援。 |
電気・ ガス |
メソドロジー コンサルティング サービス |
日立のコーチがスポット参画し、社内の標準化を支援。はじめの2か月で組織としてのアジャイル開発導入方針やルール、社内手続きの検討を実施。検討結果をガイドラインにまとめ、当社のコーチをつけて4か月間のアジャイル開発を試行。最後の1か月でその経験を反映し、ガイドラインを完成。 |
金融 | 協創メンバー 提供サービス |
日立のスクラムマスターが参画し、お客さま内の内製化を支援。まず、アジャイル開発の立ち上げから定着化まで当社がスクラムマスターとしてリードし、お客さまメンバーへのコーチングも実施。慣れてきた段階で、スクラムマスターをお客さまメンバーに譲り、コーチとしてチーム全体の独り立ちを支援。 |
金融 | 協創メンバー 提供サービス |
最新技術にも精通した日立の開発者がお客さまのDXプロジェクトに参画し、生成AIを駆使した生産効率の高い開発を実践することで短サイクルの開発を実現。 |
金融 | コーチング サービス 協創メンバー 提供サービス |
日立のコーチが、コンシューマー向けオンラインシステムの構築案件にアジャイル開発の予算取り段階から参画し、お客さま初の取り組みの計画を支援。開発が認可され、プロジェクトを開始した時点から日立のスクラムマスターおよび開発者が参画し、ウォーターフォールと連携しながら進める難易度の高い案件を混乱なく立ち上げ、アジャイルの原則に沿って定常運行中。 |
向坂 太郎(さきさか たろう)
株式会社 日立製作所 アプリケーションサービス事業部
主任技師(アジャイルコーチ)
1999年、株式会社 日立製作所入社。金融系システム開発のプロジェクトに従事。その後、社内の開発フレームワークや開発標準の整備など、ソフトウェア生産技術の開発・展開に従事。その知見と経験を生かし、2019年からアジャイル開発コンサルティングサービスを立ち上げ、コンサルタントとしてユーザー企業さまのアジャイル開発プロジェクト、人財育成、社内標準化など、さまざまな課題解決を支援。
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