
若手社員座談会 「大きなモノづくり」「チームワーク」が魅力!
若手社員が、入社の経緯やギャップから仕事のやりがい・チームワークなど、日立の鉄道ソリューションの魅力を語ります。休日の過ごし方や各事業所のおもしろい特徴も教えてもらいました。
座談会を見る本当は妊娠安定期に入ってから伝えたかったのですが、つわりが始まってみたら出勤の満員電車がつらくて……予定を早め、妊娠2ヶ月目くらいで報告しました。当時の上司は「サポートが必要なことは遠慮せず全部言ってね」と声をかけてくれて。それからは体調不良の際などは事細かに相談し、産休前にも必要に応じて休みをいただいていました。
私も同じく2ヶ月ごろ、胎児の心拍が確認できて少し経ったくらいに直属の上司には伝えました。早めに伝えたほうが、私の仕事を代わってくれる方を上司が検討しやすいと思ったんです。上司からは「子どもはかわいいよ」などと前向きな言葉をかけてもらいました。
私が最初の産休を取ったのは15年くらい前のことなので、だいぶ記憶が薄れているのですが……(笑)。夜間作業が続くプロジェクトを担当していたころだったので、計画に影響が出ないよう、みなさんと同じく安定期よりも早く報告したと思います。
業務の偏りや人員不足を防ぐためには、早めに報告するのが大事ですよね。でも相談さえすれば、ちゃんとバックアップの体制は整えてもらえました。
私が会社に伝えたのは、育休取得を希望する時期の半年ほど前だったと思います。当時はいまよりも男性育休が一般的ではなかったので制度も詳しく知らず、周りで取った人もいませんでした。でも、相談すれば受け入れられそうな職場でしたし、パイオニアになっても良いかなと思い、3人目の子どものときに初めて取得しました。取得を伝えたときには、上司や同僚は祝福の言葉とともに「業務はなんとかするから」と言ってくれたのが心強かったですね。
育休中はパソコンと携帯電話を会社に返却するうえ、もともとプライベートと仕事は分ける空気のチームだったので、休んでいる間はまったく仕事にふれることがありませんでした。なにか手続きがあるときも、チームではなく人事部門に連絡していました。丸一年しっかりと育児に専念できたのは、気分が切り替えられてすごくありがたかったですね。
育休中はパソコンが手元にあったものの、実際に開く機会は育休の申請手続きくらいしかありませんでした。復職した際には「休暇の間に部下がすごく頑張って成長した」と上司から教えてもらい、これは嬉しかったですね。業務の再開もとくに問題なくスムーズでしたし、上司と同僚、職場のみんなに感謝しています。
私は復帰後、働く時間を柔軟に選べる制度に助けられました。育児・介護中の社員や海外とのやりとりがある社員は、事前申請をすることで夜や早朝に働くことができます。日中だけですべての業務を終わらせなければいけないと思うとプレッシャーになるので、必要な時は子どもが寝ている時間に作業を進められるのがとても便利でした。
わかります!
夕方は早めに退勤して子どもとお風呂に入るなど、できる限り一緒に過ごしています。子どもが寝た後に再び仕事に戻ることもあります。さらに、フレックスタイム制度(勤務時間帯に縛られない働き方)を活用することで、仕事を中抜けして授業参観に参加することも可能になりました。
この10年ほどで、会社もずいぶんフレキシブルになりましたよね。コロナ禍を機にリモートワークが浸透したのも、働きやすくていいなぁと思っています。
いまは、私は仕事から、子どもたちは学校から帰ってきた夕方に、おやつを食べながらおしゃべりをするなど一緒に過ごして、またそれぞれに塾や習い事、仕事や家事へと取り組んでいく、そんなお互いのリズムの中にある何気ない日常をとても大事にしています。
子どもが楽しそうに遊んでいたり、気持ちよさそうに寝ていたりするのを眺めると、とってもかわいいなと思います。ランチを買って公園で食べたり、小さな動物にエサをあげられるような場所に遊びに行ったり、ちょっとしたお出かけが楽しいです。
リフレッシュ休暇制度(※)を活用して、家族ではじめて海外旅行に行きました。シンガポールでサファリパークや海、プールでたくさん遊んで、とっても楽しかったです。長旅でドキドキしましたが、これからも思い出作りでいろんなところに行きたいなと感じました。
※入社10年目から5年ごとに5日間の休暇が取得できる制度
妻と3人の子どもたちが仲良く笑い合っているのを見ると幸せですね。その後に子どもたちがケンカを始めたりするんですけど(笑)。それから、子どもが折り紙やブロックなど、何かに集中して取り組んでいる姿を見るのも大好きです。
僕はいま台湾新幹線のプロジェクトを担当していて、とても充実しています。ただ、子育てをしていると、働く時間はどうしても限られるもの。だからこそ毎日、毎週タスクを棚卸しして、やるべきことと優先順位を明確にする作業は欠かせません。フレックスタイム制度を最大限に活用していることもあり、家庭も仕事もそれぞれ大切にできていると感じます。
時間が限られるからこそ充実する……それは確かにありますね。出産前は知見を広げたくて幅広く手を出そうとしていたけれど、いまはもっとフォーカスを絞れるようになり、やりたいこと、やるべきことに集中できています。だから、やりたい仕事はちゃんとできている感覚があります。
私もやりたいことはできています。
というか、年次が上がるにつれてやりたいことが変わってきたといえるかもしれません。昔はバリバリのキャリアウーマンに憧れていましたが、いまはワークライフバランスを重視したい気持ちも大きくなってきています。だから、今のライフステージでは家庭を優先したうえで仕事をしたいと相談し、会社はその働き方を尊重してくれていますね。
管理職として、一人ひとりの望む働き方やキャリアの方向性に寄り添っていこうと心がけています。あと、日常のちょっとした工夫でいえば、子どもとの時間に充てたい16〜19時はスケジューラーに「優先あり(調整可)」とあらかじめ入れています。普段は避けてもらいつつ、本当に外せない予定があるときは事前に相談してもらえます。
それ、いいですね!
真似したいです。私の工夫は、日ごろから周りに家庭の話をしておくことでしょうか。初めて一緒にお仕事する方々にも、状況をきちんと伝えておくようになりました。
現状を理解してもらうの、大切ですよね。出張なども子どもが生まれる前のように急に行くことは難しいけれど、早めにわかれば調整できるので、そのような状況であることを伝えておくことで周りにも理解をしてもらっています。
私が関わる案件は新規のものが多く、立ち上げまでも時間がかかるので、まずはひとつひとつのプロジェクトを成功させたいと思っています。そのために、日々の作業を地道に積み重ねています。限られた時間を有効活用する働き方も、もう少しうまくなりたいです。
子どもたちの成長は本当に早くて、ついこの間まで幼かった子どもたちがすっかり大きくなってしまったので、「今しかない」時間をきちんと楽しんでいきたいと思っています。それは仕事も同じ。いま一緒に働いているすばらしい仲間たちも、面白いプロジェクトも、いつまでもあるとは限りません。だから、時間や人、仕事をひとつひとつ大切にしながら自分も成長していきたいと思っています。
私は目の前の育児に追われている感があるので……もっと自分のキャリアや将来を見通せるようになりたいと思っています。直近の目標は、いま担当している新幹線の信号システムの案件を最後までやりきることです。
私は自分の業務に精一杯取り組むのはもちろんですが、誰もが意欲さえあれば育休を取得できるだけでなく、働き甲斐も感じられる、そんな会社にしていけたらと考えています。周囲で初めて育休を取得した後、何人かの男性社員から「どうやったら取れるの?」「取っても大丈夫だった?」などと相談を受けました。業務が偏っている状況では、休みたいと思っても言い出せない人も少なくないと思います。だから、いつでも誰でも取得できるように、チームや組織内でこれまで以上に情報を共有するなど、できることから体制を整える一助になりたいですね。
いまは具体的な想像ができなくて不安なことがあるかもしれませんが、大丈夫!なんとかなります。日立製作所にはさまざまな制度やサポートがあるので、自分の望む働き方やキャリアさえ明確にしていれば、やり方はいくらでも相談できます。
日立製作所は、望めばたくさんのチャンスと仕事を与えてくれる職場です。会社の規模が大きく、人員の融通も比較的効きやすいので、産休や育休を取得してもカバーしてくれる体制があります。もちろんそうしてもらうためには、事前の報連相(報告・連絡・相談)が大事。復帰後の家庭の体制も整えられるよう、パートナーともよくコミュニケーションを取ることをおすすめします。
仕事と家庭を両立する方法は、すべて人それぞれのオーダーメイドです。でも、日立製作所にはそうしたモデルケースがとてもたくさんあります。自分がどう働きたいかを考えて、周りに共有して、最適なやり方を探していけばいいのではないでしょうか。自分らしいバランスの取り方を探るのには、もってこいの職場だと思います。
世の中では、まだ男性育休が十分に浸透しているとはいえません。しかし、日立製作所はこの数年で、社内発信などによって男性でもずいぶん休暇を取りやすくなり、育休取得者が年々増えています。一年でも一ヶ月でも、きっと取得することができます。僕は育休を取得したからこそ、子どもの生活リズム、日々の成長を感じることができましたし、自分の人生や働き方を見直す貴重な時間を過ごすことができました。皆さんもぜひ、自分が望む家庭と仕事の両立、ワーク・ライフ・マネジメントを実現してください。
日立のワーク・ライフ・マネジメントについて知る
いっしょに鉄道のミライを作ろう!
新卒・キャリア採用
エントリー受付中!