パナソニック株式会社の新潟工場では、構内物流の自動化を通して、次世代ファクトリーの推進をめざしていました。部品の保管・搬送における課題を解決するために、日立の搬送ロボット「Racrew(ラックルー)」を導入。その結果、省人化・作業負担の軽減・保管効率の向上といった複数の成果を上げました。
導入ソリューション
構内物流の自動化を実現する「Racrew」
概要
導入効果 | |
作業者数 | 約33% 削減 |
ピッキング効率 | 約2倍 に向上 |
保管能力 | 約1.6倍 に向上 |
入庫作業効率 | 約3倍 に向上 |
「Racrew」(ラックルー)は株式会社日立インダストリアルプロダクツの日本における登録商標です。
導入による構内物流の変化
入庫プロセスの
自動化
出庫プロセスの
効率化
次世代ファクトリーを
支える安全性と
運用体制の構築
作業の効率向上
運用の安全性向上
構内物流を自動化したことで、次世代ファクトリーへの第一歩を踏み出せました。
作業の効率化に加え、安全性の面でも安心して運用できる環境が整いました。
導入プロセス
約1カ月の短期間工事で導入を実現
工場課題のヒアリング・
構内物流の現状分析
標準パッケージ+
個別カスタマイズの設計
設備製作・テスト・
据え付け工事(工期:約1カ月)
上位システム連携・
運用開始
導入後の定期保守・
トラブル対応体制も整備
今後の展望
次世代ファクトリーをさらに加速
本プロジェクトを皮切りに、パナソニックの新潟工場ではさらに次世代ファクトリーを加速予定。
他拠点展開も視野に入れており、構内物流全体の最適化に向けた取り組みを続けています。
日立は、物流センターや製造現場の構内物流自動化を支援し、今後もDX推進をサポートしてまいります。
日立のファクトリーオートメーションは、
構内物流はもちろん、建屋の建設なども一貫して支援します
生産現場の改革に不可欠な構内物流の必要性に迫る
日立のファクトリーオートメーションがなぜ選ばれるのか、必要なのかを
コラムで詳しく解説していきます