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情報漏洩事故を引き起こすウイルスとファイル交換ソフトの使用に関するご注意

*本ページの記載内容は、過去の履歴であるため、リンク先が中止または削除されていることがあります。予めご了承ください。

概要

最近、相次いで報道されている情報漏えい事故の大部分は「Antinny」(アンティニー) と呼ばれるウイルスに感染したパソコンが原因となっています。また、Antinnyウイルスに感染した場合、情報の漏えいだけではなく、特定のホームページに攻撃を行なう場合もあり、利用者は被害者となるだけではなく、場合によっては加害者となることもあります。

Antinnyウイルスの特徴

主な感染経路Antinnyウイルスは、主に、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じて拡散します。「Winny」などのファイル交換ソフトについては、ご利用をお控えいただくことをお勧めいたします。

感染すると

Antinnyウィルスは、次のような悪質な活動を行います。

  • 感染したパソコン内にあるメールや文書などのファイルを、パソコンの利用者に気づかれないように外部に送信する。
  • 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が運営するホームページなど、特定のホームページ(サイト)に対する攻撃を行う。

対策情報

利用しているパソコンにおきましては、Antinnyウイルスに感染していないかどうかの確認を、強くお勧めいたします。

  1. Antinnyウイルスに感染していないか、確認しましょう。
  2. 万一、感染している場合には、ウイルスを駆除しましょう。
  3. 日頃から、お使いのパソコンを安全な状態に保ちましょう。
    • Windows Update(ウィンドウズ・アップデート)またはMicrosoft Update(マイクロソフト・アップデート)
    • ウイルス対策ソフトウェアの利用

Antinnyウイルスについての対応策や、感染の確認および駆除の方法などが、下記のページに掲載されています。対策を行なう際に、ご参照ください。

ITelecom-IASC Japan
ISPとの連携によるAntinnyウイルス感染ユーザへの注意喚起の取り組み
ANTINNYウイルス対策サイト
マイクロソフト社
ファイル共有ソフトによる情報の流出について 情報を手に入れるつもりが、情報を差し出す事に…

なお、修正プラグラム適用などの処置をする場合は、事前に十分な動作確認を実施した後に業務運用環境へ適用されることを強く推奨いたします。

関連サイトのご案内

内閣官房
Winnyを介して感染するコンピュータウイルスによる情報流出対策について
情報処理推進機構
Winnyによる情報漏えいを防止するために漏れているのは、官公庁や大企業の情報だけではない
マイクロソフト社
悪意のあるソフトウェアの削除ツール
Microsoft Update
トレンドマイクロ社 ウイルスデータベース
Antinnyウイルスに関する情報
シマンテック社 Security Response
Antinnyウイルスに関する情報
マカフィー株式会社
ウイルス情報

更新履歴

2006年3月17日
  • 関連サイトに内閣官房を追加しました。
2006年3月16日
  • このセキュリティ情報ページを公開しました。

HIRTの取り組み
Antinnyウイルス対策の一環として、Telecom-ISAC Japan(※)の「ACCS殿の『攻撃者に対する注意喚起』に向けた取組み」に積極的に協力をしています。

Telecom-IASC Japan
ACCS殿の「攻撃者に対する注意喚起」に向けた取組み
  • * 財団法人 日本データ通信協会 Telecom-ISAC Japanは、情報通信基盤の安心・安全を確保するために活動している組織であり、株式会社日立製作所も会員メンバーとして参画しています。
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