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SESSION 03

キャリア入社者は語る

なぜデジタル事業開発統括本部に
惹かれたか?

多様な業種、職種で経験を積んだ上でデジタル事業開発統括本部に加わったキャリア入社者たち。
年次の異なる3人に、日立製作所ならではの強みや成長環境、社風などについて語り合ってもらった。

MEMBER

K / デザイナー 入社年 2022年

新卒でIT系コンサル企業に入社し、産業・金融・行政に対するコンサルティングや調査研究業務に6年ほど従事。2013年よりデンマークのデザインファームの東京スタジオ(日本支社)の立ち上げに参画し、9年間にわたりプロジェクトマネージャーとしてデザインプロジェクトに関する幅広い業務を経験、2020年からは東京スタジオの代表メンバーとして組織運営にも携わる。その後、2022年に日立製作所に入社。現在はデジタル事業開発統括本部でGlobalLogicやMethodとの協業を中心として、さまざまなお客様に対するビジョンデザインやサービスデザイン、UXUIデザインなどの提案活動や各プロジェクトのリードのほか、Design Studioの組織運営や人財育成などの活動にも従事している。

H / DXコンサルタント 入社年 2024年

新卒で精密機器メーカーにSEとして入社。主に製造業のお客様を中心として、工場などの生産性向上に関するシステムの提案や構築、保守を担当。また、同社サービスと他社製のクラウドサービスを組み合わせた製品開発と拡販にも携わる。その後、大手通信会社に転職し、日本メーカー向けに海外のAI商材をベースにしたソリューションの開発・実装、ヘルスケア分野のサービスの事業企画を手掛け、幅広い業務を経験した後、2024年に日立製作所へ。現在はDXコンサルタントとして、化学素材メーカーや食品メーカー、家電小売りなど、さまざまなお客様に対して、SE経験などを生かしながら経営課題の解決やDXに向けた支援を行っている。

U / データサイエンティスト 入社年 2025年

新卒で機械系の専門商社に新卒入社。水道局の計装システム設計・導入等経験後、大手素材メーカーに転職し、生産プロセスにおけるデータ分析や検査システム・設備故障予知アプリの開発など課題整理から展開まで一貫して手掛けたほか、データサイエンティストとしても自社工場の業務効率化などに貢献。同時に副業でもRAGアプリの開発や機械図面認識AIの開発を手掛けるなどデータサイエンスの知見を高めた。日立製作所には2025年に入社し、その直後から製造業の現場における暗黙知を生成AIの活用により、ナレッジ化するプロジェクトに取り組む。現在はインタビューAIの技術検証や抽出した暗黙知のナレッジ化の検討などを担当しており、今後も継続予定。また、自動運転AIモデルのプロジェクトにもプロジェクトマネージャーとして参画している。

他社にはない「何か」を求めて日立へ

K : 今日集まった3人はいずれも転職組で、他社にはない「何か」を求めて日立に入社してきたという点が共通していると思います。
私の場合、企業の業務改革プロジェクトなどでデザイナーが果たす役割の認知度がまだまだ低い中にあって、日立ではデザイナーやデザインシンキングを重視していることに惹かれたのが大きかったですね。お客様がまだ経営目標や新規事業の創出に向けたビジョンを描けておらず、何が課題かも把握できていないような段階からプロジェクトに関わり、ユーザーリサーチや市場分析を通じて顧客ニーズを深く理解した上でさまざまな戦略を提案し、お客様が事業の方向性を定め、ロードマップを描くのをサポートする――。そんなデザイナーとして働きたいと思ったのが入社動機です。

H : 私は前職でシステムエンジニアリングや事業企画を手掛けてきた経験を生かし、中長期目線で社会的意義の大きいプロジェクトに携わりたいと考え、多くの社会インフラを支える日立の門を叩きました。募集職種のDXコンサルタントとしての経験はありませんでしたが、面接のときにHead of DX Consultantの松本さんが「むしろSEの経験をもってお客様とやりとりしながら、さまざまな課題の検討やシステム、サービスをつくりあげてほしい」と言ってくれたことにも背中を押されました。

U : 私は前職でもデータサイエンティストとして働いていました。当時からやりがいはあったのですが、あくまで1メーカーの自社工場の業務効率化のためにデータサイエンスを活用するのがミッションだったためどうしても業務に限界を感じてしまい、より幅広いお客様に価値を提供し、データサイエンティストとしてのスキルアップを図りたいと思い、転職を考えたんです。数ある企業の中でも、日立は製造業における工場のインフラ運用・制御技術やそれを最適化するITに圧倒的な強みを持ち、経験豊富なエンジニアやデータサイエンティストが多数所属していることから、自身もやりがいを持ちながら成長していける魅力的な職場だと確信し、入社を決めました。

日立の「地に足の着いた提案活動」

H : 前職との違いを特に実感するのが、日立ではお客様に対して「地に足の着いた提案活動」を徹底しているという点です。「コンサルタントの協力を得て業務改革のための仕組みを導入したはいいが、それがなかなか定着しない」というのはよく聞く話ですが、日立の場合はアイデアベースの段階から、事業なりサービスなり業務効率化策なりの実現可能性を入念に検証し、詳細に資料にまとめます。もちろん、SEなどの後工程にまでつなげるところも見据えた上で検討を行いますし、グループ会社や他部署への横展開も常に意識しています。

K : 同感ですね。日立では一人ひとりが自分の携わる案件について、初動段階から必ず具体的なシステムやサービス化、社会実装を明確に意識して提案活動に臨みます。しかも、それでいて皆、非常にスピーディに事を進めるので、入社当初は驚きました。私が最初に携わったプロジェクトもそうです。日立グループのGlobalLogicと協力し、大手家電量販店での顧客体験向上をDXで実現するプロジェクトだったのですが、PoC(Proof of Concept:概念実証)から始まって1年足らずで実際のサービスをリリースするというすさまじいスピード感でした。

社歴や経験に関係なく、チャレンジを後押しするリーダーたち

U : どんな人財であろうと、モチベーションがあれば必ずチャンスが与えられるのも日立ならではだと思います。私自身、入社数カ月目にしてデータサイエンティストのトップから「プロジェクトマネージャーをやってみないか」と声がかかりました。多少はプレッシャーもありましたが、それ以上に自分のこれまでの経験や活動を踏まえての声がけだと感じられてうれしかったですね。リーダー層と若手の距離感が近く、いろいろと相談しやすいのもありがたいです。

H : 上長を含めたリーダーたちがメンバーの声を聞き、仕事をしっかりと見た上でチャレンジの機会を与える文化が根づいていますよね。私自身、何かの折にリーダーに「私はこういう仕事をやってみたいんです」と伝えたら、しばらくして実際にその希望と合致する案件が立ち上がる時に声をかけてもらったことがありました。

K : デジタル事業開発統括本部のリーダーたちは、若手がどういう経験を積めばどう成長していくか、どんなモチベーションを持っているか、また誰と誰の知見やノウハウを組み合わせれば化学反応が起こるかなど、さまざまな面を考慮した上で、各チームやプロジェクトに人員をアサインしていると思います。

善意で協力し合う社風

H : チーム内での連携はもちろん、チーム外や研究開発部門などの他部署のスペシャリストに助言をいただく機会も多いですよね。自分たちの考えや能力が及ばないことはやらないというのではなく、分からないなら詳しい人に聞けばいいという発想が当たり前になっていますし、持ちつ持たれつでお互い善意で協力し合うという意識が浸透しているように思います。

K : 私のところにも「お客様の課題解消に向けた新しいサービスをユーザー視点で考えたいが、過去に似た事例はありましたか」など日々、声がかかり、その都度対応していますが、我々としてもそうした相談そのものが新しい学びや発想につながっています。
ちなみに、これまでそういったやりとりを通じてストレスを感じたり、お互いの認識がズレているのを感じたりしたことは一度もありませんね。特にデジタル事業開発統括本部ではDXコンサルタントとデザイナー、データサイエンティストのほか、日立グループのエンジニアなどが日常的に連携しているので、専門分野が違っても仕事に取り組むスタンスやフィロソフィーの基盤を自然と共有できているのかもしれません。

H : それは私も感じます。皆さんの基礎的なリテラシーや能力レベルが高いので、職種や専門分野が異なる人とでも常にやりとりがスムーズです。

U : 入社前後のギャップではないんですが、正直に言うと入社する前まで日立はお堅い、いわば大企業的な縦割りの風土なんじゃないかと考えていました。ただ実際はフランクで気さくな、ユニークな方ばかりで驚きましたね。風通しのいい、フラットな職場だと常々感じます。

デジタル事業開発統括本部での成長とこれから

K : 最後にそれぞれデジタル事業開発統括本部における学びや成長、これからのことについて話しましょうか。
私はこれまで、数多くのプロジェクトを通して大企業における組織運営のあり方や仕組み、物事の決め方や進め方に触れてきました。この経験はこれからの成長に着実につながると確信しています。今後このデジタル事業開発統括本部の業績を伸ばし、世間の注目を集めることで、より多くの企業がデザインシンキングの重要性に気づき、デザイナーの活躍の機会が増えていく、自分たちの働きが世間のデザイナーの価値向上一役かえればいいなと思っています。

H : 私が大手企業や業界トップレベルの研究所のコア業務などにDXコンサルタントとして関与できているのは、日立がこれまで長年かけて培ってきたお客様とや社会への信頼あってこそだと思います。今後はこれまでのプロジェクトで提案した経営戦略やシステム、仕組みをパッケージ化し、広く横展開していきたいと考えています。

U : 日立には優秀なデータサイエンティストが多く、入社する以前から取り組んできたKaggle(Googleが運営する世界最大級のデータサイエンス・機械学習のオンラインプラットフォーム)のデータ分析コンペなどで好成績を記録している人も多々います。私もそういった人たちに負けないように自己研鑽に励み、コンペにも積極的に参加してスキルアップを図るとともに、プロジェクトマネージャーとしても経験と実績を重ねていきたいと思います。

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