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Hitachi

業務ノウハウをデジタル化する
特長的な3つの技術

WIGARESを構成する3つの特長的な技術

WIGARESは「構造化ID」、「関係リンク」、「自己学習」の3つの特長的な技術(SIMT*により実現) により、業務ノウハウのデジタル化を実現します。

イメージ:業務ノウハウをデジタル化する特長的な3つの技術 WIGARESを構成する3つの特長的な技術(イメージ拡大)

「構造化ID」、「関係リンク」、
「自己学習」とは?

構造化ID

業務オペレーションで取り扱う既設システム(DCS*、MES*、EAM*、予兆検知システム、ファイルサーバーなど)が持つ各データ(計装TAG情報、アラーム・イベント情報、CSV、ファイルデータ)に唯一無二のタグである「構造化ID」を付与することにより、WIGARESプラットフォーム上でそれらデータへのアクセスを可能にします。

関係リンク

WIGARESでは「構造化ID」同士のFrom-Toの関係性を「関係リンク」として定義することが出来ます。例えば、FromデータとしてアラームX、Toデータとして対処マニュアルYを登録した場合、WIGARESはアラームXが発報された際に、自動的に対処マニュアルYの参照をユーザーにリコメンドすることが可能となります。

自己学習

上記「関係リンク」が定義されていない業務を行う場合、ユーザーはWIGARES上の検索機能により必要な情報を検索できます。WIGARESの「自己学習」機能は、この検索結果から自動で新たな「関係リンク」の定義を行い、次に同一業務を行う際には、検索することなくそれら情報の参照を可能とします。

  • * SIMT:構造化情報一元管理技術(Structured Identifier Management Technology):
    日立独自開発の特許技術「SIMT」は、WIGARESの機能を実現するコア技術です。
  • * DCS:分散制御システム(Distributed Control System)
  • * MES:製造実行システム(Manufacturing Execution System)
  • * EAM:設備資産管理(Enterprise Asset Management)

WIGARESの強み

WIGARESの強みを以下に示します。

  • 既存システムとの融合

    お客さまが今お使いのシステム・DB・コンテンツをそのまま活用することができ、融合を促進します。

  • ユーザーごとに応じた情報提供

    ユーザーが求める情報を識別し、さらにそこに関係性を持たせ、ニーズに応じた情報の活用を支援します。

  • プッシュ型情報通知

    DCS*などの連携するシステムで発生するアラームを起点に、関連する情報をガイダンスし、意思決定を支援します。

  • 新旧機能の追加/削除

    お客さまの業務の進化に合わせ、多様な機能や情報を足したり引いたり、自由度の高い運用が可能です。

  • 継続的に進化する拡張性

    サービスをスモールスタートで適用して段階的にサービス範囲や機能を拡張していただくことが可能です。

  • 使い慣れたソフトでの維持管理

    高度なITスキルを必要とせず、Microsoft Excel*とWIGARES内のエンジニアリングツールを用いることで、お客さま自身での維持管理が可能です。

  • * DCS:分散制御システム(Distributed Control System)
  • * Microsoft Excelは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

WIGARESの他システムとの連携

WIGARESはDCS*、MES*、設備管理システム、予兆診断システム、エネルギー管理システム、その他さまざまなシステムと連携をすることで、それらシステムに関する種々の業務の効率化を実現します。

イメージ:WIGARESの他システムとの連携

WIGARESの他システムとの連携(イメージ拡大)

また、WIGARESを多くのシステムと連携することにより、システムごとの業務効率化に加えて、複数のシステムを跨いだ複雑な業務のデジタル化が可能となります。

  • * DCS:分散制御システム(Distributed Control System)
  • * MES:製造実行システム(Manufacturing Execution System)
  • * CBM:状態基準保全(Condition Based Maintenance)
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