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若手社員座談会 誠実な仕事を積み重ねて世界中に貢献できる

入社を決めたきっかけと、そのとき感じていた日立の魅力について教えてください。

上東

大きなモノづくりを通じて、世界の人の役に立ちたいという想いにマッチしていたのが鉄道業界だったんです。国内外問わずさまざまな鉄道をつくっている日立製作所なら、自分の技術をもって幅広い貢献ができるんじゃないかと思いました。

上畠

僕もそうです!

モノづくりに興味があって、とくに乗り物がいいなと思っていました。就活当時は日立がイギリス市場に打って出た時期で、その動向も気になり、即決でしたね。

山崎

私は周りの大人から「起きている時間の半分以上は働いているんだから、仕事は好きなことをやったほうがいい」と言われ、幼いころから好きだった鉄道業界を志望しました。なかでも日立は「鉄道の総合システムインテグレーター」として、鉄道に関わるすべてを納められるのがとても魅力的だったんです。ここに入社すれば、鉄道に関するさまざまなことが学べると思いました。

淵上

僕の入社のきっかけは「人々のよりよい生活のためにモノづくりの仕事がしたい」という想いからでした。そこから鉄道業界に絞り込んだのは、海外を訪れたとき、日本との違いを一番感じたのが鉄道だったから。便利な鉄道システムを途上国に導入する仕事は、とても意義があると思ったんです。それからインターンで2週間ほど働かせてもらい、和気あいあいとしつつも真面目な雰囲気に惹かれました。

山崎

確かに、社内の雰囲気の良さは私も感じました。面接のとき、あらかじめ用意した質問リストを消化するだけでなく、私の話をよく聞いていろんな質問をしてくださったのが印象的でしたね。ここでなら自分らしく働けそうだと思いました。

入社して感じたギャップはありますか?

上畠

生産技術という仕事は、思っていたよりも泥臭かったです。現場のモノづくりに直に触れられる良さもあり、想像よりアナログな作業が多いという驚きもあり……。でも、車両づくりは職人技の光る場面が本当に多い仕事なので、その現場をもっと働きやすくしていきたいと決意を新たにしました。

淵上

設計開発も泥臭い仕事は多いですね。お客様にかっこよくプレゼンしてスマートにモノづくりをする……といった華やかなイメージを持っていましたが(笑)、鉄道の安全に関わるポジションなので、地道な分析や試験がとても多いんです。ただ、そういった積み重ねのおかげで、お客様が安心して乗れる鉄道ができるんだという感動もありました。

山崎

鉄道好きだと最初は憧れが先行しがちですが、いざ働き始めると責任感や緊張感が増しますよね。自分が数字を一桁間違うだけで乗客の命に関わるかもしれないと思うと、背筋が伸びる。だからこそ、家族や友達が使うような路線のシステムを自分の手でつくりたい、という夢もできました。

淵上

数字を一桁間違うと……っていう感覚、ものすごく共感できます。

上東

本当ですよね。でも、これほど大きな会社なのに、入社して間もないうちからいろんな仕事を任せてもらえることには驚きました。仕様決定の部分から参加できるし、自分のアイディアを形にするチャンスも多い。いろんな挑戦をさせてもらえるのは、いい意味でのギャップでした。

一同

わかります!

もっと聞きたい! 業務とプライベートの両立はできていますか?

淵上

できていると思います。去年は息子が生まれて、3ヶ月間の育休を取りました。復帰してからも、定時で一度帰って子どもを寝かしつけてから残った仕事に取り掛かるなど、柔軟な働き方ができていますね。年に数日、会社独自の休日として、世間が働いている平日に休みがあるのもうれしいポイントです。

上畠

妻が読むと思うと「両立できています!」と胸を張っては言えないのですが……(笑)。でも、フレックスや半休が使いやすいため、子どもの行事や通院などにはわりと対応できています。プライベートと業務を両立するための環境が、どんどん整ってきていると思いますね。

上東

できています。長い連休が多いのも、日立のいいところのひとつじゃないでしょうか。世間が大型連休のときはしっかり休めるし、日立ならではの3連休も多いので、旅行に行ったりしやすいんです。

山崎

私もできています!

平日はバリバリ働いて休みはしっかり休む、メリハリがつけやすいですね。残業がまったくないとは言いませんが、忙しかった分はあとからきちんと休めます。去年は夏休みに11連休をもらって、オーストラリアに行ってきました。日立製の鉄道にも乗りましたよ!

働いていて、自分の成長や仕事のやりがいを感じる瞬間を教えてください。

山崎

入社3年目で、地上システムの試験を担当したときです。不具合を洗い出すための試験で、上司も含めて手探りのなか、職位関係なく意見を出し合って進めていく時間がとても勉強になりましたね。思いがけず責任重大なポジションを任されたうえ、自分が設計した機能が実装されることになり、うれしかったです。

上畠

僕は、現場の作業者の方々に認めてもらえたときでしょうか。配属されてすぐはわからないことだらけだったけれど、知識が増えるにつれ、対等に意見交換できるようになってきて。いまでは「この作業に困っているんだ」と声をかけてもらい、解決するための提案をばっちり返せることも。現場の役に立てるのは、やっぱり大きな喜びですね。

淵上

最初のうちは周りに頼ってばっかりだったのに、いつの間にか質問される機会が増えているのを感じると「自分も成長してるな」って思いますよね。

上畠

とくに他部署から質問が来ると、よりうれしいです。

淵上

わかります!

それから、鉄道事業者さんから「いろんなメーカーの装置を使っているけど、日立製は故障率がとても低いね」などと言われると、ものすごく誇らしいし、やりがいを感じます。

上東

そういう声でいうと、自分が入社2年目に担当した車両がデビューしたとき、YouTubeに「乗ってみた動画」がアップされたときはうれしかったですね。楽しんでもらえて良かったなぁ、という喜びがありました。そうしたリアクションが見られるケースはめずらしいけれど、そもそも自分の設計が無事に具現化し、発送までこぎつける瞬間を見届けたときは、本当に感動します。

成長を後押ししてくれる、会社のサポートはありますか?

淵上

社内の研修がものすごく充実していますね。「日立アカデミー」が提供している1000種類以上のセミナーや学習コンテンツから、好きなテーマを選んで受講できます。いままさに必要としている技術的な知識を勉強したり、今後の幅を広げるためにビジネスや語学を学んだり、自由にチャレンジできるのがありがたいです。

上東

僕もたくさん活用しています。担当していたプロジェクトで電気関係の不具合が発生したことを受けて、理解を深めるために回路の勉強ができるセミナーを受けたりしましたね。

山崎

私は週に一回、1時間マンツーマンでスピーキングとリスニングを学ぶ英会話レッスンを受けていました。これからの鉄道には世界進出が欠かせないので、みんな英語には力を入れているんです。

上東

そのほかのサポートといえば、やっぱり社内のチームワークですね。日々協力しあいながら仕事をしているし、不具合が起きたときにはいっそう一致団結して解決をめざします。

上畠

トラブルを経験するとチームの仲が深まりますよね。いろんな部署の人と密に関わるいい機会にもなるなって思います。もちろん、トラブルなんてないほうがいいんですが(笑)。

淵上

担当者が誰かなどは関係なく、全員が「日立のクオリティを守りたい」という想いを持っていますよね。同じ日立のメンバーとしてよりよいモノづくりがしたいし、その先で社会をよりよくしたいんだと思います。

もっと聞きたい! 笠戸/水戸のよさについて教えてください。

上畠

きれいな景色を眺めながら、家族や同期と一緒にバーベキューをしたりできる土地のよさが笠戸の魅力です。都心ではなかなかないリフレッシュの時間が取れているなと思います。できたばかりできれいな寮の生活もとてもよく、同期とのつながりが濃密になりました。屋上テラスで夜な夜なお酒を酌み交わし、いろんな話をしましたね。

上東

笠戸はとても住みやすい街です。生活に必要なものがコンパクトなエリアにまとまっているうえ、両隣には福岡や広島という大都市もあり、遊びに行くにも便利。上畠さんと同じく、きれいな寮の屋上で、同期と一緒に飲み語らったのもいい思い出ですね。

山崎

水戸は近くに市場があって、食べ物がなんでもおいしいです。スーパーに売っている魚や果物が高級店のクオリティで、びっくりしました。産地に近いと、食べ物の味ってこんなに変わるんですね。それでいて特急を使えば東京まで一時間半だし、便利なところも気に入っています。

淵上

水戸事業所がある勝田駅は、周辺においしい居酒屋さんがたくさんあります。同期と一緒に、おいしい魚と日本酒を味わうのが楽しみのひとつです。それから、ゴルフ練習場が多いのも魅力。都内に比べると一球あたりの値段が半額以下なので、リーズナブルにたくさん練習ができます。

グローバルとの関わりを実感するのは、どんなときですか?

淵上

入社6年目のとき、ドイツで行われる世界最大の鉄道展示会に出席しました。当時はコロナがちょっと落ち着きつつあったころで、ずっとオンラインでやりとりしていた海外のサプライヤーさんとようやく顔を合わせることができて、感動しましたね。最初のあいさつではよそよそしかったのに、僕がずっと一緒に仕事をしていた日立の淵上だとわかると、とても打ち解けて話してくれて。オンラインのやりとりだけでやきもきした場面も多かったけれど、結果として仕事もしっかり成立したし、きちんと関係性が築けるんだと自信にもなりました。

上畠

入社してすぐのときは、海外向けの車両を工場内で見かけるだけで、こんな会社で働けるんだってわくわくしちゃいました。いまはちょっと慣れちゃったけど(笑)、それでも自分の関わった車両が世界へ発送されていくのを見るときは、やっぱりうれしいですね。

上東

僕が設計した車両は、先日パナマに旅立っていきました。いつか現地まで見に行きたいし、乗ってみたいです。ただ、海外案件を担当できるのは面白いけれど、時差の問題を痛感しますね。いまはイギリスやイタリアの工場と連携しているため、日本時間の夕方から夜にかけての打ち合わせが多いんです。

淵上

夕方からはじまる英語の打ち合わせ、ちょっと気合いが必要ですよね(笑)。

上東

そうなんです(笑)。でも、そういうときはフレックスを使ってちょっと遅めに出社するなどして、業務時間を調整していますね。それに海外案件は入社時から希望していたので、複数のプロジェクトに携わり、自分たちの技術をいろんな国に届けられる喜びのほうが勝っています。

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