DIGITAL SOLUTION & CONTROL PLATFORM FIELD DIGITAL SOLUTION & CONTROL PLATFORM FIELD デジタルソリューション・制御プラットフォーム分野

BUSINESS ACTIVITIES BUSINESS ACTIVITIES 事業領域

  • 情報制御ソリューション

    電力・鉄道などの社会インフラに核として使用されるコンポーネント(ハード・基本ソフト群) およびソリューションシステムを設計開発しています。社会インフラシステムには24時間365日稼働できる高信頼性・タフネス性が要求されますが、日立では、CAD/CAMを用いた設計・製造・品質保証だけでなく、3D設計情報を活用したデジタルデータによる生産改革システムを工場内に構築することで、高品質・高効率なモノづくりを実現、世界経済フォーラムから世界の先進工場「Lighthouse」に日本企業で初めて選出されています。先端技術を駆使し、コンポーネントから、フォールトトレラント(※)システム、および無線応用システムなどのシステムまで手がけています。
    ※フォールトトレラント:仮にシステムの一部が故障しても、全体の機能が停止しないような仕組み

  • 制御システムのDX活動を支えるセキュリティの導入支援

    制御システムの安定稼働に加えて事業変革に向けたDX活動を支える、制御システムのセキュリティをライフサイクル全般でサポートしています。重要インフラをはじめとする制御システムで次のソリューションを提供しています。
    ・DX活動まで見据えて標準規格やガイドラインに基づきセキュリティの導入を支援するコンサルティング
    ・制御システムと情報システムの技術・ノウハウを組み合わせ、セキュリティスキルを育成するサイバー防衛訓練
    ・制御システムへのセキュリティ施策を提案・構築するシステムインテグレーションサービス
    ・制御システムのセキュリティ運用を見守るセキュリティ監視・分析支援サービス
    国際標準化活動や産学官活動などの社会貢献とあわせて、OT(Operational Technology)・IT統合の知見を活かし、お客様の制御・IoTシステムのセキュリティを強化していきます。

  • お客様の環境経営を「見える化」し、分析・改善を支援する環境情報管理ソリューション

    SDGsやESG投資への対応など、企業は環境に対する社会的責任が求められ、解決に向けて積極的に取り組むことが期待されています。
    日立では、製品・生産活動を環境視点で「見える化」することにより、お客様にて分析・対策・公開を容易に行える環境情報管理ソリューションを提供します。

  • アドバイザリサービス・自動化インテグレーション

    少子高齢化の影響による労働人口の減少や高齢化に伴うノウハウの継承が昨今問題となっています。
    日立大みか工場で培ったDXノウハウを社会・公共インフラ分野向けに適用し、業務分析からシステムインテグレーションまで一気通貫のサービスを提供します。

SIGNATURE TECHNOLOGIES SIGNATURE TECHNOLOGIES 特長的な技術

  • 制御サーバ装置/OSの開発

    電力・鉄道などの社会インフラを支えるプラットフォームとして、24時間365日の連続稼働、リアルタイム性が求められる制御サーバの開発を行っています。CPUボードやLANボード、筐体などのハードウェア開発に加え、オープンソースのLinuxをベースに、信頼性、可用性、保守性を高めた制御サーバ向けOSや、自律分散システムをサポートするネットワークミドルウェアを開発しています。

    制御サーバ装置/OSの開発
  • 組み込み用計算機の開発

    現場のインテリジェンス化やDXの実現に向けては、耐環境性、省メンテナンスに対応した電子・情報機器を長期にわたって安定稼働させる必要があります。組み込み用計算機では、ファンレス、HDDレスによって省メンテナンス化および耐震性や防塵性の強化で対応し、組み込みAIを活用したエッジコンピューティング、ネットワーク監視やフィジカルセキュリティ、車上での情報表示システムなど幅広く活用されています。

    組み込み用計算機の開発
  • 制御用ネットワーク装置の開発

    国際標準であるイーサネット(※)をベースとし、独自の高信頼化技術を搭載することで、オープン性、高信頼性を確保した制御ネットワーク「μΣNETWORK-1000」他を開発しています。高い信頼性・リアルタイム性が求められる制御系通信と、汎用のTCP/IPによる情報系通信を共存させることができます。
    ※イーサネットは富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の登録商標です。

    制御用ネットワーク装置の開発
  • コントローラ/PLC装置の開発

    発電所などの大規模プラントから、上下水道システム、製造ラインのような小規模システム用途など、システムに最適な制御(フィードバック制御、シーケンス制御)を実現させたプログラマブルコントローラとフィールド機器と接続する多種多様な入出力装置を開発しています。

    コントローラ/PLC装置の開発
  • 統合監視制御ソフトウェア開発

    プラントの運転監視制御には、プラント全体の容易な把握、24時間365日休むことない稼働、拡張や増設、保守など生産状況に応じた更新が容易であることなどが求められています。これらを実現するためのプラント総合監視制御ソフトウェアの開発・設計をしています。

    統合監視制御ソフトウェア開発
  • 制御システム向け次世代プラットフォーム開発

    電力・鉄道など社会インフラを支えてきたソフトウェア資産のマイクロサービス化とAIに代表される最新技術の融合を可能とするコンテナ技術を採用したミドルウェアの開発。さらに、監視・保守業務の向上をめざし、最新のWEB技術の導入とOSSを活用した画面を実現するミドルウェアを開発しています。

  • 制御システム向けセキュリティソリューションの開発とコンサル・訓練サービス

    サイバー攻撃の対象がプラントやインフラの制御に用いられる制御システムに変わり、セキュリティ対策は、制御システムの運用の基本活動となりました。制御システムの運用は、お客様ごとにノウハウがあり、それぞれの特性を活かした適切なセキュリティ対策が求められています。そういったニーズに柔軟に対応すべく、脆弱性可視化、不正アクセス検知、不正端末/不正デバイスの検知や遮断といった特定・防御・検知・対応・復旧に対するソリューションを開発しています。また、制御セキュリティのコンサルティングやサイバー防衛訓練サービスなど、包括的なサービス展開をしています。

    制御システム向けセキュリティソリューションの開発とコンサル・訓練サービス
  • 環境情報管理ソリューションをサポートするEcoAssistの開発

    多様化する環境活動の取り組みには、一元化された環境情報システムが不可欠です。EcoAssistは温室効果ガスの排出量、エコマーク製品仕様比率、総物質投入量など、さまざまな環境情報を海外含む多拠点から収集し、環境情報データベースで一元管理するクラウド型ソリューションです。柔軟性、汎用性、グローバル対応を備え環境情報の迅速な分析・改善、情報開示を支援するシステムの開発と拡販を進めています。

    環境情報管理ソリューションをサポートするEcoAssistの開発
  • AI技術を活用する修理リコメンデーションサービスの開発

    近年、産業・流通分野における産業機械やロボット、社会インフラ設備機器は、部品点数の増大や構造の複雑化、専門性の高まりに伴い、修理の困難化が課題になってきています。そこで日立は、最適な修理部品を自動で推薦する技術や問診により故障原因を探求する技術を開発し、修理リコメンデーションサービスとして事業化を推進しています。Deep LearningやBayesian Network、生成AIのAI技術を含む最新テクノロジーに常にキャッチアップし、新領域での開発を行っています。

    AI技術を活用する修理リコメンデーションサービスの開発
  • 予知・高度運用で新たな価値を創出する予兆診断ソフトウェアとデータ管理基盤の開発

    プラントや製造工場などで生まれる多種多様なデータを分析し、運転の高効率化や製造品質の向上などを実現するデジタルソリューションが注目されています。日立では、時系列データや電流データにAI技術を使って、プラントや生産設備の故障を事前に検知する予兆診断ソフトウェアや、データ分析業務に必要となるデータの一元管理やモデル化、データの前処理を支える、データ管理基盤を開発しています。

    予知・高度運用で新たな価値を創出する予兆診断ソフトウェアとデータ管理基盤の開発
  • AI認識技術を応用した現場見える化を実現するIoT商材の開発

    発電所や鉄道、鉄鋼などの社会インフラ設備には、人手による日常点検が必要な設備が多数あります。そこでは、長期稼動に伴う故障リスクの増大や、高齢化による点検員の不足などが課題となっています。この解決に向け、人の視覚や聴覚などの五感を、独自に超高効率化したAI技術(CNN、GMM、MT法など)で代替するなど、現場を見える化する高度なセンシングを行うIoT商材を開発しています。

    AI認識技術を応用した現場見える化を実現するIoT商材の開発
  • デジタルデータを活用した業務革新IoTソリューション事業

    少子高齢化、労働人口減少が進む作業現場において、「いかに作業性を向上させるか」が共通的な社会課題です。これまでは高い技術力と豊富な経験を持つベテランによるノウハウに依存した高度な作業性を獲得してきましたが、これら知見の技術伝承が大きな課題となっています。日立は、IoTにより「つながり、進化し続ける」工場を実現した大みか事業所での業務革新の社内実績・ノウハウにより、お客様の作業現場における課題解決に活用するとともに、日立グループ内外のさまざまな商材・ソリューションをトータルで提案・導入支援し、広くお客様の経営課題解決に貢献しています。

  • お客様との協創・コンサルティング

    日立では、製造現場における生産性向上を目的にIoTを活用した高効率生産モデルを確立し、大幅な生産リードタイムの短縮を実現しました。この現場オペレーション・デジタル化のノウハウをコア技術とし、お客様と一緒にデジタルトランスフォーメーション(DX)のあるべき姿を協創し提供することで、「人・モノ・設備」などの現有リソースを最大限に活用した業務革新システムの構築に貢献しています。

  • 設計エンジニアリング・生産エンジニアリング

    近年、製造業にはお客様の多様なニーズに合わせたモノづくりを行うマスカスタマイゼーションへの対応が求められています。受注を受けてから限られた期間で設計を行うカスタマイズ生産には、設計の効率化が欠かせません。日立では、最新のCAE、設計自動化、シミュレーション技術を組合せた次世代の設計手法を開発し、短期間で確実な設計が求められるマスカスタマイゼーションの課題を解決します。