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ひたちなか総合病院

令和2年度 株式会社日立製作所 ひたちなか総合病院 病院指標


年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 183 122 148 195 337 565 848 1,669 1,321 255

幅広い年齢層の患者さんにご利用いただいております。高齢化の時代の中で、60歳以上の患者さんの割合が全体の70%、70歳以上の患者さんの割合が50%であり、入院患者さんの2人にひとりは70歳以上の患者さんです。

リウマチ科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等1 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 36 20.5 15.3 2.8% 55
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2ガンマグロブリン 定義副傷病なし 15 62.4 23.1 0.0% 65
070560xx99x01x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病あり - - 25.1 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.0 - -
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2なし - - 15.9 - -

自己免疫性疾患を診療する診療科です。当院はリウマチ・膠原病センターとして活動している関係から、重症で多様な病態・合併症を呈する全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患が上位を占めています。(全身性エリテマトーデス・血管炎など膠原病の患者さんです。)

神経内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 16.1 18.2 12.5% 74
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 11.2 7.5 0.0% 55
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2エダラボン 定義副傷病なし 15 41.7 15.6 6.7% 74
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等2なし 13 34.9 17.0 15.4% 55
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2ガンマグロブリン 11 17.2 16.9 9.1% 65

神経内科は「脳、神経、筋肉の病気」を担当する専門内科であり、疾患は脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)、てんかん、神経変性疾患(パーキンソン病、運動ニューロン疾患など)、末梢神経障害など多岐に渡ります。慢性炎症性脱髄性多発神経炎などの炎症性末梢神経障害では、ガンマグロブリン療法が有効であり、当院でも治療を行っています。また、パーキンソン病を含めた神経変性疾患については、病初期の診断から進行期の治療・リハビリまで幅広く対応しています。脳梗塞の場合、当院は回復期病棟(リハビリ病棟)が併設されており、急性期の治療が終了した後も同一の病院内でリハビリを継続できます。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 40 3.2 3.4 0.0% 70
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2(化学療法ありかつ放射線療法なし) 定義副傷病なし 33 22.5 9.4 0.0% 72
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 25 2.0 2.0 0.0% 60
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 20 21.9 18.6 5.0% 70
040170xxxxxx0x 抗酸菌関連疾患(肺結核以外) 定義副傷病なし 15 4.1 9.4 0.0% 70

呼吸器内科は主に肺がん、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、睡眠時無呼吸症候群等を診療する診療科です。入院患者さんでは肺がん、睡眠時無呼吸症候群の検査の患者さんが多く、気管支鏡や局所麻酔下胸腔鏡検査で肺がんと診断された患者さんの化学療法治療目的の入院が多いです。

循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 111 16.2 17.2 2.7% 81
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1(心カテ) 手術・処置等2なし 94 2.3 3.1 2.1% 70
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等あり 61 11.3 12.1 0.0% 70
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1(心カテ) 手術・処置等2なし 54 3.7 4.4 0.0% 73
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1(心カテ) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 33 8.3 10.6 0.0% 78

循環器内科は主に心臓・血管にかかわる病気の検査・治療を行います。代表的な病気としては(心臓自体の血管である)「冠動脈」が細くなったり、詰まってしまう「狭心症」や「心筋梗塞」といった虚血性心疾患といわれる疾患があります。また、虚血性心疾患やそのほか高血圧や不整脈などの心臓のダメージの最終像である心不全が当科の主な入院対象となります。昨年度の傾向はおおむね2019年度と変わりませんが(昨今の薬物治療の進歩等)若干ずつ各疾患の入院が減っています。

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等1 手術・処置等2(リツキシマブ+レノグラスチム等) 定義副傷病なし 15 28.8 31.9 0.0% 73
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等1 手術・処置等2(リツキシマブ+レノグラスチム等) 11 19.6 20.3 0.0% 74
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2(化学療法) - - 38.3 - -
130010xx97x0xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2なし - - 14.7 - -
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2(化学療法ありかつ放射線治療なし) - - 30.8 - -

血液の病気を診療する診療科です。当院の特徴として、高齢者の診療が主体となっています。悪性リンパ腫(特に非ホジキンリンパ腫)、急性白血病、骨髄異形成症候群などの高齢者に多い血液疾患が入院診療の中心となっています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 117 11.1 9.5 6.0% 76
060335xx99x00x 胆嚢炎等 手術なし 手術・処置等1 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 47 14.1 11.0 6.4% 75
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 43 5.7 2.7 0.0% 67
06007xxx97x00x 膵臓、脾臓の腫瘍 内視鏡的胆道ステント留置術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 29 13.5 12.3 0.0% 76
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) 手術その他の手術あり 手術・処置等2なし 24 10.1 10.8 0.0% 71

消化器内科は胃・大腸などの消化管や肝臓・胆嚢などの病気の診断・治療を専門とする診療科です。内視鏡(胃カメラ)を用いて総胆管結石の除去などの治療を受けられている患者さんが最も多く、その次が大腸のポリープ・早期癌を内視鏡(大腸カメラ)で摘出されている患者さんです。

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 41 21.2 20.5 36.6% 84
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 32 16.2 13.0 18.8% 80
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等21あり 21 14.1 14.6 4.8% 62
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 15 6.3 4.9 6.7% 72
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 15 17.8 14.0 40.0% 72

内科では、社会の要請に応じて対応を柔軟に変えている「総合内科」の機能を担っております。この数年は高齢な方の感染症や複数の問題をかかえる患者さんの対応、また他院で診断がつかないケース(不明熱など)の対応が中心となっております。「〇〇だけみたら終わり」とはならない、全身を診るをモットーとしております。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 35 1.0 2.1 0.0% 4
030270xxxxxxxx 上気道炎 13 6.0 4.9 0.0% 2
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 13 6.3 13.0 0.0% 1
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 3.4 7.5 0.0% 7
040100xxxxx00x 喘息 手術 手術・処置等1 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 6.9 6.5 0.0% 4

2020年度はCOVID-19の影響により、全国的に小児科の入院、呼吸器感染症の患者さんは激減し、当院も同様の傾向が認められました。入院患者さんの平均年齢は5歳以下、平均在院日数は全国平均よりも短期間になっており、転院を要した患者さんはいませんでした。食物アレルギー患者さんの、食物負荷試験目的の入院が目立っています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) 手術ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 87 3.3 4.9 1.2% 73
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 58 13.8 16.2 1.7% 71
060335xx02000x 胆嚢炎等 手術腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 53 5.2 7.2 0.0% 59
060150xx03xxxx 虫垂炎 手術虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 40 4.1 5.4 0.0% 34
060040xx02000x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 33 12.7 15.3 0.0% 66

当院の外科では主に消化器、呼吸器、乳腺疾患を担当していますが、鼠径ヘルニアも多く治療しています。がんの患者さんでは、結腸、直腸が多く、良性疾患では、胆石症・胆のう炎や虫垂炎の患者さんが多くなっています。いずれの患者さんも比較的短期間で退院されています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 手術人工骨頭挿入術 肩、股等 114 39.0 25.1 3.5% 81
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 36 56.2 18.8 8.3% 77
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 36 3.8 5.2 0.0% 56
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 手術骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 16 35.6 18.7 0.0% 58
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 手術骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 13 23.3 15.0 0.0% 69

高齢者の股関節周囲骨折を中心に入院しており、患者数の大きな変化はないです。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 11 4.3 5.4 0.0% 58
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 6.3 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術その他の手術あり 手術・処置等1なし - - 4.8 - -
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし - - 12.9 - -
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 手術鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 5.3 - -

形成外科は頭部・顔面・手・足など、外から見える部分を中心に先天的な形の異常および後天的な体表面の腫瘍、変形、外傷、瘢痕(創痕)などを対象にする診療科です。皮膚腫瘍、救急の充実により顔面外傷も多いです。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 117 2.3 2.5 0.0% 70
11012xxx04xxxx 上部尿路疾患 手術体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 105 2.4 2.7 0.0% 58
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 手術膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術  手術・処置等2なし 64 9.2 7.1 0.0% 75
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等2(化学療法) 定義副傷病なし 46 3.4 10.0 0.0% 75
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 手術経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 29 8.6 5.7 0.0% 64

当院では、膀胱がんの患者さんと前立腺疾患の患者さんが多いです。表在性膀胱がんでは、経尿道的手術、膀胱内注入療法、浸潤がんでは抗がん剤治療、放射線治療、膀胱摘出手術を行っています。前立腺がん検診者の要検査依頼が多く、前立腺がんも多く見つかります。早期前立腺がんでは、薬物療法以外に手術療法、放射線療法などのご提案を行っています。排尿障害を有する前立腺肥大症の方も多く来院されており、薬物療法あるいは内視鏡を用いた経尿道的前立腺切除術を行っております。

耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 21 8.0 7.9 0.0% 16
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 12 5.5 5.6 0.0% 37
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 10 3.8 4.9 0.0% 60
030428xxxxxxxx 突発性難聴 - - 8.8 - -
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり - - 7.2 - -

入院患者数、疾患ともに例年並みであった。

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 36 - 14 39 - 22 1 7,8
大腸癌 45 44 63 57 - 25 1 7,8
乳癌 24 30 - - - - 1 7,8
肺癌 - 22 24 56 - 14 1 7,8
肝癌 - - - - - - 1 7,8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

患者数としては、大腸癌が最も多くなっています。次いで、肺癌、胃癌、乳癌となっています。胃癌、大腸癌、肺癌では、ステージIII、IVの進行がんが多いのが特徴です。当院は、内視鏡的治療、手術、抗がん剤治療、放射線治療など患者さんの状態に合わせた集学的治療を行っています。また、再発の患者さんへも、緩和ケアを含めた適切な治療を行っております。

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 40 20.0 79
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

さまざまな重症度の肺炎患者さんを診療しています。高齢になればなるほど重症傾向となり、入院期間も長くなる傾向があります。

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 56 47.8 78 13.2%
その他 12 54.4 74 2.9%

当院に入院した脳梗塞患者さんの82%は発症3日以内に治療開始されています。早期診断、早期治療開始、早期リハビリとともに、円滑な急性期から回復期リハビリ病棟への移行により、発症後のADL(日常生活動作)障害が軽減されます。当院でも発症3日以内で入院し治療介入した場合、在院日数が短期間になる傾向がみられました。さらに当院の特徴として、急性期医療だけでなく、回復期リハビリテーションを担う回復期リハビリテーション病棟を有しており、急性期から回復期、在宅まで一貫した総合的な脳梗塞治療管理を行うことが可能です。回復期病棟は当院で急性期治療を終えた脳梗塞患者さんだけではなく、他院からの回復期リハビリ目的での転院も受け入れています。

循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 45 1.4 7.0 2.2% 71
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 29 0.1 12.0 6.9% 71
K5461 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞に対するもの) 28 0.0 13.5 3.6% 71
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 21 2.3 8.4 0.0% 78
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他のもの) 16 0.7 2.4 0.0% 77

循環器内科の病気としても代表である狭心症・心筋梗塞は急性期の病気の典型的なものです。当院でも緊急性の高い不安定狭心症、心筋梗塞に関して原則全ての患者さんの治療に対応できる体制をとっております。また、近隣の医療機関からの紹介も含め、予定入院で対応できる狭心症の治療に関しては、ほぼすべての患者さんが短い入院期間で治療を終えることができるようになっております。徐脈性不整脈の治療であるペースメーカーの移植術も、2019年度と同様の件数で行っております。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 150 2.1 10.7 4.7% 76
K6871 内視鏡的乳頭拡張術 38 2.9 6.9 7.9% 74
K654 内視鏡的消化管止血術 36 1.2 12.2 5.6% 74
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 33 2.2 5.3 3.0% 73
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 28 2.3 3.0 0.0% 65

総胆管結石や、がんなどによる胆道狭窄・閉塞・感染に行われるものが内視鏡的胆道ステント留置術です。内視鏡的乳頭切開術は総胆管結石を取り除く際に行われる治療です。内視鏡的消化管止血術は消化性潰瘍(胃潰瘍・十二指腸潰瘍など)からの出血を止める処置です。現在は内視鏡的手技が大きく進歩し、開腹ではなく内視鏡的に胆道系の治療や、消化管出血の止血、また早期胃癌や早期大腸癌などの治療が可能なケースも増えており、当院ではこれらの手技を積極的に消化器内科が施行しております。

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 80 1.0 1.2 1.3% 74
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 79 0.9 3.2 0.0% 59
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 43 3.3 8.7 0.0% 69
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 39 0.3 2.8 0.0% 34
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 28 4.8 14.5 7.1% 74

ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多く施行されています。いずれも比較的短期間で退院されています。次いで、腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術、腹腔鏡下虫垂切除術、結腸切除術が多く施行されています。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 98 1.9 35.0 2.0% 81
K0462 骨折観血的手術(前腕) 49 3.7 8.9 0.0% 59
K0811 人工骨頭挿入術(股) 37 2.7 37.8 5.4% 79
K0463 骨折観血的手術(膝蓋骨) 19 2.2 13.1 0.0% 52
K0821 人工関節置換術(股) 18 2.4 34.8 0.0% 67

COVID-19による影響で退院調整に苦慮し、転院率が低下し、在院日数長期化の傾向にあります。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 103 0.1 1.1 0.0% 57
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 86 1.7 6.7 0.0% 74
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 27 1.5 5.8 0.0% 64
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 26 1.1 7.6 0.0% 66
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 13 1.9 4.5 0.0% 71

経尿道的膀胱腫瘍切除術が泌尿器科では多く施行されています。一般的に手術後7日前後の入院期間です。尿路結石症の方も多く、ESWLという体外衝撃波腎・尿管結石破砕術が多く施行されています。最近レーザーを用いた経尿道的尿路結石除去術をお受けいただく患者さんが増加しています。

形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹) 10 0.8 2.4 0.0% 60
K333 鼻骨骨折整復固定術 - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) - - - - -
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) - - - - -

形成外科は頭部・顔面・手・足など、外から見える部分を中心に先天的な形の異常および後天的な体表面の腫瘍、変形、外傷、瘢痕(創痕)などを対象にする診療科です。当院では形成外科で一般的な皮膚腫瘍・軟部腫瘍のほか、静脈瘤や眼瞼下垂といった変性疾患の症例も増えつつあります。体表の外傷も多いです。

耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 19 1.0 6.6 0.0% 21
K3932 喉頭腫瘍摘出術(直達鏡) - - - - -
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) - - - - -
K4571 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) - - - - -
K370 アデノイド切除術 - - - - -

手術件数、術式ともに例年並みであった。

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 26 0.5%
異なる 21 0.4%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 14 0.3%
異なる - -

敗血症は悪性腫瘍などの治療経過中に免疫不全状態等から合併することが多い病態です。当院では、悪性腫瘍、自己免疫疾患の患者さんが入院経過中に新たに合併し発症される例とともに、外来での化学療法、生物学的製剤治療中に合併し発症され、入院される例が大多数です。手術・処置等の合併症は、ゼロにすべく努力しておりますが、出血、感染、縫合不全、膿瘍形成等が認められています。

更新履歴

2021年9月22日
  • 令和2年度 病院指標を新規掲載しました
2020年9月16日
  • 令和元年度 病院指標を新規掲載しました
2019年9月18日
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2018年9月26日
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2017年9月22日
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2016年9月26日
  • 病院指標を新規掲載しました