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オートメーション

2026年5月29日公開
オンプレミス環境の業務システムでは、特定ファイルの作成・更新を契機として、バッチ処理を実行するケースがよくあります。これは、外部システムや前工程からのデータ連携を確実に行うための一般的な方法です。
クラウドへ移行した業務システムでこの仕組みを実現するには、クラウドストレージへのファイルアップロードなどを契機として処理を開始できるようにする必要があります。
ここでは、統合システム運用管理 JP1を活用して、Google Cloud Storage 上のファイルを監視し、ファイルの更新を契機に次の処理を実行する業務フローをローコードで作成する方法をご紹介します。

【使用するツール】
(以降、JP1/AJS3 for CSAと表記します。)
または
サンプルコンテンツを使って、Google Cloud Storage を監視するための設定を行います。
| 監視対象とする事象 | オブジェクト監視定義ファイル (サービス上のオブジェクトの監視定義) |
サービス連携監視ジョブ定義ファイル (Google Cloud Storage に接続して監視するための定義ファイルのひな形) |
アイコンファイル | |
|---|---|---|---|---|
| Google Cloud Storage サービス上のオブジェクトの作成、更新、削除 | sample _slobjmondefGCCloudStorage_objmon.txt |
sample _slmonjobdefGCCloudStorage_objmon.txt |
CUSTOM_PC _GCCSMON.gif |
サンプルコンテンツは、JP1/AJS3 for CSA またはジョブ管理 JP1 Cloud Service/Job Management をご利用いただいているお客さまが利用できます。
![設定画面に反映された内容を確認したあと、[登録]ボタンをクリックします。](../img/automation/0010/auto1002.png)
JP1/Automatic Job Management System 3 - Viewに部品(カスタムイベントジョブ)として登録するための定義ファイルを作成します。
定義ファイルは、サンプルコンテンツ「サービス連携監視ジョブ定義ファイル」をインポートして、Google Cloud Storage の接続情報と監視定義の組み合わせを選択することで簡単に作成できます。
![Google Cloud Storage の接続定義と監視定義の組み合わせを確認して、[登録]ボタンをクリックします。](../img/automation/0010/auto1003.png)
![作成したサービス連携監視ジョブ定義を選択して、[定義ファイルを出力]ボタンをクリックします。[定義ファイル出力]画面が表示されるので[出力]ボタンをクリックします。](../img/automation/0010/auto1004.png)
お客さま環境で利用できるサービス連携監視ジョブ定義ファイルが出力されます。
2.で出力したサービス連携監視ジョブ定義ファイルとサンプルコンテンツのアイコンファイル(CUSTOM_PC_GCCSMON.gif)を使って、Google Cloud Storage 監視用の部品(カスタムイベントジョブ)をJP1/Automatic Job Management System 3 - Viewに登録します。
| ajscsajobreg -d 定義ファイルのパス -n カスタムイベントジョブ名 -i アイコンファイルのファイル名 |
![[ジョブネットエディタ]画面の[カスタムイベント]タブに、登録したサービス連携監視ジョブのアイコンが表示されます。](../img/automation/0010/auto1005.png)
![[ジョブネットエディタ]画面で、[カスタムイベント]タブの[(CS)]アイコンをドラッグアンドドロップして、実行する処理(ジョブ)を追加します。](../img/automation/0010/auto1006.png)
![[詳細定義]画面で、監視対象オブジェクト名や監視条件などを定義します。](../img/automation/0010/auto1007.png)

Google Cloud Storage 上のファイルを監視し、ファイルの更新を契機にクラウド環境で処理を実行する業務フローをローコードで作成できました。
オンプレミス環境から一部の業務システムをクラウドリフトしても、これまでと同様の業務連携をローコードで実現できます。
最後までお読みいただきありがとうございました。