WATER ENVIRONMENT SYSTEMS FIELD WATER ENVIRONMENT SYSTEMS FIELD 水環境システム分野

BUSINESS ACTIVITIES BUSINESS ACTIVITIES 事業領域

  • 水環境ソリューション

    日立の水事業への取り組みは、100年以上の歴史を持ち、水源保全・上下水道・雨水排水・水再生など幅広い分野に貢献してきました。 日立全体としても、創業以来の「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念を掲げ、ライフラインを支えるために信頼性・安定性・安全性を重視した製品やシステムを開発・納入しています。今日までに全国2100以上の浄水場、下水処理場関連施設に、電気設備や監視制御システムを納入してきました。
    日立は、お客様との長年にわたる協力関係から得た豊富な実績と経験に加え、自社の持つ最新技術を活かし、IT(※1) × OT(※2) ×プロダクトの融合による効率的で効果的なソリューションを提案しています。地域ごとの特徴とニーズに合わせた水環境ソリューションを提供することで、安全・安心で持続可能な水環境の実現に取り組んでいます。

    ※1 Information Technology(情報技術)
    ※2 Operation Technology(制御・運用技術)

    水環境ソリューション

SIGNATURE TECHNOLOGIES SIGNATURE TECHNOLOGIES 特長的な技術

  • 監視制御システム(AQUAMAX)

    日立ではお客様のニーズに合わせたシステムを提案、設計、製作し、出荷後の現地試運転まで一貫して取り組んでいます。AQUAMAXは、その中核となる監視制御システムで、スケーラブルアーキテクチャ、シームレス化(場内/ 場外、情報系連携)、業務支援型HMIを基本コンセプトとしており、段階的増設、部分的更新が可能な、高い信頼性と柔軟性を持ったシステムです。

    監視制御システム(AQUAMAX)
  • 水運用計画技術

    水道事業では、水需要の変動に対応し、安定して過不足なく水道水を供給することが重要です。日立の水運用計画技術は、気温や天候、曜日などから水需要を予測し、取水と送水の安定運用と省エネを両立する運用計画を立案します。安定供給に加えて、取水・送水ポンプの消費エネルギーの削減も実現します。

    水運用計画技術
  • 水処理制御技術

    下水処理場の活性汚泥法における硝化反応をモデル化してリアルタイム制御を実行します。夏や冬といった季節などによって変わる処理能力を実績値の学習により認識し、現在の流入負荷を処理するのに適切な風量を求めて、制御します。これにより処理を安定化して風量の過不足を抑制し、水質を維持しつつブロワ消費電力の削減(省エネ)を図ります。

    水処理制御技術
  • データ活用運転支援技術

    浄水場や下水処理場におけるデータの活用により上下水道施設の運転管理を改善し、安全・安心で持続可能な水循環を実現します。収集したデータをシミュレーションや統計処理、AIにより分析することで、施設の稼働状況や水量・水質の変動を把握し、適切な運転管理方法の提示や設備の運転パラメータの自動調整を実施します。これにより、人的ミスや手作業による運転管理者への作業負荷軽減や、省エネや環境負荷低減による脱炭素社会の実現に貢献します。

    データ活用運転支援技術

TOPICS TOPICS トピックス

運転・保全管理支援システム

水道施設の老朽化、人材不足などの課題に対し、日立は、安全・安心な水道水供給の持続に向け、長年培ってきたOTとITを活用した運転・保全管理支援システムを提供しています。
広域に分散配置された複数の施設の運転データと保全データを収集し、水質や水量のシミュレーション、統計処理、AI(※)などを活用して、運転管理や施設の保全業務を支援します。

※ Artificial Intelligence(人工知能)
*IoT-GW:Internet of Things Gateway(データ集配信)

運転・保全管理支援システム